ラーケーションで海外へ|年3日の休みで行ける親子短期留学【行き先5カ国】
2026/08/05更新
ラーケーションは、保護者の休暇に合わせて子どもが平日に学校を休み、校外で体験的な学習活動を行うことができる制度です。事前に届け出をすれば、欠席にはなりません。
取得できる日数は年3日という自治体が多数です。3日では海外まで行けないと思われるかもしれません。ですが週の選び方を変えるだけで、休み2〜3日で海外の語学学校に1週間通えます。小学1年生から親子で受け入れている学校が5カ国にあります。
この記事では、ラーケーションで行ける5カ国の選び方、制度の共通ルール、休みを最小限に抑える週の選び方、そして届け出の書き方までを順番に解説します。

年3日の休みでも、海外の語学学校に1週間通えます
大切なのは「何日休めるか」ではなく「どの週を選ぶか」です。
日本の祝日が週の中に入れば、その分だけ休む日数は減ります。ゴールデンウィークの週を選べば、必要な休みは毎年2〜3日です。
語学学校の短期コースは1週間から申し込めます。年3日の自治体でも、行き先は十分に選べます。
ラーケーションで行ける5カ国と、休みを最小限に抑える週の選び方
ここでは、ラーケーションの制度そのものの説明から始めて、小学1年生から親子で通える5カ国の選び方、自治体ごとに違うルールの共通点、休みを2〜3日に抑えるための週の選び方、届け出に書く内容、そして申し込みから渡航までの流れまでを順番に解説します。制度が導入されていない自治体にお住まいの方に向けた、学校への相談のしかたも最後にまとめました。
ラーケーションとは
ラーケーションは、ラーニング(学び)とバケーション(休暇)を組み合わせた造語です。保護者の休暇に合わせて子どもが平日に学校を休み、校外で体験的な学習活動を行うための制度です。
最大の特徴は、事前に届け出をすれば欠席にならないことです。出席簿では「出席停止・忌引等」として扱われ、インフルエンザで登校できなかったときと同じ区分になります。指導要録や調査書にも欠席として記録されません。
「休ませてもいいのだろうか」と迷う方へ
ラーケーションは自治体が制度として設けているもので、学校に無断で休ませることとは全く違います。届け出をすれば校外での自主学習活動として認められます。後ろめたさを感じる必要はありません。
全国で導入が広がっています
全国で最初に導入したのは愛知県です。県全体の「休み方改革」プロジェクトの一環として生まれました。その後、都道府県単位でも市町村単位でも導入が続いており、現在も増え続けています。
導入の背景には、保護者の働き方の多様化があります。土曜や日曜に働いている方は少なくなく、休みの日に子どもと一緒に過ごすことが難しい家庭があります。観光業や宿泊業が主産業の地域では、その割合がさらに高くなります。平日に家族で過ごす機会をつくることが、制度のねらいのひとつです。
制度の名称は自治体によって違います
「ラーケーション」で検索してもお住まいの自治体の情報が出てこないことがあります。名称が自治体ごとに異なるためです。
| 呼び方の例 | 採用している自治体の例 |
|---|---|
| ラーケーションの日 | 愛知県、徳島県ほか |
| ラーケーション | 茨城県ほか |
| 家族でやま学の日 | 山口県 |
| くまなびの日 | 熊本県 |
| こどもの平日休み | 熊本市 |
| 「たびスタ」休暇 | 大分県別府市 |
| かわさきホリスタ | 川崎市 |
| いえたん磐田 | 静岡県磐田市 |
お住まいの自治体を調べるときは、「ラーケーション」だけでなく自治体名を組み合わせて検索するか、教育委員会のサイトを直接確認するのが確実です。
取得できる日数は自治体によって違います
日数には幅があります。おおむね年2日から5日の範囲で、年3日としている自治体が多数です。年5日まで取得できる自治体もあります。
そして、ほとんどの自治体で連続して取得することが認められています。1日ずつ分けても、まとめて使っても構いません。この「連続して使える」という点が、海外に行くうえで決定的に重要になります。
3日では海外には足りないと感じるかもしれません。ですが週の選び方を工夫すれば、年3日でも1週間のコースに通えます。詳しくは休みを2〜3日に抑える週の選び方で解説します。
小学1年生から通える5カ国
ラーケーションで行ける行き先は、飛行時間の長さで決まるわけではありません。決め手になるのはお子さんの年齢とその学校が1週間から受け入れているか、そして開講している時期の3つです。
以下の5カ国はいずれも小学1年生から参加でき、1週間から通えます。保護者も同じ学校で英語または韓国語を学べます。
セブ島とバンクーバーは5歳から受け入れていますので、未就学の弟さん妹さんもご一緒に参加いただけます。ご家族全員で通われるケースもあります。
学年で選ぶとこうなります
| お子様の学年 | 通える行き先 |
|---|---|
| 小学1年生〜6年生 | セブ島、バンクーバー、オーストラリア、ハワイ |
| 中学1年生 | セブ島、バンクーバー、オーストラリア、ハワイ |
| 中学2年生〜3年生 | 上記すべて+韓国 |
| 未就学の弟妹 | セブ島、バンクーバー(5歳から) |
オーストラリアとハワイは、コースによって受け入れの下限が7歳や11歳になる場合があります。学年とご希望の時期をお知らせいただければ、参加できるコースをご案内します。
1週間では難しい行き先もあります
イギリスやマルタは、乗り継ぎを含めると片道で12時間から20時間かかります。1週間の日程では現地での滞在が5日を切ってしまい、移動の負担に対して学べる時間が短くなります。
これらの国をご検討の場合は、2週間以上の日程が組める春休みや夏休みでのご検討をおすすめします。
入国手続きの準備もお忘れなく
短期の滞在でも、渡航先によって入国のための電子申請が必要です。費用はかかりますが、いずれも数千円程度です。
| 渡航先 | 必要な手続き | 弊社での代行 |
|---|---|---|
| オーストラリア | ETA | 代行できません(ご自身で申請) |
| カナダ | eTA | 代行可(5,500円・税込) |
| ハワイ | ESTA | 代行可(5,500円・税込) |
| セブ島 | SSPなど | 現地でのお手続き(ペソ払い) |
| 韓国 | 不要 | 短期滞在の観光目的では手続き不要です |
※各国の制度や申請料は変更される場合があります。最新の内容は渡航前にご確認ください。
1週間の親子留学は、実際どんな時間になるのでしょうか
数日の休みで行くとなると、短すぎて意味がないのではと感じられるかもしれません。実際に参加されたご家族の体験談では、1週間でもお子様の表情や英語への向き合い方が変わっていく様子が語られています。行き先を決める前に、ぜひ目を通してみてください。
航空券とプログラムをまとめて手配できます
ラーケーションは日程の自由度が高いぶん、授業の日程と航空券の組み合わせがそのまま費用と滞在日数に影響します。skyticket留学では航空券から語学学校、海外旅行保険までをまとめて手配できますので、日程の相談から承ります。
制度の共通ルール
制度の名前も、取得できる日数も、自治体ごとに違います。ただ骨格の部分はほぼ共通しています。ここを押さえておけば、お住まいの自治体の資料を読むときに迷いません。
1. 欠席にはなりません
届け出をして取得した日は「出席停止・忌引等」として扱われます。インフルエンザで登校できなかったときと同じ区分です。
出席簿、指導要録、調査書のいずれにも欠席として記録されません。進学や内申に不利にならないことが制度の前提になっています。ここは全国どの自治体でも共通です。
2. 届け出は事前に。当日や事後は受け付けられません
「行ってから報告する」という形は認められていません。当日や事後の受付はできないと明記している自治体もあります。
期限には幅がありますが、取得日の1週間前までとしている自治体が多数です。保護者の休暇が急に決まった場合に前日まで受け付けるという、柔軟な運用をしているところもあります。
なお海外の語学学校は、申し込みから渡航までに時間がかかります。実務上は学校への届け出よりも留学の申し込みのほうがずっと先になります。順番は申し込みから渡航までの流れで整理します。
3. 届け出に書くのは3つだけです
構えるほどの書類ではありません。届け出の項目は、多くの自治体で次の3つに整理されています。
- いつ(学ぶ日)
- どこで(学ぶ場所)
- 何を学ぶか(学ぶこと)
長い計画書や指導案を作る必要はありません。数行で足ります。留学で使う場合の具体的な書き方は届け出に書くことで文例をご紹介します。
4. 保護者などと一緒の活動が前提です
子どもだけで出かける日ではなく、保護者と一緒に過ごす日として設計されています。親子留学はこの前提とそのまま合致します。
「保護者等」の範囲には幅があり、祖父母や成年に達した親戚など、保護者が同意した大人を含めると明記している自治体もあります。一部の県立学校では、体験活動が行えるのであれば保護者の同行を必須としない運用もあります。
5. 取得できない日が必ず設定されています
見落としやすいのがここです。学校行事などの都合で、取得できない日や期間が学校ごとに決められています。
取得できない日として設定されやすい期間
- 入学式・卒業式・始業式・終業式
- 運動会・文化祭
- 修学旅行や野外教育活動などの宿泊学習
- 定期テスト・職場体験学習
- 年度初めの4月
当日だけでなく前後の期間まで含まれることがあります。「運動会・体育大会の当日とその前1週間」「定期考査の前後1週間」といった設定が実際にあります。4月をまるごと対象外にしている自治体もあります。
渡航の日程を決める前に、通っている学校の年間行事予定表を確認してください。
6. 連続して取れます。ただし繰り越しはできません
1日ずつ分けても、まとめて連続で使っても構いません。連続して取得できることが、海外に行くうえで決定的に重要になります。3日を続けて使えば、日本の祝日や週末と組み合わせて1週間のコースに通えます。
一方で、使わずに残った日数を翌年度に持ち越すことはできません。
7. 受けられなかった授業は家庭で自習します
補講は行われません。タブレットの学習アプリを使った計画的な自学自習を推奨している自治体もあります。
なお、希望すれば授業で使ったプリントを渡してもらえるとはっきり書いている自治体もあります。学校に相談してみる価値はあります。
8. 給食費は返金されません
病気で欠席したときと同じ扱いです。事前に届け出れば給食を止められる自治体もありますが、届け出後の変更はできないことが多いので、日程が固まってからご連絡ください。
9. 「国際交流」は制度が想定している活動です
留学に使ってよいのか気になる方が多いところです。
熊本県が公表している「学びのキーワード」には、次のように国際交流が挙げられています。
| 分類 | キーワード |
|---|---|
| 見て学ぶ | 歴史、科学、文化、史跡、環境、防災、美術、読書 |
| ふれあい学ぶ | 自然、動物、植物、伝統文化、国際交流 |
| 体験して学ぶ | 農業、漁業、林業、ものづくり、スポーツ、音楽 |
| その他の学び | SDGs、DX |
海外での語学学習やホームステイ、現地の子どもたちとの交流は、制度の枠外にある特別な使い方ではありません。想定されている活動のひとつです。
活動後の報告書について
活動後の報告書は、多くの自治体では提出不要です。「報告書等の提出は必要ありません」と明記している自治体もあります。学んだことを家庭で話し合う、という位置づけです。
ただし一部の自治体では、取得後に振り返りを記入して学校へ提出する運用になっています。提出が必要な場合でも、お子様が学んだことを数行書き、保護者が一言添える程度の内容です。お住まいの自治体のリーフレットでご確認ください。
留学の場合、現地で撮った写真や修了証、ケンブリッジ英検などの公式証明書がそのまま成果物になります。報告が必要な自治体でも書きやすいはずです。
お住まいの自治体を確認する
制度の内容は自治体ごとに決まっています。渡航の計画を立てる前に、まずお住まいの自治体のルールを確認してください。
都道府県の制度と市町村の制度は別ものです
ここが最初のつまずきどころです。同じ地域に2つの制度が並んでいることがあります。
| 通っている学校 | 確認する先 |
|---|---|
| 公立の小学校・中学校 | お住まいの市町村の教育委員会 |
| 県立の中学校・高校 | 都道府県の教育委員会 |
県が制度を導入していても、市町村立の小中学校は市町村の判断になります。逆に、県は導入していなくても市が独自に導入している場合もあります。県の制度でも一部の市が対象外になっているケースもありますので、ご自身の学校が対象かどうかを必ず確認してください。
確認するのはこの4つです
- 取得できる日数(年に何日まで使えるか)
- 届け出の期限(何日前までに出すか)
- 届け出の方法(用紙・アプリ・電子申請のどれか)
- 取得できない日(学校行事やテスト期間)
とくに4つめは、学校ごとに設定が違います。年間行事予定表と合わせて確認してください。
探し方のコツ
「ラーケーション」だけで検索しても出てこないことがあります。制度の呼び方が自治体ごとに違うためです。次のように検索してみてください。
- 自治体名+ラーケーション
- 自治体名+平日+休み+制度
- 自治体名+教育委員会+校外学習+届出
それでも見つからない場合は、学校に直接聞くのがいちばん早いです。担任の先生か教頭先生にお尋ねください。保護者向けのリーフレットが用意されている自治体も多く、日数や期限がそこにまとまっています。
※制度は各自治体で随時変更・新設されています。この記事では特定の自治体の日数を掲載していません。最新の内容は必ずお住まいの自治体の教育委員会でご確認ください。
休みを2〜3日に抑える週の選び方
語学学校の短期コースは、月曜開始が基本です。月曜から金曜まで授業を受けるなら、日本の学校は5日休むことになります。年3日の自治体では足りません。
ここで効いてくるのが日本の祝日です。休む週のなかに祝日が入れば、その分だけ必要な日数が減ります。そして日本の祝日には毎年変わらない構造があるので、法則として覚えてしまえます。
法則1:ハッピーマンデーの週は4日で足ります
次の4つの祝日は、法律で「第○月曜日」と定められています。毎年必ず月曜日です。
| 祝日 | 時期 |
|---|---|
| 成人の日 | 1月の第2月曜 |
| 海の日 | 7月の第3月曜 |
| 敬老の日 | 9月の第3月曜 |
| スポーツの日 | 10月の第2月曜 |
月曜開始のコースをこの週に当てると、月曜が祝日なので休むのは火曜から金曜の4日になります。年5日の自治体なら1日余ります。
法則2:ゴールデンウィークの週がもっとも有利です
憲法記念日(5月3日)、みどりの日(5月4日)、こどもの日(5月5日)は日付が固定されています。この3日が平日に重なる週を選ぶと、休む日数が一気に減ります。
GWの週なら、必要な休みは毎年2日から3日
今後10年分を計算すると、GWの週に必要な休みは毎年2日か3日でした。2日で足りる年が10年のうち7年あります。年3日の自治体でも余裕をもって1週間のコースに通えます。
ただし引き換えがあります。GWは日本発の航空券がもっとも高くなる時期です。この関係は次の休み・航空券・気候の関係で整理します。
法則3:9月は年によって当たり外れがあります
敬老の日(9月第3月曜)と秋分の日(9月22日か23日)が近い年は、1週間のうちに祝日が2つ入ります。
同じく今後10年分で計算すると、敬老の日を含む週に必要な休みは2日から4日まで振れました。当たり年は2日で済み、外れ年は4日必要です。年ごとにカレンダーで確認してください。
なお9月は運動会や体育祭のシーズンと重なりやすく、学校が設定する「取得できない期間」に当たる可能性があります。その点でもGWのほうが安全です。
法則4:長期休暇の端に1日足す
冬休みの最終週や、夏休みが始まる直前の週を使う方法です。日本の学校がまだ授業をしていても、学期末や年始は授業日が少ないため、休むのは1日から2日で済むことがあります。
海外の語学学校は、日本の学期に合わせて開講しているわけではありません。1月上旬から開講している学校もあり、日本の冬休みの終わりと重なります。7月上旬から開講している学校もあり、夏休みの直前と重なります。この時期は日本人の渡航が集中する前なので、現地も比較的空いています。
例外:韓国の短期コースは休み1日から
韓国・ソウルの短期コースは、月曜開始ではなく日本の三連休に合わせて金曜や土曜から始まります。そのため、連休の前後1日を休むだけで4日間や1週間のコースに参加できます。飛行約2時間30分・時差なしという条件があってこそ成立する組み方です。
ただし対象は中学2年生からです。小学生の場合はGWの週を狙うのがもっとも休みが少なくなります。
渡航先の祝日も確認してください
日本の祝日で休む日数が減っても、渡航先が祝日で休校なら授業日数が減ります。同じ1週間分の費用で授業が4日になってしまいます。
| 渡航先 | 注意したい時期 |
|---|---|
| オーストラリア(全土) | 1月下旬のオーストラリア・デー、3月下旬から4月のイースター |
| ブリスベン・ゴールドコースト | 5月上旬のレイバーデー(クイーンズランド州) |
| メルボルン | 3月上旬のレイバーデー、11月上旬のメルボルンカップ |
| バンクーバー | 10月中旬の感謝祭、2月中旬のファミリーデー |
| ハワイ | 11月下旬の感謝祭 |
| セブ島 | 祝日でも特別レッスンを受講できる学校があります |
GWの週に落とし穴があります
クイーンズランド州のレイバーデーは5月の第1月曜です。日本のGWと重なる年があります。同じ週でも、ブリスベンやゴールドコーストでは授業が4日、シドニーやメルボルンなら5日フルで受けられる、という差が出ます。
まとめ:必要な休みは引き算で決まります
必要な休み = コースの開講曜日 - 日本の祝日 - 渡航先の祝日
もっとも少ない日数で行きたいなら、GWの週を軸に、渡航先の祝日を避けて組むのが基本になります。日程の組み立てはskyticket留学でもご相談いただけます。
休み・航空券・気候の関係
ラーケーションの利点は、時期を自分で決められることです。ただし休みの日数・航空券の価格・現地の気候の3つは、同時に最適にはできません。どこを優先するかで選ぶ週が変わります。
| 選ぶ週 | 休み | 航空券 | 向いている行き先 |
|---|---|---|---|
| GWの週 | 2〜3日 | もっとも高い | セブ島(乾季の終わりで過ごしやすい) |
| 9月の連休の週 | 2〜4日 | 通常期 | オーストラリア(現地は春) |
| 長期休暇の端 | 1〜2日 | やや高い | 1月上旬・7月上旬に開講する学校 |
| その他の平日の週 | 4〜5日 | もっとも安い | どこでも(現地も空いています) |
休みを削るほど航空券が高くなるという関係があります。年5日まで取得できる自治体なら、あえて通常の週を選んで費用を抑えるという判断もできます。逆に取得日数が少ない自治体では、GWや連休の週を選ぶことになります。
年末年始は開講していない学校が多いです
意外に思われるかもしれませんが、冬休みのど真ん中はどの学校もほぼ休校です。クリスマスから年始にかけては現地も休暇期間にあたるためです。親子向けのプログラムは1月に入ってから始まります。
つまり冬休みに行こうとしても、そもそも受け入れ先が動いていません。1月中旬から2月にかけては、南半球でも北半球でも親子プログラムが集中する時期です。この時期に行くにはラーケーションを使うしかありません。ここが制度を使う大きな意味になります。
行き先ごとの過ごしやすい時期
| 行き先 | 過ごしやすい時期 |
|---|---|
| セブ島 | 乾季の12月から5月。6月から11月は雨季にあたります |
| オーストラリア | 日本の秋が現地の春。9月から11月が穏やかです |
| バンクーバー | 5月から9月。10月から3月は雨の多い季節です |
| ハワイ | 通年。日本の夏休みを外すと混雑を避けられます |
| 韓国・ソウル | 春と秋。冬は東京よりかなり冷え込みます |
3つのバランスがよいのは9月の連休の週にオーストラリアという組み合わせです。休みは2日から4日、航空券は通常期、そして現地は過ごしやすい春にあたります。GWの週を選ぶなら、乾季の終わりで気候の安定しているセブ島が向いています。
届け出に書くこと
届け出に書くのは「いつ」「どこで」「何を学ぶか」の3つです。長い文章は必要ありません。ここでは「何を学ぶか」の欄に書ける文例をご紹介します。
| 行き先 | 「学ぶこと」の記入例 |
|---|---|
| セブ島 | 語学学校でマンツーマンの英語レッスンを受講し、現地の生活や文化に触れる |
| オーストラリア (小学生) | 現地の小学校の進学準備クラスに参加し、算数・理科などを英語で学ぶ |
| オーストラリア (中学生) | 現地校で必要な学習方法(ノートの取り方・発表のしかた)を英語で学ぶ |
| ハワイ | 語学レッスンを受講し、ケンブリッジ英検の受験を通して英語力を確認する |
| バンクーバー | 現地の学校のカリキュラムに沿って社会・算数などを英語で学ぶ |
| 韓国・ソウル | 渡航前にハングルの読み書きを習得し、現地の語学学校で会話に応用する |
書き方のコツ
- 実際の時間割にある活動名を書く。「英語を勉強する」より「進学準備クラスで算数を英語で学ぶ」のほうが伝わります
- 渡航前の準備も書ける。事前学習を計画に組み込めば、学びの連続性が示せます
- 成果物がある場合は書く。修了証やケンブリッジ英検の証明書は、そのまま活動の記録になります
お申し込みいただいたプログラムの時間割は事前にお渡しできます。届け出に何を書けばよいか迷われた場合は、遠慮なくご相談ください。実際の授業内容をもとにご案内します。
申し込みから渡航までの流れ
学校への届け出は1週間前で間に合いますが、留学の申し込みはもっと前に必要です。順番を間違えると希望の日程が取れないことがあります。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 3か月前まで | 余裕をもってお申し込みいただけるタイミングです。お部屋やホームステイの空きが確保しやすくなります |
| 45日前まで | ここまでにお申し込みいただければ、緊急手配手数料はかかりません |
| 45日前以降 | 空きがあればお受けできる場合があります。その際は緊急手配手数料15,950円(税込)が必要です |
| 渡航の1か月前 | 航空券・海外旅行保険の確定。入国のための電子申請 |
| 1週間前まで | 学校へラーケーションの届け出(自治体によって期限が異なります) |
オーストラリアへ行かれる方へ
オーストラリアのETA(電子渡航認証)は、規定により弊社が代行申請できません。ご自身でスマートフォンのアプリから申請していただく必要があります。お早めのお手続きをおすすめします。カナダのeTAとアメリカのESTAは、5,500円(税込)で代行申請を承っています。
なお、学校の日程が決まってから航空券を探すと、希望の便が満席という場合があります。skyticket留学では航空券と語学学校をまとめて手配できますので、日程の候補が複数ある段階からご相談いただくのが確実です。
制度がない自治体の場合
お住まいの自治体に制度がない場合でも、学校に相談する価値はあります。海外での語学学習は、他の自治体では制度として認められている活動です。それを前提に話ができます。
相談の順序
- まず担任の先生に、時期と目的を伝えて相談します
- 判断が難しい場合は教頭先生や校長先生に相談が上がります
- 扱いは学校長の判断になることが多いので、早めに、そして書面で伝えるとスムーズです
伝えるときのポイント
「旅行に行くので休みます」ではなく、学習活動として何をするのかを具体的に伝えるのが基本です。
- 学校名と授業内容を示す。「現地の語学学校で1週間、英語の授業を受けます」と具体的に
- 時間割を見せる。1日何時間の授業があるかが分かると理解を得やすくなります
- 授業の遅れへの対応を先に伝える。家庭で自習する計画を添えると安心されます
- 時期を配慮する。行事やテスト期間を避けた日程であることを伝えます
制度がない場合、欠席の扱いになる可能性はあります。ただし事前に事情を共有しておけば、学校側の受け止め方は変わります。出欠の扱いを確認したうえで判断されるのがよいでしょう。
制度の導入は年々広がっています。保護者からの要望が検討のきっかけになることもありますので、教育委員会に問い合わせてみるのも一つの方法です。
よくある質問
Q. 学校を休ませることに問題はありませんか
ラーケーションは自治体が制度として設けているものです。事前に届け出をすれば校外での学習活動として認められ、欠席にはなりません。無断で休ませることとはまったく違います。
Q. 内申や進学に影響しませんか
出席簿では「出席停止・忌引等」として扱われ、指導要録や調査書に欠席として記録されません。進学に不利にならないことが制度の前提になっています。
Q. 何日まで休めますか
自治体によって異なり、おおむね年2日から5日の範囲です。年3日としている自治体が多数です。多くの自治体で連続して取得できます。正確な日数はお住まいの自治体の教育委員会でご確認ください。
Q. 3日しか休めませんが、海外に行けますか
行けます。ゴールデンウィークの週を選べば、必要な休みは2日から3日に収まります。1週間のコースに通えますので、行き先も自由に選んでいただけます。
Q. 何歳から参加できますか
いずれの行き先も小学1年生から参加できます。韓国のみ中学2年生からです。セブ島とバンクーバーは5歳から受け入れているため、未就学の弟さん妹さんもご一緒に参加いただけます。
Q. 英語が話せませんが大丈夫ですか
ほとんどのプログラムは初心者から受け入れています。レベル別のクラス分けがあり、日本人スタッフが常駐している学校もあります。ただし韓国の短期コースのみ、渡航前にハングルの読み書きができることが条件です。
Q. 保護者も授業を受けるのですか
ご希望に応じて受講できます。お子様と同じ時間に受講する学校もあれば、保護者が午前・お子様が午後という時間割の学校もあります。付き添いのみで受講されない形も可能です。
Q. 兄弟で参加できますか
できます。学校によっては、ご家族でまとめてお申し込みいただくと入学金が1家族分で済む場合や、マンツーマンの授業数をご家族で分け合える場合があります。詳しくはお問い合わせください。
Q. 授業の遅れが心配です
受けられなかった授業は家庭での自習になり、補講は行われません。ただし希望すれば授業で使ったプリントを渡してもらえる自治体もあります。担任の先生にご相談ください。
Q. どのくらい前に申し込めばいいですか
3か月前までにお申し込みいただくと余裕をもって手配できます。渡航の45日前までであれば緊急手配手数料はかかりません。それ以降も空きがあればお受けできますが、緊急手配手数料15,950円(税込)が必要です。
Q. ビザは必要ですか
1週間程度の短期であれば、学生ビザは不要です。ただし渡航先によって電子申請が必要です。オーストラリアのETAのみ弊社での代行申請ができないため、ご自身でお手続きいただきます。カナダのeTAとアメリカのESTAは代行申請を承っています。
Q. 費用はどのくらいかかりますか
行き先やお部屋のタイプによって変わります。各プログラムの記事に費用の詳細と料金シミュレーターをご用意していますので、そちらでご確認ください。セブ島は現地でペソでお支払いいただく費用がある点にご注意ください。
Q. 航空券も一緒に手配できますか
承っています。skyticket留学では航空券・語学学校・滞在先・海外旅行保険をまとめて手配できます。授業の開始日と航空便の組み合わせで滞在日数が変わりますので、日程の段階からご相談ください。
Q. 活動の報告書を出す必要はありますか
多くの自治体では提出は不要です。一部の自治体では取得後に振り返りの記入を求められます。留学の場合、修了証や現地の写真がそのまま活動の記録になります。
まとめ
ラーケーションで取得できる日数は年3日という自治体が多く、それだけを見ると海外は難しそうに思えます。ですが実際には、どの週を選ぶかで必要な休みは大きく変わります。
- ゴールデンウィークの週なら、必要な休みは毎年2日から3日
- ハッピーマンデーの祝日を含む週なら4日
- 長期休暇の端に足せば1日から2日で済むこともあります
- 連続して取得できるので、週末と組み合わせて1週間のコースに通えます
行き先は5カ国から選べます。いずれも小学1年生から、1週間から参加でき、保護者も同じ学校で学べます。セブ島とバンクーバーは5歳から受け入れているため、未就学の弟さん妹さんもご一緒に参加いただけます。届け出に書くのは「いつ・どこで・何を学ぶか」の3つだけで、多くの自治体では活動後の報告書も不要です。
年末年始や夏休みには、そもそも現地の親子プログラムが開講していない時期があります。時期を自分で選べることが、ラーケーションのいちばんの価値です。混雑を避け、同じ予算でより落ち着いた滞在ができます。
お住まいの自治体の日数が分かれば、行ける週と行き先はすぐに絞り込めます。「うちは3日だけどどこに行ける?」というご相談から承ります。
迷われている方は、親子留学に参加されたご家族の体験談もあわせてご覧ください。1週間という短い期間でも、お子様にとって大きな時間になることが伝わるはずです。
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実際に参加されたご家族の声を集めています。滞在中の1日の過ごし方や、お子様の変化が分かります。
国別・年齢別に親子で参加できるプログラムをまとめています。
冬休みに行ける行き先を探している方へ。開講している学校をまとめています。
2週間以上の日程を組みたい方は、春休みでのご検討もおすすめです。
skyticket留学の5つの魅力をご確認ください。