【オーストラリア】留学前に知っておきたい!メルボルンの交通事情を徹底解説
2023/10/31更新
以下ではオーストラリアの都市、メルボルンの交通事情をご紹介します。
メルボルンはオーストラリアの南東部、海岸沿いに位置する都市です。ビクトリア州の州都として栄えており、シドニーと比べると文化的・歴史的に重要な建物が多く残ります。かつては世界で最も暮らしやすい都市にも2度輝いています。経済や文化などを都市としての総合面を評価した「世界都市ランキング」でも注目されており、ランキングでは国内最大の都市であるシドニーを抑えて国内1位となりました。
そんなオーストラリアを代表する都市であるメルボルンですが、交通事情はどうなっているのでしょうか?
知っておきたい!メルボルンの交通事情
日常利用はバスがおすすめ
メルボルンの都市部には数多くの路線バスが運行しており、メルボルンや近郊に住む人たちの移動手段として利用されています。
留学・出張で滞在する場合、通勤・通学で最も利用する可能性が高い乗り物です。メルボルンのバスは複数の路線がありますが、バス停には名前がありません。事前にどこで降りるのか確認しておく必要があるでしょう。
メルボルンのバスは電車や地下鉄では行けないようなエリアも網羅しており、電車移動を主とする場合よりも便利に利用できるのが特徴です。通勤・通学のラッシュ時は人が多くなるものの、バスでの移動はそれほど混雑がないのもポイントです。
世界最大の路面電車に注目
メルボルンを代表する公共交通機関として、路面電車の「トラム」があります。路面電車と聞くとあまり範囲が長くなく、ちょっとした移動で使える程度というイメージがありますが、トラムは路面電車として世界最大級の規模。路線はとても多く便利に利用できます。
なお市内中心部は「フリートラムゾーン」があり、料金が無料なエリアが存在。部分的ながら乗り放題となるので、旅日程と組み合わせることで効率よく観光することができるでしょう。
電車は郊外への移動向け
メルボルンの地下鉄はメルボルンの中心部の狭い範囲をぐるりと一周しています。この電車は駅間隔が近いため、この区間を移動する場合、地下鉄の利用はおすすめできません。ただし電車では郊外へと続いており、メルボルンから少し離れたエリアへ向かう場合はこちらの電車に乗って移動するの一般的です。
都市部にあるフリンダース・ストリート駅は郊外へと出る玄関口となっている駅なので、メルボルン郊外の方面へ訪れる際はぜひこちらから出発してみましょう。