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セルビア旅行へ行く前に確認するポイント

Republic of Serbia

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称セルビア共和国
人口約720万人(コソヴォは含まず)
首都ベオグラード
国コードRS
言語セルビア語
国番号(電話用)381

セルビアまでは飛行機でおよそ15~17時間で行くことができます。セルビアの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なセルビア旅行を楽しみましょう。


バルカン半島の中心部に位置するセルビア共和国は、東西をそれぞれディナル山脈とカルパティア山脈に囲まれた内陸国です。残念ながら1990年代の政治的混乱のため、観光業は停滞しています。しかし、美しい自然や文化的史跡も数多くあります。現在、国内のコソボ・メトヒヤ自治州がコソボ共和国として独立状態です。

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日本からセルビアへの渡航について

直行便と飛行時間

日本とセルビアを結ぶ直行便はないので、最低1回は乗り換える必要があります。フライト時間の目安は待ち時間を除いて15時間30分から20時間30分です。

日本との時差

日本時間よりも8時間遅れています。サマータイム実施中は、7時間の時差に縮まります。サマータイム実施期間は、3月の最終日曜から10月の最終日曜までです。

セルビアにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

出国する日から、3か月間以上有効なパスポートを用意しましょう。
なお、入国後には滞在登録を求められます。

■ ビザ

最初に入国してから180日間のうち、観光滞在日数が合計90日以内の場合はビザが不要です。

■ セルビア入国の流れ

1.入国審査(Immigration)

入国審査のカウンターにて、審査官にパスポートなど入国用の書類を提示してください。
パスポートに入国スタンプが押されます。入国スタンプがない場合、入国はもちろん出国が不可となる恐れがあります。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

3.税関(Customs)

規定を超える荷物がある場合は税関申告が必要で、赤ランプへ。何もない場合は緑ランプへと進んでください。

■ セルビア出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。

2.出国審査

「Passport Control」で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

※実際の空港施設と入国・出国の流れが異なる場合があります

セルビアの気候について

セルビアの気候は、穏やかな大陸性気候です。また、セルビアは山が多いため、標高の高い町が多くなっています。このような地域では朝晩に冷え込むことがあるので、夏でも重ね着できる服を持っていったほうがいいでしょう。冬は積雪も多く、スキーリゾートとしても知られています。国土の大半は温帯に属していますが、南西部は亜熱帯、大陸性の気候帯に属しています。

セルビアの免税について

必要最低払い戻し購入額
VAT税率 20%
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

セルビアの通貨とチップ

セルビアの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

セルビアの通貨はディナールです。補助通貨はパラですが、パラの貨幣は発行されていません。硬貨は1~20ディナールの5種類、紙幣は10~5000ディナールまでの9種類があります。ユーロとディナールの換金が一般的ですが、その他にも、USドルやポンドなどからも両替ができます。 日本円とディナールの両替は大都市の大きな銀行以外ではほとんどできません。

チップについて

タクシーでは基本的に不要ですが、何か特別な頼みごとをしたときには気持ち程度に渡しましょう。 ホテル、カフェ、レストランなどでは、とくに良いサービスを受けたと感じたときに金額の10%程度を置いていくと良いでしょう。

旅のお役立ち情報

セルビアの電圧とコンセント

セルビアの電圧とコンセント

電圧は220V~230Vで、周波数50Hz。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグはCタイプが主流。

セルビアのネット環境

セルビアのネット環境

あまり普及していません。そのため、旅行などで訪れる際には、空港などでレンタルできるポケットWi-Fiを持っていったほうがいいでしょう。

セルビアの飲料水

セルビアの飲料水

家庭やホテルの水(水道水)は飲用可能です コップに注いだときに白濁していることがありますが、これは空気が混入しているだけでしばらく経つと透明になります。ただ、ベオグラードの水質は硬水のため、日本人には合わないことがあるかもしれません。心配な人はミネラルウォーターを購入しましょう。

文化・宗教・マナーについて

セルビアの文化

セルビアは何世紀もの間、西洋と東洋の世界を結びつけてきたため、文明、文化、宗教が混じり合っています。またスポーツも盛んで、水球 やバスケ 、サッカー、バレーボールなどが有名です。

セルビアの宗教

セルビア人の大多数はキリスト教正教会の信徒で、セルビア正教会に属しています。その他はローマ・カトリック教会やイスラム教信者が多くなっています。また、少数ですが、プロテスタントもいます。

セルビアのマナー

軍事関連施設を写真に撮ることは絶対にしないようにしましょう。建物そのものはもちろん、関係者にカメラを向けることも禁止されています。 また、無用なトラブルを避けるため、所属民族を聞いたり、むやみに戦争時の話を聞くなどといった行動は慎みましょう。公衆トイレはほとんどが有料です。服装は、中心地でも石畳や舗装されていない場所があるので、ハイヒールは不向きです。 動きやすく歩きやすい格好で出掛けましょう。

セルビアの食文化

セルビアの食文化

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セルビアは地理的にも文化的にも多様なため、バラエティに富んだ料理が楽しめます。セルビア料理はギリシアやブルガリアなど近隣諸国からの影響を受けています。郷土料理といえば、豚肉のパプリカ煮込みであるムチカリツァ、そしてプリェスカヴィツァやチェヴァプチチなどの肉のグリルが定番です。これらは、ひき肉に香辛料を加えたセルビアの伝統的肉料理です。また魚食文化もあり、おもに川魚が使われます。セルビア料理はヨーロッパのどこにでもある材料を使用しているにもかかわらず、セルビア以外では食べられないものが多く存在します。そのため現地で食事をする際は、レストランのウェイターにオススメを訊くのがよいでしょう。

セルビアの主要観光地と世界遺産

セルビアの主要観光地と世界遺産

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セルビアの主要観光地

交通と宗教の結節点にあるため、ローマ時代の遺跡や伝統ある修道院、堅固な要塞をもつ町など歴史とロマンを感じさせる観光地が多くあります。首都ベオグラードでは、カレメグダン城址公園や聖サヴァ大聖堂、リュビツァ妃の屋敷、セルビア正教大聖堂などが見どころです。また、別名「空爆通り」とも呼ばれるクネズ ・ミロシュ通りや旧ユーゴスラビア国防省など、内乱の記憶を今に伝える遺物も残されています。

セルビアの世界遺産

セルビアには5件の世界遺産があり、すべて文化遺産です。そのうち「コソボの中世建造物群」はコソボ国内にありますが、コソボは世界遺産条約を批准していないので登記上はセルビアの世界遺産となっています。また、「中世墓碑ステチュツィの残る墓所群」は周辺3か国と共同で登録されています。その他には、「ストゥデニツァ修道院」と「スタリ・ラスとソポチャニ修道院」、「ガムジグラード・ロムリアーナ」があります。

セルビアのお土産について

伝統的なセーターや帽子、ブランデー、ワインなどが人気です。

セルビア旅行 よくあるFAQ

Q:セルビアは日本語・英語は通じますか?

A:セルビアのベオグラードでは英語が通じる場合が多くなっています。ただし地方になると英語が殆ど通じない可能性があるので、注意が必要です。

Q:セルビアのベストシーズンは?

A:セルビアのベストシーズンは春と秋ですが、冬はウィンタースポーツを楽しめるなど通年で魅力があります。

Q:セルビアへ行く際の新型コロナウイルスに関連する現在の渡航条件は何ですか?

A:2022年9月現在、新型コロナウィルスによる渡航規制はありません。ただし今後、パンデミックの状況次第で変化する可能性があるので最新情報を確認しておきましょう。

Q:セルビアへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?

A:セルビアの首都、ベオグラードに位置する「ベオグラード・ニコラ・テスラ空港」が人気空港です。

Q:セルビアの治安は?気を付けた方がいいことは?

A:セルビアの治安は比較的安定していますが、夜間外出を控えるなどトラブルを避けるようにしましょう。