ラバト・サーレ空港のあるモロッコのラバト周辺へお出かけをするならホテル+航空券の検索・予約がスムーズにできるスカイチケットがおすすめ。あなたの都合に合わせた様々なプランから格安なホテルと航空券をチョイスすることができます。一人旅や夫婦旅、お子様連れの旅行も良し。もちろんビジネス出張まで対応していますよ。さらにPCだけでなく携帯アプリでも予約可能ですからあなただけの旅行・観光のセット旅行プランを作成することができます。ラバト・サーレ空港は、モロッコ王国の首都として機能しているラバトにある空港です。サレの中心部から8kmの位置にあり、空港総面積は730ヘクタール、年間の利用者数が約480万1,500人とモロッコ王国1位の規模を有しています。ラバト・サーレ空港が建設されたのは1920年で、建設に携わったのは当時モロッコ共和国を植民地にしていたフランスです。空軍基地として活用されており、1942年に勃発した第二次世界大戦時は連合国であるイギリス軍の駐機場にもなっていたことがあります。1964年に国連総理事会でアフリカの解放運動が進み、モロッコ王国も独立を宣言してフランスから空港を譲渡されました。翌年の1965年から国際空港として運用するための建設工事が始まり、1972年に開港しました。地上3階建ての旅客ターミナルビルと貨物基地を備えた空港で、北アフリカ地域内において開港当時は最大規模の国際空港として名を馳せたほどです。現在は1日計160便の旅客機が離発着し、国際線に至ってはフランス・イギリス・オランダ・スイスなどヨーロッパ諸国を中心に、世界12か国76都市を結ぶ国際路線が運行されています。ハブ空港の機能も有しており、フランスのパリから南アフリカ共和国に向かう時はラバト・サーレ空港で乗り換えて向かうことができるでしょう。旅客ターミナルは1棟しかありませんが、扇状の形をした横長の施設になっていて1階2階に各航空会社の受付カウンターと専用ラウンジが用意されています。搭乗ゲートは12か所にあり、ボーディングブリッジを使用して航空機に乗り込むことが可能です。到着ロビーと出国ロビーにはそれぞれセキュリティシステムがあり、ここで保安と検疫検査も実施されています。首都のラバトまたはサレに向かうリムジンバスが、旅客ターミナルに併設されているバスロータリーから出ており、どちらの市に向かうにも約15分ほどしか掛かりません。比較的市街地に近いモロッコ王国の空の玄関口で、多くの観光客が利用しています。ラバト・サーレ空港周辺で観光するのにおすすめの地域は、ラバトです。65万人の人口を有するモロッコ王国の首都で、政治・経済の中心地になっているところです、近代的な街並みではあるものの、郊外にはローマ帝国時代の遺跡や大航海時代に発展した旧市街が今も残された観光地です。市街地には宿泊施設が多くあり、滞在しながら各地を観光することもできます。ラバト・サーレ空港周辺の主なランドマークは、「ムハンマド5世廟」「サンピエトロ大聖堂」「ラバトセントラル駅」「モハメドV劇場」「プラスピエトリ」の5か所です。「ムハンマド5世廟」はラバト市内のハッサンタワーの向かい側にある施設で、モロッコ王国の第5代国王ムハンマド5世を埋葬するために1971年に建設されました。緑色の三角錐の屋根が特徴的で、霊廟内は金色の内装になっています。1999年にはムハンマド5世の息子であるハサン2世も埋葬されました。「サンピエトロ大聖堂」は、ローマカトリック教に属している教会で、1400年代に建設されたものです。ローマ帝国時代にイタリア人宣教師が築いたもので、ルネサンス様式の造りになっています。礼拝堂には聖ペテロの彫像が安置されていて、荘厳な雰囲気を醸し出している場所です。ステンドグラスで造られた窓は、太陽の光が差し込むと礼拝堂内を七色に照らし出して美しさも倍増します。「ラバトセントラル駅」はモロッコ国有鉄道の駅で、駅舎は2001年に建て替えられました。ターミナル駅として機能しているため、1日約1万4,000人もの乗客が利用する場所で、さらに貨物基地もあることから列車の乗り入れが国内でもっとも多い駅になっています。計4本の路線で構成され、国内の主要都市に行くことができます。「モハメドV劇場」はラバト市の中心部にある劇場で、コンサート・映画・演劇など多目的用途に使われる施設です。1999年に開業し、最新式の音響機器が備わっているのが特徴です。モスクの形状をしてる建築物で、ラバトを代表するランドマークになりました。「プラスピエトリ」はラバト市庁舎前にある広場で、ムハンマド5世の彫像が設置されています。毎年8月の独立記念日になると政府による式典が催されて、大勢の国民が集います。週末になるとマルシェという露店が出店し、野菜や果物、魚などを販売する市場になるところです。