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2024/11/05 02:02時点
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ロシア旅行へ行く前に確認するポイント
Russian Federation
画像の出典元: istockphoto.com
正式名称 | ロシア連邦 |
---|---|
人口 | 約1億4300万人 |
首都 | モスクワ |
国コード | RU |
言語 | ロシア語(各民族独自の言語は100を超えます) |
国番号(電話用) | 7 |
ロシアまでは飛行機でおよそ4~8時間で行くことができます。ロシアの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なロシア旅行を楽しみましょう。
ユーラシア大陸北部に位置する国で、州や市など85の地方行政体で構成されています。国土面積は世界最大の17,075,400km²。ウラル山脈をだいたいの境として、ヨーロッパとアジアにまたがっています。広大な面積に比例してノルウェーやフィンランド、中華人民共和国、カザフスタンなどといった多くの国々と境を接しています。北縁は北極圏に含まれており、寒さが厳しいことでも有名です。
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日本からロシアへの渡航について
直行便と飛行時間
成田空港からモスクワへは直行便が運航されていて、所要時間は10時間30分ほどです。ロシアでもっとも日本に近い都市のひとつウラジオストクへは、韓国のソウルなどを経由して5時間ほどのフライトとなります。
日本との時差
広大な国土を有するロシアには、9つの時間帯が存在します。日本との時差は、西端の飛地であるカリーニングラードとの間で-7時間。モスクワなどを含むヨーロッパ・ロシア地域の大半が-6時間です。ハバロフスクおよびウラジオストクなどの極東地域は+1時間で、カムチャッカ半島を含む東端地域は+3時間となります。
ロシアにおけるビザ・入国手続きについて
※2024年4月現在で、外務省渡航危険レベル3以上の地域です。一部地域では退避勧告もでています。
観光目的など、不要不急の渡航は控えるようにしましょう。
2024年現在、ウクライナ侵攻による国内情勢の不安定さと合わせ、都市部では爆破事件などが発生しており状況はより不透明となっています。
■ビザ
入国にはビザが必要です。
ロシアの気候について
国土が広大なため10以上の気候に区分されますが、国土の大部分は昼夜および年間の気温差が大きな大陸性気候に分類されます。北極海沿岸におけるツンドラ地帯や、黒海およびカスピ海沿岸の南西部を除いては、亜寒帯気候(冷帯気候)となっています。また、6月~8月中旬は昼と朝晩の気温差が激しく注意が必要で、長袖の上着があると便利でしょう。なお、夏場の日中は日差しが強いため、30℃以上になることもあります。4月と5月、8月下旬から10月上旬にかけては年間を通じてもっとも快適とされる時期ですが、天気が変わりやすいのでコートやセーターがあると安心です。
ロシアの免税について
ロシアには還付制度はありません。
必要最低払い戻し購入額 | ー |
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VAT税率 | 18% |
払い戻し率 | ー |
税関スタンプ受領期限 | ー |
免税書類申請期限 | ー |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | ー |
特記事項 | ー |
ロシアの通貨とチップ
通貨について
通貨はロシア・ルーブルが使用されています。補助通貨単位はカペイカ。5000と1000、500、100のほかに、50、10ルーブルと6種類の紙幣があります。また、硬貨に関しては10、5、2、1のロシア・ルーブルに加え、50、10、5、1カペイカがあります。
チップについて
ソ連時代にチップの習慣がなかったため、現在も強制ではないようです。ですが、観光客向けのレストランやお店などではチップが期待されていることも。目安としては総額の10%程度でOKです。先にサービス料が別途加算されている場合もあるので、手渡す前に確認した方が良いかも知れません。
旅のお役立ち情報
ロシアの電圧とコンセント
電圧は220Vとなっており、日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。コンセントは主にCタイプが使用されています。
ロシアのネット環境
モスクワには無線LAN(Wi-fi)を提供するいくつものサービスが存在し、その中でもっともメジャーなのが「Golden Wi-Fi」です。「Golden Wi-Fi」は無料ゾーンと有料ゾーンがあり、無料ゾーンでは特に何もすることなく無線LANにつなぐことができます。また、有料ゾーンによる手続きも簡単で、対象にあたる範囲内でパソコンをつなぐと手続きを行うページが表示されるので、プリペイドカードのコード番号を入れるだけでOK。プリペイドカードは街にあるスタンドや、携帯電話に課金するキオスク端末で買うことができるほか、雑誌にクーポンがついている場合もあります。
ロシアの飲料水
ロシアは水資源の豊かな国ですが、残念ながら水道水を生で飲むのは控えたほうが良いようです。なお、ミネラルウォーターは手軽に買うことができます。
文化・宗教・マナーについて
ロシアの文化
ロシアは160以上の民族が暮らしている多民族国家で、全体の8割を占めているのは「ルーシ」と呼ばれるスラブ系諸民族になります。しかし、それぞれの居留地で大幅に風習は異なり、同じ「ルーシ」であっても遊牧民族の生活圏とその他ではまったく違った文化がみられます。
ロシアの宗教
最も多いのは「ロシア正教」で、次いで「イスラム教スンニ派」が占めています。その他にも「カトリック教」や「プロテスタント」、「ユダヤ教」など、様々な宗教の信徒が存在しています。
ロシアのマナー
ホテルの部屋や鍵のかかっている場所であっても、目立つところに貴重品を置くのは絶対にやめたほうが良いでしょう。ロシアには観光名所が多いですが、寺院や宮殿の一部を除き、手荷物を預けなければならないところが増えています。
ロシアの食文化
代表的なロシア料理としては、ビーフストロガノフやプリャーニク、クリーチ、パスハ、ピロシキなどがあります。野菜と肉を煮込んで作るボルシチは、日本人にも馴染みのある料理として有名です。その他にもウォッカ、バルチカと呼ばれるロシアビールなどのアルコール類も国民に親しまれています。
ロシアの主要観光地と世界遺産
画像の出典元: istockphoto.com
ロシアの主要観光地
ロシアの首都モスクワには、三角形の城壁に囲まれた政治と宗教の中心地クレムリンや玉ねぎ頭の尖塔が面白いワシリー寺院、本場のロシア・バレエが観劇できるボリジョイ劇場などがあります。また、バルト海最奥の都サンクトペテルブルクはロシア国内でも随一の観光都市。広大かつ優美な宮殿広場やエルミタージュ美術館、血の上の救世主教会、ペトロパヴロフスク要塞など見どころはいっぱいです。水路に囲まれた美しい街並みは、ただそぞろ歩くだけで立派な観光になるでしょう。シベリア・極東方面の観光地はあまり知られていませんが、シベリア鉄道の旅や世界最深のバイカル湖などが人気です。
ロシアの世界遺産
ロシア国内には、16の文化遺産と10の自然遺産が登録されています。その中でもエルミタージュ国立美術館や赤の広場、旧ロシア帝国の宮殿であるクレムリンなどが高い人気を誇っています。なお、登録リストにはモンゴル、ウクライナ、スウェーデンなどの国々と共有している文化遺産・自然遺産も含まれています。
ロシアのお土産について
木製人形の中から次々とひと回り小さな人形が出てくるマトリョーシカや、防寒具として現地で愛用されている帽子シャープカなどが有名です。漆塗りの小箱に細やかな絵が施されたシュカトゥールは見た目も可愛らしく、女性へのお土産に最適な一品だといえるでしょう。
ロシア旅行 よくあるFAQ
Q:ロシアへの直行便を運行している航空会社は?
A:JALとアエロフロート・ロシア航空がモスクワに就航していますが、再開のめどが立っていません。また、S7航空やANA等もウラジオストクに就航していますが、こちらも再開のめどが立っていません。
Q:ロシアへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:モスクワ・シェレメーチェヴォ空港やドモジェドボ空港、ウラジオストク国際空港などが人気です。
Q:ロシアへ行くのに安い時期はいつ?
A:冬季(10月~3月)です。
Q:ロシア滞在の際、ホテル連泊でチップはどのくらい必要ですか?
A:チップの習慣はありません。
Q:ロシアの主要都市はどんなところがありますか?
A:首都のモスクワ、サンクトペテルブルク、第三の都市ノヴォシビルスクをはじめ、日本から近いウラジオストク、ハバロフスク、ユジノサハリンスク、ペトロパブロフスク・カムチャツキーなどがあります。