東京から新幹線で4時間15分、奥津軽いまべつ駅で本州に別れを告げ、青函トンネルを抜けて北海道で初めて停車する木古内駅。北海道内、終点の新函館北斗駅以外では新幹線が停車する唯一の駅です。改札内広場の天井には、道南で古くから栽培されてきた北限の杉が波のようにデザインされており、これは目の前に海が広がる木古内町の様子を表現しているのだそうですよ。木古内駅南口を出てすぐ正面にある道の駅、みそぎの郷きこないにはお土産や特産品、観光案内コーナーにレストランなど実に充実していて、土日にはイベントが行われることもあり大いに賑わいます。木古内駅周辺には南口にタイムズカーレンタルがあり、これは道の駅みそぎの郷きこない内にあります。観光案内カウンターに常駐している観光コンシェルジュがレンタカー受付のお手伝いをしてくれ、燃料代込みの3時間3000円プランで木古内駅周辺を巡る効率的なルートなども相談に乗ってくれるでしょう。新幹線を木古内駅で降りて、レンタカーで松前や函館、大沼まで足を延ばすのもいいですよね。
住所上磯郡木古内町字本町338-14道の駅みそぎの郷きこない内
アクセス木古内駅より徒歩で約1分(送迎なし)
営業時間(月〜金) 09:00 ~ 18:00 / (土・日・祝) 09:00 ~ 18:00
新幹線の旅で北海道の玄関口として賑わいを見せる木古内駅ですが、主なレンタカーの営業所は道の駅みそぎの郷きこない内にあるタイムズカーレンタルです。なんといっても木古内駅南口の正面で借りられるのが便利で、保険や燃料代も込みの3時間3000円パックが用意されており大変お得です。この3時間3000円パックでは車種の指定はできませんが、通常レンタルでは、軽自動車からミニバン、ワゴンまで様々なクラスや車種が選択できますよ。ベーシックなデミオやプリウスなどが人気ですね。カーナビとETCは標準装備で、冬はスタッドレスタイヤも無料で装備可能ですから、安心してドライブを楽しめますよね。GWや年末年始はハイシーズンですから、早めに予約しましょう。
会社名 | 網走までの乗り捨て料金 | 函館までの乗り捨て料金 | 北見までの乗り捨て料金 |
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9,720円 | 無料 | 9,720円 |
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地域に店舗なし | 地域に店舗なし | 地域に店舗なし |
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地域に店舗なし | 地域に店舗なし | 地域に店舗なし |
在来線は道南いさりび鉄道線が木古内駅始発で函館方面に9本下り運行しており、終点の函館までは約1時間で到着します。新幹線では、はやぶさ、はやて合計13往復のうち8往復16本が停車し、奥津軽いまべつ駅、函館駅それぞれ40分ほどで移動できます。木古内駅から函館まではレンタカーで移動しても1時間です。レンタカーなら、函館までの道中好きなところで観光できてのんびり旅を楽しめますよね。新幹線開通に伴い2015年に南口に新駅舎が誕生し、改札内広場には道南で栽培されている貴重な北限の杉がふんだんに使用されています。なお、北海道ならではの仕様として、新幹線のホームには駅舎内に冷たい風が吹き込まぬようにガラスの壁が設置されており、乗車するまでの間寒さに耐えなくても良い工夫がされています。北海道の冬は寒いですから、駅前ですぐ返却できるレンタカーで乗車ギリギリまでドライブを楽しむのも手ですよね。
木古内駅周辺のドライブスポットといえば、なんといってもサラキ岬。ここはレンタカーでなくては行けない場所です。津軽海峡の景色を一望でき、例年4月から5月には約60種、数万球のチューリップが岬を彩ります。また、木古内駅からサラキ岬へ続く国道228号線沿いには、木古内町名物のほたて炙り丼を提供してくれる食事処が数多く点在。サラキ岬までの道中にレンタカーで名物丼ぶりをはしごして食べるのも最高の思い出になることでしょう。ほたて炙り丼は店によって味が違いますから是非食べ比べしてみてくださいね。木古内駅周辺のもう一つのおすすめスポットとして、木古内町西部に造られた新幹線展望台も、レンタカーで行くと大変便利でしょう。木古内駅から徒歩では約40分かかってしまいます。ここでは新幹線と在来線の分岐ポイントが見られたり、新幹線がトンネルを飛び出してくる迫力の姿を見ることができます。