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ワルシャワ
2024/11/22 21:09時点
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ポーランド旅行へ行く前に確認するポイント
Republic of Poland
画像の出典元: istockphoto.com
正式名称 | ポーランド共和国 |
---|---|
人口 | 約3850万人 |
首都 | ワルシャワ |
国コード | PL |
言語 | ポーランド語 |
国番号(電話用) | 48 |
ポーランドまでは飛行機でおよそ14~16時間で行くことができます。ポーランドの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なポーランド旅行を楽しみましょう。
ポーランドは中央ヨーロッパに位置し、ドイツやチェコ、スロバキア、ベラルーシ、ウクライナ、ロシア(の飛び地のカリーニングラード)に隣接しています。北はバルト海に面しており、国土のほとんどが平野です。とくにドイツとロシアの2大国に挟まれていることから、歴史上何度も両国の影響により領土の変更や国土の消滅を経験してきました。
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日本からポーランドへの渡航について
直行便と飛行時間
2016年1月より、成田からワルシャワまでの直行便が就航しました。週3便運航されていて、所要時間は11時間35分です。
日本との時差
ポーランドは日本より8時間遅れています。サマータイム期間(2016年3月27日(日)2時00分~2016年10月30日(日)3時00分)は、時差が1時間縮まります。
ポーランドにおけるビザ・入国手続きについて
■ パスポート残存有効期限
入国時から、3か月間以上有効なパスポートを用意しましょう。
■ ビザ180日のうち、90日以内の観光や短期商用目的での滞在の場合、ビザは不要となります。
■ ポーランド入国の流れ1.入国審査(Immigration)
入国審査のカウンターにて、審査官に電子入国カードやパスポートを提示してください。
2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。
3.税関(Customs)
規定を超える荷物がある場合は税関申告が必要で、赤ランプへ。何もない場合は緑ランプへと進んでください。
■ ポーランド出国の流れ1.チェックイン(搭乗手続き)
各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。
2.出国審査
「Passport Control」で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。
3.手荷物検査
手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。
ポーランドの気候について
春は朝晩とくに冷え込みます。夏は日差しは強いですが、気温はそれほど高くなく過ごしやすいでしょう。冬は高緯度のわりにはそこまで寒さが厳しくなりません。とはいえどんよりと曇った日が多くなり、10月ごろから降雪もみられるようになるので、寒さ対策は必須です。
ポーランドの免税について
TAX FREE加盟店で1日1店舗あたりの免税対象額以上の買い物をした際は、自己申告して免税書類を受け取ってください。購入レシートと未使用の購入品、パスポート、搭乗券、そして免税書類を出国時に税関に提示して、書類に税関スタンプを押してもらいましょう。税関手続き後はカウンターで払い戻し金を受け取ります。なお、一部のカウンターでは手続きに手数料が3ユーロほどかかる場合があります。払い戻し金の受け取り方法は、現金のみです。
必要最低払い戻し購入額 | 200ズウォティ |
---|---|
VAT税率 | 23%、8%(食料品一部、建築材料)、5%(工芸品、農作物) |
払い戻し率 | 12-16.5%、4-5%(食料品一部、建築材料)、2%(工芸品、農作物) |
税関スタンプ受領期限 | 購入月末日から3か月以内 |
免税書類申請期限 | 購入月末日から7か月以内 |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | ポーランド、またはEU圏最終出国税関 |
特記事項 | 払い戻しは現金のみです。 |
ポーランドの通貨とチップ
通貨について
ポーランドの通貨はズウォティ。ドルやユーロでのセントにあたるズウォティの1/100の補助通貨は、グロシュと呼ばれます。紙幣は10、20、50、100、200ズウォティの5種類。硬貨は1、2、5、10、20、50グロシュと1、2、5ズウォティがあります。
チップについて
ポーランドにはチップの習慣はありますが、義務ではありません。サービスに満足したときに感謝の気持ちを込めて渡す程度で大丈夫です。レストランでは料金の10%程度、ホテルでは荷物1個につき3ズウォティ程度、タクシーではお釣りの端数を切り上げる程度で大丈夫です。
旅のお役立ち情報
ポーランドの電圧とコンセント
ポーランドの電圧は230Vです。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグはCタイプが使用されています。
ポーランドのネット環境
ポーランドでインターネットを使用する場合は、freeWi-Fiを探すかインターネットカフェを使用すると良いでしょう。インターネットカフェでは日本語入力に対応しているところもあります。
ポーランドの飲料水
ポーランドの水道水は飲用としてはおすすめできません。ミネラルウォーターを購入したほうが良いでしょう。炭酸ガス入りが多いので、購入の際は確認が必要です。500mlを1,7ズウォティほどで購入できます。
文化・宗教・マナーについて
ポーランドの文化
ポーランドは多くの民族の文化的影響を受けて構成されています。食文化は家庭料理に強く表れていて、東欧やドイツ、オーストリア、ユダヤ料理の影響がみられます。ポーランドは親日国としても有名です。日本文化に対しての関心も高いようです。
ポーランドの宗教
ポーランドではカトリックが人口の約88%を占めています。
ポーランドのマナー
ポーランドでは、バスなどの公共機関では老人や子供の乗車下車が優先です。食事の際は、音を立てて食べることはマナー違反にあたりますので注意が必要です。ワインなどお酒を注いでもらうとき、グラスは持ち上げません。高級レストランやオペラを鑑賞する際は正装が基本です。
ポーランドの食文化
ポーランド料理というとスープの種類が豊富です。グジボヴァ(きのこスープ)、ポミドロバ(トマトスープ)、オグルコバ(きゅうりのスープ)、ロスウ(チキンスープ)、ジュレック(発酵麦のスープ)、バルシチ(赤かぶスープ)、フウオドニク(ヨーグルトとビーツの冷製スープ)などがあります。ピロギ(ポーランド風餃子)、ゴウォンプキ(ロールキャベツ)、コトレト(ポーランド風ヒレカツ)、コロッケティ(ポーランド風コロッケ)なども有名です。デザートでは、ポンチュキ(揚げドーナツ)、ピエルニク(ジンジャーケーキ)、シャルロット(リンゴパイケーキ)などがあります。ポーランドは厳格なカトリック国であることから、外食よりも家庭料理が中心で、味付けや盛り付けも華やかなものより素朴なものが多いとされています。
ポーランドの主要観光地と世界遺産
ポーランドの主要観光地
首都ワルシャワには旧市街と新市街という隣り合わせの2つの地区がありますが、新市街といっても15世紀に拡張された十分に古い街です。旧王宮や旧市街広場、洗礼者ヨハネ大聖堂といったワルシャワ随一に見どころは、旧市街地区に集中しています。また、ショパンの故郷としても知られ、ゆかりの名所や路上演奏を聴けるポイントなども点在しています。その他には、ワルシャワ以前の旧首都であったクラクフや、美しきバルト海の港町グダンスク、ポーランドのもっとも輝かしい時代を語る街ルブリンなどの観光都市が国内各地にあります。さらに、ナチス・ドイツの強制収容所の中でもっとも有名なアウシュビッツは、現在のポーランド南部にあります。隔離施設ということから大きな都市からは離れたところにあるので、訪問時にはルートと時間に注意してください。
ポーランドの世界遺産
ポーランドには世界遺産が14か所あります。そのうち、文化遺産は「ワルシャワ歴史地区」や「クラクフ歴史地区」、「ヴィエリチカ・ボフニア王立岩塩坑」、「アウシュヴィッツ・ビルケナウ ナチスドイツの強制絶滅収容所」、「ザモシチ旧市街」、「中世都市トルニ、マルボルクのドイツ騎士団の城」、「カルヴァリア・ゼブジトフスカ マニエリスム様式の建築と公園の景観複合体と巡礼公園」、「ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会群」、「マーウォポルスカ南部の木造教会群」、「ムジャコフスキ公園」、「ヴロツワフの百周年記念ホール」、「ポーランド・ウクライナのカルパチア地方の木造教会」です。自然遺産は、「ベラヴェシュスカヤ・プーシャ ビャウォヴィエジャの森」の1か所になります。
ポーランドのお土産について
ポーランドのお土産としては、はちみつやチーズなどがおすすめです。チョコレートのお菓子プタシェ ムレチュコやヴェデルなどもおすすめです。スープ料理が発達している国なので、インスタントスープもお土産にちょうどよいでしょう。伝統的な雑貨や食器、琥珀なども有名です。
ポーランド旅行 よくあるFAQ
Q:ポーランドへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:ポーランドの首都である「ワルシャワ」近くに位置する、ワルシャワ・ショパン空港が人気です。
Q:ポーランドの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:ポーランドは比較的治安の良い国です。ただし外国人観光客を狙った犯罪がないわけではないので、外出時は十分に注意しましょう。
Q:ポーランドのベストシーズンは?
A:ポーランド観光のベストシーズンは5月から8月、日照時間が長く観光しやすいのが特徴です。
Q:ポーランドの主要都市はどんなところがありますか?
A:首都である「ワルシャワ」、古都「クラクフ」、港町である「グダニスク」などが知られています。
Q:ポーランドは日本語・英語は通じますか?
A:ポーランド国内では、日本語・英語ともに通じにくくなっています。ただし観光地では日常会話程度ならできる場合があるので、不便少なく旅行ができるでしょう。