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朝鮮民主主義人民共和国旅行へ行く前に確認するポイント
Democratic People's Republic of Korea
朝鮮民主主義人民共和国までは飛行機でおよそ----時間で行くことができます。朝鮮民主主義人民共和国の気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適な朝鮮民主主義人民共和国旅行を楽しみましょう。
北朝鮮は日本の西、朝鮮半島の北半を占めています。ほぼ80%が山地で、東西を海に挟まれているため、大小数多くの河川がみられます。隣接国は中華人民共和国と中国、ロシア。日本や韓国をはじめ、国連加盟国のうち26か国は北朝鮮を国家として承認していません。
日本から北朝鮮への渡航について
直行便と飛行時間
日本からの直行便は就航していません。中国の北京から、中国北方航空を利用して平壌へ渡航することは可能です。また、北京や瀋陽、ウラジオストクなどから高麗航空の便も就航しています。
日本との時差
北朝鮮と日本との間には30分の時差があり、日本の方が進んでいます。サマータイムの実施はありません。
北朝鮮におけるビザ・入国手続きについて
日本人が北朝鮮へ入国する場合はビザが必要です。ただし、北朝鮮の在日公館が存在しないため、中国やロシアなどといった北朝鮮と国交のある国の公館で取得する必要があります。個人での取得は非常に困難ですので、旅行代理店に取得代行を依頼するのが一般的です。ちなみに、北朝鮮には入国できない職業がいくつか存在するので気を付けましょう(警察官、自衛官、ジャーナリストなどマスコミ関係)。なお、ビザがあっても1月は入国することができません。
北朝鮮の気候について
北朝鮮は日本に近く四季のある国で、夏は暑く、冬は寒い大陸性気候です。気温は夏で25℃程度。冬は-5℃~5℃前後ととても低く、場所によっては1月の平均気温が-15℃まで下がることもあります。ですが、降水量が少ないため、雪が降ることはほとんどないのが特徴です。
北朝鮮の免税について
必要最低払い戻し購入額 | ― |
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VAT税率 | ― |
払い戻し率 | ― |
税関スタンプ受領期限 | ― |
免税書類申請期限 | ― |
免税条件 |
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必要な税関スタンプ | ― |
特記事項 | ― |
北朝鮮の通貨とチップ
通貨について
通貨はウォンが使用されています。ただし、韓国のウォンとはまったく異なる通貨です。なお、旅行者が北朝鮮のウォンを手にすることは基本的にできないため、旅行者向けの商店などでは米ドル・日本円・ユーロ・中国元などの仕様が一般的です。また、クレジットカードは使えないことが多いので注意しましょう。
チップについて
基本的に旅行者はガイドと回ることになります。その際チップが手数料として組み込まれており、2000円前後支払うことが多いようです。ちなみに、国が禁止していた背景もあってかチップの習慣はあまり根付いていませんが、現在は規制が緩和されているので、何かあった際には手渡すのも良いでしょう。
旅のお役立ち情報
北朝鮮の電圧とコンセント
北朝鮮のコンセントはA型、B型、B3型、BF型、C型、O型、SE型など、多くの型が普及しています。電圧は110または220V。ACアダプターが240Vまで対応している日本の家電製品は、そのまま使うことができます。それ以外の場合には変換プラグや電圧変換器を用意しておきましょう。
北朝鮮のネット環境
インターネットの環境は以前に比べると整ってきていますが、基本的に海外への接続は国が運営している海外向けのウェブサイトで行います。ただし、インターネット自体の普及率は非常に乏しく、観光客が自由に使えるような環境はいまのところありません。
北朝鮮の飲料水
浄化施設が整っていない上に水道管の老朽化も激しいため、水道水の飲用はできません。国民は川の水や井戸水を汲んで飲んでいますが基本的にはオススメできないので、飲料水はホテルなどで購入するようにしましょう。それでもどのような水を使っているかは定かでないので、信用できるところで購入してください。
文化・宗教・マナーについて
北朝鮮の文化
北朝鮮の政治は社会主義人民共和制(朝鮮民族の主体主義に基づくもの)で行われています。軍事が何事よりも最優先であるという思想のもとで、すべてが判断されています。国民は儒教の精神が強く、礼儀を重んじ、個人の尊厳を大切にしているのが特徴。老人や父母、謙虚に生きている人を尊敬し、子どもにはたくさんの愛情を注ぐ人が多いです。また、伝統衣装は「朝鮮服」と呼ばれ、韓国と同様に色彩豊かな「チマチョゴリ(女性)」と「パジ、チョゴリ、トゥルマギ、マゴジャ(男性)」があります。
北朝鮮の宗教
仏教とキリスト教の教徒連盟が活動しているようですが、信者数などの詳しい情報は公開されていません。
北朝鮮のマナー
写真やビデオ類は、ガイドから許可されている場所に限り撮影することができます。軍事施設および軍人を撮影するのは不可で、禁止されている場所で撮影するとその場でデータ削除を命じられますので注意が必要です。また、韓国を称賛する内容の発言するのは避けましょう。加えて、金日成や金正日、金正恩の批判も禁止されているので気を付けるように。なお、銅像・肖像画に対してはガイドに従うと良いでしょう。
北朝鮮の食文化
現地の国民向けのレストランや食料品店を旅行者が利用することはできません。上流階級向けのレストランならば利用できるお店もありますが、国全体として物資不足や流通状態が悪いため、食べられるメニューは非常に少ないです。料理は「平壌冷麺」が有名で、芋から作られた麺はコシがあります。また、牛肉や豚肉は品薄なのでほとんど食べられず、鴨や犬の肉が主流です。味付けに関しては韓国ほど辛くなく、日本人には比較的食べやすいものとなっています。
北朝鮮の主要観光地と世界遺産
北朝鮮の主要観光地
北朝鮮の主要観光地は、金日成と金正日の銅像が拝める「万寿台大記念碑」や国立図書館となる「人民大学習堂」、金日成の誕生日を記念して造られた「主体思想塔」、「金日成広場」などがあります。滞在中は必ずガイドと一緒に行動しなければならないので、観光ルートなどは相談すると良いでしょう。
北朝鮮の世界遺産
世界遺産としては、「高句麗古墳群」と「南西部開城ケソン市周辺の史跡群」が文化遺産として登録されています。「高句麗古墳群」は約700年続いた高句麗王国時代の63基の古墳で、美しい壁画が高句麗の歴史と文化を物語ります。 また、「開城ケソン市周辺の史跡群」は高麗王朝時代の都の史跡となっており、城壁や城門、書院跡などがみられます。高麗王朝が仏教から儒教に思想が移行する時期の価値を表しているとされています。
北朝鮮のお土産について
基本的に日本とは正式な国交がない国で、加えて経済制裁があるため、お土産などを持ち帰ることはできません。