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ナイジェリア - アブジャについて
アブジャはナイジェリアの中心に位置する町で1980年代に建設されたナイジェリアの首都です。ナイジェリア最大の都市であるラゴスから1991年に首都移転しました。新しく作られた町として政府機能の多くがラゴスから移転されています。人口の流入とともに経済の拡大が続くこの町は、世界で最も速いスピードで成長している町の一つ。次の時代には世界の大国になるといわれるナイジェリアの新首都、アブジャについて紹介しましょう。ナイジェリアは歴史的に人口構成が複雑で、250を超える民族・部族から成り500を超える言語が話されています。宗教的にはキリスト教とイスラム教の激しい対立が続き、国内で何度も宗教戦争が起こっています。1970年代に首都を移転することを計画した時にこのような情勢を考慮し、どの勢力にも特別に有利にならないような場所が新しい首都に選ばれたのです。
それまで首都だったラゴスが豊かな町になっていたことから、新しい町は国の内陸部に作ることとし、国のほぼ中央に位置する地点にアブジャの町が築かれました。アブジャという名前の町はもともと今の首都都市から少し離れた場所にあり、その場所は現在スレジャという名前の町になっています。
ナイジェリアはアフリカで最も人口の多い国で2億人以上が住んでいます。いわゆるエマージングマーケットの代表で、今世紀中に世界の大国に成長すると予想されている国です。アブジャはそのナイジェリアで最も成長の著しい町で、国連の報告によれば現在の人口は2600万人。今後10年間に4900万人に達し、年間4.6%の経済成長が予測されています。この町の中心部の詳細設計は丹下健三氏によるもので、市内にはECOWAS(Economic Community of West African States 西アフリカ諸国経済共同体)本部、及びOPEC(石油輸出国機構)の地域本部が設置されています。
気候は熱帯サバンナ性気候に属し、4月から10月の雨期と11月から3月の乾期に分かれています。二つの季節の変わり目にはハルマッタンと呼ばれる強い貿易風が発生。周辺の砂漠から巻き上げた砂は砂塵となり、市内では視界がかすみ太陽も見えないような状態になります。湿度は10%前後。乾燥した空気が肌や粘膜を傷めて目や鼻の障害、ぜんそくなどの呼吸器のトラブルが多発する時期です。
アブジャはサバンナの中に新しく建てられた町です。観光客が町の外に出るには十分な注意が必要で、場所によっては警官の帯同が必要になります。市内の風景は近代的なもので、古い歴史的な街並みは見られません。町の代表的なランドマークとなる場所を紹介しましょう。
・アソロック
町のシンボルともなっている岩山で、400mの高さで聳え立つ花崗岩の一枚岩です。大統領府、国会議事堂、最高裁判所がこの岩の麓に配置され、国家の三大機能を備えるこのエリアは「スリーアームゾーン」と呼ばれています。周囲にはいくつもの政府機関や企業が集積し、緑地公園が広がっています。町はここから南に向かって伸長し、南の端にはもう一つの巨岩、ズマロックが聳えています。
・ナイジェリア国立教会
国立クリスチャンセンターとしても知られる、ナイジェリアのキリスト教徒にとっての信仰の中心地。複数の宗派による共同使用の教会です。ゴシック容器をベースに装飾を取り払った、ネオ・ゴシックスタイルの教会でいくつも突き出た三角の屋根、尖塔の先の十字架、反復するアーチ構造といったスタイルをモダンなデザインで一体にしたユニークな教会です。
・国立モスク
インディペンデンス通りを挟んでクリスチャンセンターの向かいに立つモスク。黄金のドームを取り囲んでそびえる壁と四隅に建つ塔が目を引く美しいイスラム建築です。内部にはイスラムセンターが設置されイマームの住居にもなっています。西アフリカ最大のイスラム人口を擁し、人口の50%がイスラム教徒の国です。このモスクはイスラム教徒ではない一般の方にも公開されており、お祈りの時間でなければ誰でも入場できます。
・ミレニアムタワー
アブジャの町で最も背の高い建築物がこのミレニアムタワー。高さ170mの塔は長さの違う三つの円柱が一枚の円盤を貫通するユニークな外観。110mの地点に設置された円盤の中は展望台とレストランになっており、市内が一望できます。低層ではピラミッド型のナイジェリア文化センターとアーケードで接続し、周辺地地域を含めて構成されるアブジャ・ナショナル・コンプレックスの中心施設となります。
アフリカを代表する政治・産業の中心となる都市、アブジャ。近代的な高層ビルと道路の中に、多様な民族と言語、宗教が作る複合的な社会が営まれています。周辺にはアフリカの素朴な市民生活と緑のサバンナ。21世紀の世界の絵を変えていく役割を期待されている町です。