多種多様な人々が集まる観光拠点「ナンディー」

南太平洋の島国・フィジー共和国の第三の都市、ナンディー。年間30万人を超える観光客が訪れ、フィジー観光の玄関口となっています。街のメインストリートには数多くのホテルが立ち並び、地元民の気さくな声が飛び交います。また、植民地時代の影響から、先住民であるフィジー系以外にインド系の住民も多く住んでいます。近年では美しい海に加えて語学留学先としても注目され、多くの外国人留学生の姿も見られます。人種の垣根を超えて様々な人々が集まる、そんな国際色に富むグローバルな街、ナンディーに出かけましょう。

ナンディの歴史

1947年に成立した比較的新しい街であるナンディー。先住民が最初にフィジー島に上陸した地点がナンディー付近であったと言われています。イギリスの植民地であった1970年まで、サトウキビのプランテーションのために多くのインド系の住民が送り込まれました。その影響によって、ナンディーの社会も劇的に変化を遂げることとなります。

ナンディの経済

ナンディーの主産業はサトウキビの生産と観光業です。イギリスから独立を果たした今でも、サトウキビの栽培が行われています。また、国内唯一の国際空港が首都のスバではなくナンディーにあるので、必然的に多くの観光客が集まることとなり、ホテルやレストランなどの施設が集積しています。

ナンディ行きの格安航空券について

日本からフィジーのナンディーへ向かう直行便はないため、最低でも1回の乗り継ぎが必要となります。キャセイパシフィック航空を使い、日本から香港へ向かい、そこからナンディーへ向かうルートが格安航空券となっているのでオススメです。他に、大韓航空を利用した仁川経由、シンガポール航空とフィジーエアウェイズを利用したシンガポール、シドニーまたはオークランド経由でもアクセスできます。