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モンテネグロ旅行へ行く前に確認するポイント

Republic of Montenegro

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称モンテネグロ共和国
人口約62万人
首都ポドゴリツァ
国コードME
言語モンテネグロ語、アルバニア語、セルビア語、ボスニア語、クロアチア語
国番号(電話用)382

モンテネグロまでは飛行機でおよそ14~16時間で行くことができます。モンテネグロの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なモンテネグロ旅行を楽しみましょう。


バルカン半島西部のアドリア海沿岸にある小さな国です。面積は日本の福島県と同じくらい。北側をボスニア・ヘルツェゴビナとセルビア、東側をコソボ、南側をアルバニアに囲まれています。クロアチアのドゥブロヴニク=ネレトヴァ郡とも僅かに国境を接しています。

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日本からモンテネグロへの渡航について

直行便と飛行時間

日本とモンテネグロの間を飛ぶ直行便は現在ありません。ヨーロッパや中東の都市を経由してモンテネグロへ行くのが一般的です。日本から各主要都市まではだいたい12時間程度。それらからモンテネグロまでは、2~4時間ほどのフライトとなります。

日本との時差

日本とモンテネグロの時差は8時間。日本の方が8時間進んでいます。モンテネグロはサマータイムを実施している国なので、期間中は時差が7時間になります。

モンテネグロにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

90日以上のパスポート有効期限が必要です。滞在日数+3ヶ月以上必要を案内される場合もあるので、滞在日数+3ヶ月の有効期限が推奨されます。

■ ビザ

最初に入国した日より180日間で90日以内の滞在の場合、ビザは不要です。ビザを更新する場合、更新が切れる30日前に申請するようにしましょう。

■ モンテネグロ入国の流れ

1.入国審査(Immigration)

入国審査のカウンターにて、審査官に電子入国カードやパスポートを提示してください。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

3.税関(Customs)

規定を超える荷物がある場合は税関申告が必要で、赤ランプへ。何もない場合は緑ランプへと進んでください。

■ モンテネグロ出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。

2.出国審査

「Passport Control」で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

モンテネグロの気候について

モンテネグロは、夏に降水量が少なく冬に多くなるという傾向があります。春頃の服装は日本と同じでも問題ないですが、夏は少し気温が低くなりがちなので、羽織れるものがあると良いでしょう。秋冬も日本と同じような格好で特に問題ありませんが、冬には雨具を持っていくようにしましょう。

モンテネグロの免税について

払い戻しの制度はありません。

必要最低払い戻し購入額
VAT税率 19%
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

モンテネグロの通貨とチップ

モンテネグロの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

モンテネグロの通貨はユーロとセントが使用されています。紙幣は5、10、20、50、100、200、500ユーロ。硬貨は1、2、5、10、20、50セントと1、2ユーロです。

チップについて

モンテネグロでは基本的にはチップは不要です。タクシーでは釣り銭を渡しても良いでしょう。レストランではサービス料が含まれていれば別途には必要はありませんが、気持ちの良いサービスを受けた場合には10%程度しましょう。

旅のお役立ち情報

モンテネグロの電圧とコンセント

モンテネグロの電圧とコンセント

モンテネグロの電圧は230Vで、日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグは一般的にはCタイプが使用されています。

モンテネグロのネット環境

モンテネグロのネット環境

モンテネグロでは比較的インターネットに繋がりやすい環境が整っています。空港では無料でWiFiの使用が可能で、ホテルでも基本的にWiFiが飛んでいます。ただし、ホテルやレストランでは有料のところもありますので、利用前にご確認下さい。

モンテネグロの飲料水

モンテネグロの飲料水

モンテネグロの水道水は飲料用として使用することに問題はありません。ただし、500mlのミネラルウォーターが50円程度で販売されていますので、気になる人は購入しても良いでしょう。

文化・宗教・マナーについて

モンテネグロの文化

モンテネグロの国民性はマイペースでのんびりしている人が多い様です。身近な人を大切にする傾向があり、独立にもこの国民性が影響していると言われています。国民はモンテネグロ人であることに誇りを持っており、愛国心が強いといえるでしょう。

モンテネグロの宗教

モンテネグロの宗教はセルビア正教が74%、イスラム教が20%弱でその他ローマ・カトリックなどです。

モンテネグロのマナー

モンテネグロのマナーはこれといって神経質になって守らなければいけないものはありません。食事の際に魚を手で押さえて骨をとるなど手を使うことは問題ありません。現地の人々と話をする機会があるときは民族問題、政治の話はしないようにしましょう。プレゼントを贈る際には偶数ではなく、縁起がいいとされている奇数にするようにします。

モンテネグロの食文化

モンテネグロの食文化

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モンテネグロの料理はトルコやハンガリー、近隣国のイタリア、オーストリアなどの影響を受けています。ニェグシュカという料理は、豚肉や豚皮を燻製にしたもので生ハムに近いものです。パプリカは白ピーマンの中に野菜を詰めて発酵させたものでサラダの感覚で食べるもの。ポペツは鶏肉を開いてカッテージチーズなどを巻いて揚げたものです。ドゥルミトールステクは豚肉のカツレツの様な料理。また、飲み物はワインが有名です。主に南部で作られており、タンニンが豊富で、イタリアのあるワインに似ているとも言われています。

モンテネグロの主要観光地と世界遺産

モンテネグロの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: istockphoto.com

モンテネグロの主要観光地

モンテネグロの人気観光地はコトルです。世界遺産にも登録されており、その荘厳な城壁、ロマネスク様式の聖トリプン大聖堂や美しい街並みとコトル湾は見逃せません。コトルの旧市街地が好きという方は、あわせてブドゥヴァ旧市街もお勧めです。こちらも城壁に囲まれた都市で、アドリア海に突き出すような形になっています。プドゥヴァはコトルと異なりビーチがあるので、のんびりとしたリゾートも楽しめます。首都ポドゴリツァの北西にあるオストログ修道院も、多くの観光客が訪れる観光スポット。断崖絶壁の中に埋め込まれているように建つ修道院の姿は一見の価値ありです。

モンテネグロの世界遺産

モンテネグロには現在2件の世界遺産があります。1つは文化遺産「コトルの自然と文化-歴史地域」です。もう1つは自然遺産「ドゥルミトル国立公園」。ドゥルミトル山を中心としたこの国立公園では、ヨーロッパで最も深いとされるタラ峡谷など起伏がある美しい景色を見ることができます。

モンテネグロのお土産について

モンテネグロのお土産の定番はやはりワインです。ちょっと荷物にはなりますが、ぜひ買って帰りたいお土産の1つ。また、ドライフルーツ、クッキー、紅茶などは、大人数に配るためのお土産としていかがでしょうか。これらは、スーパーやマーケットで手に入れましょう。また、ラキアという蒸留酒もアルコール度数が高いですがお酒好きの方にはお勧めです。

モンテネグロ旅行 よくあるFAQ

Q:モンテネグロの治安は?気を付けた方がいいことは?

A:モンテネグロ国内の治安はかなり良好です。ただし観光地での軽犯罪は増加傾向にあるので、人が多く集まる地では注意が必要です。

Q:モンテネグロへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?

A:モンテネグロの首都に「ポドゴリツァ空港」、アドリア海側には「ティヴァト空港」があります。

Q:モンテネグロは日本語・英語は通じますか?

A:モンテネグロの公用語はモンテネグロ語ですが、周辺各国と言語が殆ど変わりありません。また、観光地では英語も通じるところが多く不便は少なく滞在できます。

Q:モンテネグロ渡航にあたってワクチンの3回目接種は必要ですか?

A:モンテネグロ入国時の規制は2022年9月現在行われていません。従って、ワクチン接種が2回までの場合も入国可能となります。

Q:モンテネグロのベストシーズンは?

A:モンテネグロ観光のベストシーズンは5~6月です。気候的に過ごしやすい季節となっています。夏季はもっとも人気な季節として多くの観光客が訪れます。