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ジャマイカが誇る高級リゾート地「モンテゴ・ベイ」

ジャマイカ島の北西部に位置するモンテゴ・ベイは、国内でも一、二を争う高級リゾート地として知られています。見渡す限り青と白のグラデーションが広がる浜辺に、大小さまざまなリゾートホテルが建ち並びます。とくに、街の中央近くにあるコーンウォールビーチは映画『カクテル』に登場する「アーモンド・ツリー・バー」があることで有名。有料で利用者数が限られているため、混雑を避けられるのも大きな魅力です。浜辺で遊んだ後は、海岸線沿いのグロスター通りへ。「ヒップ・ストリップ」の愛称で知られるこの通りは、お土産物店やレストランがひしめくモンテゴ・ベイ屈指のお買い物スポットとなっています。

モンテゴ・ベイの歴史

モンテゴ・ベイの「モンテゴ」とはスペイン語で「ラード」を意味する「マンテカ」が転訛したもの。16世紀にジャマイカ島を占領したスペイン人が野生の豚から脂を採集し、この港から輸出していたことにちなんでいます。17世紀後半にイギリスの統治領に。1924年に最初のホテルが開業したのを皮切りに、現在に至るまで観光保養地として発展しています。

モンテゴ・ベイの経済

四国よりも小さな島ながらジャマイカ島は天然資源が豊かで、ボーキサイトや金、岩塩などを産出しています。モンテゴ・ベイ自体の産業はほぼ観光業ですが、ほかにもココナッツやバナナ、キャッサバなどの農業生産も行われています。