アデン・アッデ国際空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。ソマリアのモガディシュへ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。アデン・アッデ国際空港は、ソマリア共和国の首都であるモガディシュにある空港です。標高9mの位置にあり、空港総面積は920ヘクタール、年間の利用客数は約82万人で、アフリカ圏内では第3位の規模を有しています。アデン・アッデ国際空港は1925年に植民地支配をしていたスペインによって建設されました。建設当時はモガディシュ空港という名前で、第二次世界大戦中はスペイン軍の軍用基地として利用されており、滑走路と格納庫のみの小さな飛行場でした。インド洋に面しているため、中東地域の前線で数多くのスペイン軍の戦闘機が配備されていましたが、終戦後の1950年に国連によるアフリカ解放議案が承認されると、ソマリア共和国が独立し、アデン・アッデ国際空港はスペインからソマリア政府へと譲渡されます。現在の空港名は初代大統領のアデン・アブドラ・ウスマンにちなんで名付けられています。1972年から1975年に掛けて行われた拡張工事後に民間航空機用の国際空港になり、1980年に正式に国際空港という形で開港しました。現在は、地上2階建ての旅客ターミナルビルが2棟、長さ3018mの滑走路が3本備わっていて、1日に69便の国際路線と22便の国内路線の旅客機が離発着しています。国際路線はアメリカ・ロシア・中国・オランダなど計25カ国の主要都市とつながり、国内路線は国内の4つの空港と結ばれています。ハブ空港でもあり、アジアからアフリカ大陸各地に向かうためにアデン・アッデ国際空港を利用する観光客が多いことが特徴です。搭乗ゲートはありませんので、旅客ターミナルで手荷物検査を終えると移動バスで航空機に向かいます。
アデン・アッデ国際空港周辺で観光におすすめの地域は、バナディール州です。ソマリア共和国内最小の州でありながら、首都のモガディシュがある地域であり国内で最も多くの人々が暮らしている州です。インド洋に面していることもあり、1990年以降は海岸沿いにリゾート地も開発されました。世界遺産に指定されている自然公園や遺跡もあり、観光スポットが多いところです。
アデン・アッデ国際空港周辺の主なランドマークは、「モガディシュ港」「マルカ遺跡」「シリングの丘」「ジュバ川」「ソマリア中央駅」「ハルゲイサ市場」の6カ所です。
「モガディシュ港」は1920年に建設された港で、主に大型船が寄港するところです。アジア各国に属している石油タンカーや貨物船が計350隻停泊できる巨大な港で、アフリカおよび中東圏では最大規模を誇ります。インド洋に面した航路を進む際は、必ずこの港で給油が行われる海上の要衝です。
「マルカ遺跡」はモガディシュの南東部にある遺跡で、1992年にユネスコ世界遺産に登録されました。紀元前3世紀頃のエジプト文明時代に築かれた神殿跡であり、ソマリア一帯で暮らしていたマルカ族が築いたものです。この神殿が発掘されるまでは、マルカ族の遺跡は一つも発見されていませんでしたので、貴重な歴史遺産として保存されています。
「シリングの丘」は市街地の中心部から車で約30分の場所にある小高い丘で、ここからモガディシュを一望することができます。ここはエジプト神話に登場する精霊シリングにちなんで名付けられた丘です。頂上にはその精霊をかたどった彫像が設置されています。景勝地でもあり、多くの観光客が訪れるスポットです。
「ジュバ川」はモガディシュの街を流れる川で、インド洋に続いています。河口の海水と汽水が混ざり合う箇所で2色の水が境界線を作っている様子を見ることができ、この光景を眺めるための観光船も出航しているほどです。なお、この現象は毎年2月から4月までしか見ることができない貴重な自然現象になっています。
「ソマリア中央駅」は1922年に建設され、ソマリア鉄道の始発、終着駅として機能しています。ゴシック様式の建造物が特徴的でモガディシュの代表的なランドマークです。ソマリア中央駅からアデン・アッデ国際空港まで向かう列車も出ていますので、約40分で向かうことができます。1日約1500人の利用客があり、大勢の人々で賑わいを見せる場所です。
「ハルゲイサ市場」はモガディシュの中心部にある市場で、インド洋で水揚げされた魚介類や羊、ヤギの肉など多種多様な品が販売されています。約400軒の露店が集っていて、ソマリアの伝統料理であるアッサイなどを食べられる店もあります。