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町中には溢れるほどの革新と美人「メデジン」

首都ボゴタの北西約250km地点に位置するコロンビア第二の都市、メデジン。ここしばらく近代化が進み、高層ビルなど近代的な建物も多く建設され、ボゴタと並んでコロンビア経済の中心を担う都市になりました。一方で文化面でも長けており、毎年8月上旬には花飾りを背負った農家の人々がメデジン市内の大通りを歩く「花祭り」が開催されます。色とりどりの個性豊かなその花飾りを見ようと、国内外から多くの観光客が集まり毎年賑わいを見せています。また、美人大国として名高いコロンビアの中でも特に美人が多く、後述の「最も革新的な都市」のみならず「最も美人が多い都市」としても密かに注目を集めているのだとか。あらゆる場面で世界中の他の都市をしのぐ理由は、一度メデジンを訪れさえすれば誰しもが納得することでしょう。

メデジンの歴史

以前は麻薬の取引や反政府組織などの温床としてその名を轟かせていたという暗い歴史を持つメデジン。しかし2004年に就任した市長ファハルド氏による一連の都市政策によって、比較的治安の良い近代的な都市へと生まれ変わりました。その甲斐あって、2013年には米紙ウォールストリートジャーナル実施の「今年の最も革新的な都市」ランキングで1位に選ばれるなど、世界規模でも発展の著しい都市となっています。

メデジンの経済

首都のボゴタ、カリと共にコロンビア三大都市の一つとなっているメデジン。国内きっての産業都市でもあり、同国の金属・機械工業や繊維工業の中心を成しています。前市長の取り組みにより、昔と比べて貧富の差が縮まり、インフラの状況も格段に向上。観光客にとっても過ごしやすい都市になっています。