モーリシャス - ポートルイスについて

ポートルイスの基本情報

ポートルイスの観光情報

ポートルイスはインド洋の島国モーリシャスの首都で、本島に位置する港湾都市です。その規模は同国最大のものとなっています。ポートルイス県に属しており、人口は約15万人。周囲をポートルイス・モカ山脈と呼ばれる山嶺に囲まれています。

10世紀頃、島の存在はアラブ人航海者たちの間では知られ、15世紀にはインドやインドネシアなどからの航海者が訪問していました。17世紀、オランダがインド洋の補給路として殖民を開始した、当時の総督オラニエ公マウリッツの英語読みの表記にちなんで現在のモーリシャスという名称で知られるようになりました。

オランダが撤退すると近隣のレユニオン島を殖民支配していたフランスが再植民地化を開始し、1715年にはフランス島と改名。その後1810年にはイギリスが占領するなど再三に渡り支配した国が変わっています。1835年には奴隷解放が行われ、労働力不足に対応するためインドからの移民が導入されます。現在でもインドの影響力が強く密接な関係をもつのは、この時代によるものです。

そんなポートルイスの地元市民に人気のスポットは、「シャン・ド・マルス」と呼ばれる古代ローマにちなんだ国立競馬場や「ル・カルセナ」とよばれる警察官舎、「ル・フロント・ウォーターフロント」です。

地元住民も利用する「ポートルイス市場」や「モーリシャスチャイナタウン」、モーリシャスの歴史に関する資料を展示する国立歴史博物館なども観光スポットに挙げられます。さらに、島の動植物に関する研究をするモーリシャス研究所などもあるため、資料を目的に訪れる人も多い地域です。

よくある質問

Q：ポートルイスの治安状況は？

A：夜間は街灯が極端に少ないため危険なエリアが多くなっていますが、基本的に治安状況は良く安全に観光を楽しめます。