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マラウイ旅行へ行く前に確認するポイント
Republic of Malawi
マラウイまでは飛行機でおよそ18~23時間で行くことができます。マラウイの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なマラウイ旅行を楽しみましょう。
マウライ共和国は3つの州と20の地域で構成されている内陸国で、アフリカ大陸の南東部に位置しています。隣接国はタンザニア、モザンビーク、ザンビアの3か国。高原上に存在しており、国土の大部分をマラウイ湖が占めています。
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日本からマラウイ共和国への渡航について
直行便と飛行時間
日本からマラウイまでの直行便は就航していないため、ロンドンやドバイ、香港経由などが主なルートとなっています。経由地にもよりますが、所要時間はおよそ18~24時間になります。
日本との時差
マラウイと日本の時差は7時間で、日本の方が進んでいます。また、サマータイムの実施はありません。
マラウイ共和国におけるビザ・入国手続きについて
■ ビザ
マラウイ入国には、観光・就労目的に関わらずビザが必要です。
ビザの審査はオンライン化されており、渡航の前にマラウイ入国管理局で申請して取得することができます。
1.入国審査(Immigration)
空港到着後、「Arrival」に従って入国審査のカウンターへ。審査官に有効なパスポートを提示してください。
2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。
■ マラウイの流れ1.チェックイン(搭乗手続き)
各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。
2.出国審査
係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。
3.手荷物検査
手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。持ち出し禁止品には注意しましょう。
※実際の空港施設と入国・出国の流れが異なる場合があります
マラウイ共和国の気候について
マラウイの気候は雨季、比較的涼しい乾季と比較的暑い乾季の3つに分かれています。12月から4月が雨季となり、その時期の平均気温は22度前後。雨季といわれますが日本のような梅雨とは異なり、短時間のスコールのような激しい雨の後にカラっと晴れる天気です。乾季は5月から11月で、5月から8月は比較的涼しく、平均気温は16度前後。6月から7月は年間でも寒い時期となり、気温は10度以下まで下がります。また、9月から11月は日差しが強く35度を超える日もありますが、日本のように湿度は高くないので比較的過ごしやすいでしょう。ただし、熱帯夜が続く場合もあるため注意が必要です。
マラウイ共和国の免税について
必要最低払い戻し購入額 | ― |
---|---|
VAT税率 | 17.5% |
払い戻し率 | ― |
税関スタンプ受領期限 | ― |
免税書類申請期限 | ― |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | ― |
特記事項 | ― |
マラウイ共和国の通貨とチップ
通貨について
マウライで使われている通貨はマラウイ・クワチャ、補助通貨はタンバラです(100タンバラ=1クワチャ)。紙幣は10、20、50、100、200、500 及び 1000クワチャの7種類が流通しています。
チップについて
基本的にチップは不要ですが、ホテルやレストランで受けたサービスに対して気持ち程度に渡すと喜ばれます。目安は1名に対して100マラウイ・クワチャ。
旅のお役立ち情報
マラウイ共和国の電圧とコンセント
電圧は230V。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。なお、コンセントタイプは、アース付きの三本端子を差し込むBFタイプ。
マラウイ共和国のネット環境
インターネット回線は日本と比べると非常に遅いです。とくにアクセスの集中する日中は回線が込み合うため、頻繁に通信障害が発生します。Wi-Fiルーターも少ないですが利用可能。モバイル通信は比較的早いといわれているので、SIMフリーの端末を持っていると便利でしょう。
マラウイ共和国の飲料水
比較的綺麗にみえる水道水ですが安全性に欠けるため、飲まない方が良いでしょう。マラウイでは上水道の整備が十分ではなく、下水の処理も不完全です。ホテルなどにあるペットボトルに入った飲用水を飲むようにしてください。
文化・宗教・マナーについて
マラウイ共和国の文化
マラウイには通過儀礼や婚儀、祝い事などで行われる伝統舞踏と音楽が主要な文化として継承されています。また、木彫りのマスクやかご細工といった伝統技術を備えており、伝統儀式に使用されるほか、観光客相手の土産物としても販売されています。なお、イギリスの植民地だった歴史をもつマラウイではサッカーがもっともさかんなスポーツとして親しまれています。
マラウイ共和国の宗教
全体の79.9%がキリスト教で、その他となるイスラム教が12.8%。キリスト教においてはカトリックよりもプロテスタントのほうが多く信仰されています。
マラウイ共和国のマナー
マラウイでドルを使うことはできますが、おつりが現地通貨払い(マラウイ・クワチャ)となります。現地通貨はホテルで換金できますが、多額になるとホテルでも断られる場合があります。また、過去にはクレジットカード番号が抜き取られていたというケースもあるため、クレジットカードの利用には十分な注意が必要です。
マラウイ共和国の食文化
マウライでの主食は「ンシマ」と呼ばれる、トウモロコシの粉を水でといたお団子です。日本でいうご飯のような存在で、1日3食すべてに「ンシマ」が用いられることも日常的。通常ンシマは、肉料理・魚料理などといった2種類の副菜と一緒に食されます。また、マウライ湖に面した地域では鮮魚が好まれ、食べられています。ポピュラーな魚は観光客にも大変人気のある「チャンボ」というティラピアの一種で、ほかには「ウシパ」「ウタカ」というイワシに似た魚や、「ムパサ」という鮭に似た魚、大きな魚「カンパンゴ」も有名です。くわえて、マウライのお酒は地ビール以外にも製造がさかんなジンが愛飲されています。
マラウイ共和国の主要観光地と世界遺産
マラウイ共和国の主要観光地
主要観光地のひとつに挙げられるブランタイアはマラウイ最古の都市で、1876年にスコットランドの宣教師団によって建設されました。中心地にはホテルやレストランが軒をつらねているほか、建築物マンダラハウスというマラウイ最古の建築物や、ミチル自然保護区、カールスバーグ・ビール醸造所、チチリ博物館など、多くの見どころがあります。また、マラウイの首都にあたるリロングウェは都市的な面をみせる一方で5つもの国立公園が存在し、周辺には森林保護区や動物保護区があるなど、自然に囲まれた魅力的な都市となっています。
マラウイ共和国の世界遺産
マラウイには2件の世界遺産が登録されています。マラウイ中部デッザ県に位置するチョンゴニの岩絵地域は文化遺産に認定されており、狩人が描かれた絵画や農業をモチーフとした岩絵がみられるほか、この地では127の遺跡が確認されています。また、自然遺産となっているマラウイ湖国立公園は、アフリカ大陸の南東部に位置するマラウイ湖を対象とした国立公園です。マラウイ湖国立公園は「湖のガラパゴス諸島」ともいわれ、固有種の多さと多彩な進化で世に知られており、シクリッド(カワスズメ)の数は世界的にも類をみない数となっています。
マラウイ共和国のお土産について
お土産としては重要な産業となっている茶葉を生かした、「マラウイティー」と呼ばれる紅茶が有名です。高品質で手ごろな価格なため、世界中のメーカーが風味を良くする目的で用いており、紅茶通の方なら喜んでくれること間違いなしでしょう。
マラウイ共和国旅行 よくあるFAQ
Q:マラウイのベストシーズンは?
A:マラウイ観光は夏季の5~10月がベストシーズンです。乾季にもあたり、天候が安定します。
Q:マラウイは日本語・英語は通じますか?
A:公用語には英語が含まれるので、都市部はじめ国内各所で英語が通じます。
Q:マラウイへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:首都近くに位置する「リロングウェ国際空港」がもっとも人気です。
Q:マラウイの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:外務省によると、国内全体で注意が必要とされています。ただしアフリカでは比較的安定している方ですが、強盗事件などが多いので警戒は怠らないようにしましょう。
Q:マラウイへ入国するには予防接種が必要ですか?
A:新型コロナワクチン接種証明書の提示が入国条件に含まれるため、スムーズに入国するために予めワクチン接種をしておいた方が無難です。