マドリード・バラハス国際空港について

アドルフォ・スアレス・マドリード＝バラハス空港は1931年に開港した、スペインの首都マドリードの東部15kmに位置する国際空港であり、バルセロナのプラット空港と並ぶスペインの二大玄関口となる空港です。空港名はスペイン民主化後初の首相であった、アドルフォ・スアレス氏の功績と栄誉を称えて名付けられたものです。

世界第10位の乗降客数を誇り、スペインのフラッグ・キャリアであるイベリア航空が南米各国の主要都市へ就航していることから、ヨーロッパ各国から南米への移動のハブ空港としての役割も果たしています。

アドルフォ・スアレス・マドリード＝バラハス空港には合計4つのターミナルがあります。T1・T2・T3は主にスターアライアンス、スカイチームが乗り入れ、ターミナル間は専用通路でつながっており徒歩での移動が可能です。

T4は2006年に開業した最も新しいターミナルであり、イベリア航空とワンワールド・アライアンスグループ航空会社の専用ターミナルと機能しています。他のターミナルへの移動には無料シャトルバスの利用が可能です。T4内は更に2つの出発ターミナル、T4とT4Sに分かれており、全自動無人運転車両、シャトルトレインが移動手段として運行されています。