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レソト旅行へ行く前に確認するポイント
Kingdom of Lesotho
レソトまでは飛行機でおよそ19時間で行くことができます。レソトの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なレソト旅行を楽しみましょう。
レソト王国は世界最南の内陸国で、周囲をすべて南アフリカ共和国に囲まれています。九州よりやや小さい国土面積で、国内の標高はすべて1400メートルを超えています。そのため、多くの絶景スポットが存在し、「天空の王国」という別名がついています。
日本からレソトへの渡航について
直行便と飛行時間
現在日本からレソトまでの直行便は就航していません。アジアの場合は香港やシンガポール。中東・ヨーロッパの場合はドバイやアムステルダムなど第3国を経由して、南アフリカのヨハネスブルグで乗り換える必要があります。また、所要時間はおよそ20時間となっています。
日本との時差
日本との時差はマイナス7時間です。なお、サマータイムは導入されていません。
レソトにおけるビザ・入国手続きについて
■ パスポート残存有効期限
入国時より6カ月以上有効なパスポートを用意しましょう。
■ ビザ日本国籍者で観光・商用目的の3ヵ月滞在を予定している場合、ビザは不要です。
ただし就労目的、および3ヵ月以上滞在する場合はビザの取得が必要となっています。
1.入国審査(Immigration)
空港到着後、「Arrival」に従って入国審査のカウンターへ。審査官に出入国カードやパスポートなど必要書類を提示してください。
なお黄熱病対象国を経由しての入国には黄熱予防接種証明書(イエローカード)が必要となる場合があり、審査時に提示を求められることがあります。
2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。
■ レソト出国の流れ1.チェックイン(搭乗手続き)
各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。
2.出国審査
係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。
3.手荷物検査
手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。
※実際の空港施設と入国・出国の流れが異なる場合があります
レソトの気候について
レソトでは8月から10月が春で、夏は11月から1月、秋が2月から4月となり、5月から7月は冬です。1年のうちおよそ300日が晴天となるため、四季折々の美しい自然が観光客を楽しませています。ちなみに、夏の時期にはTシャツや半ズボンなどといった軽装で問題ないですが時折雨が降ることもあるのでレインコートは必需品です。また、日が暮れると涼しくなる春から秋には、羽織るものがあると良いでしょう。ただし、冬のアクティビティとして人気のあるマルチ山系に行く際は、季節を問わず防寒対策が必要です。
レソトの免税について
必要最低払い戻し購入額 | ― |
---|---|
VAT税率 | 14% |
払い戻し率 | ― |
税関スタンプ受領期限 | ― |
免税書類申請期限 | ― |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | ― |
特記事項 | ― |
レソトの通貨とチップ
通貨について
レソトの通貨はロチ、補助通貨はセンテとされています。ただし、ロチは南アフリカのランドと等価とされています。紙幣は10、20、50、100、200ロチが、硬貨は5、10、20、50センテと1、2、5ロチが発行されています。
チップについて
南アフリカと同様に、レストランやホテルでのサービス料金にはチップとして10%程度含まれています。また、ボーイやポーターには5ロチ程度を渡すのが目安です。
旅のお役立ち情報
レソトの電圧とコンセント
レソトの電圧は220Vとなるため、日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。電気プラグタイプはC型とB3型です。
レソトのネット環境
ホテルではWi-Fi回線を利用することができますが、速度はあまり良くないようです。
レソトの飲料水
水道水の飲用としての問題はないとされていますが、市販のペットボトルの水を購入することをオススメします。マルチ山脈から汲み上げたミネラルウォーターは硬水ですが、味には定評があります。
文化・宗教・マナーについて
レソトの文化
「すべての天然資源は神聖である」。この言葉はモシュシュ二世の言葉で、アフリカ人の伝統的な考えとなっています。そのためレソトの文化は同様に、自然を愛するアフリカの絆の上に成り立っています。
レソトの宗教
レソトにおいては大部分の国民がキリスト教を信仰しています。
レソトのマナー
国民のほとんどがカトリック教徒となるため、教会を見学する際には節度のある服装を心がけましょう。また、観光客が足を運ばないような地方の村などを訪れる際には必ず、一番先に村長さんのお宅へと挨拶をしに行くようにしましょう。
レソトの食文化
南アフリカ経由で周辺の国からの影響を受けているため、ジンバブエやボツワナなどの料理に似たものがみられます。主食は「パパ」といわれる、トウモロコシの粉を練ったもので、レソトでは「モロホ」といわれる副菜と合わせた「パパ&モロホ」が定番料理として知られています。また、レソトオックス・テールにスチームパンという地元料理や、チキン料理、T-ボーンステーキなどもオススメ。レソトの地ビールとして有名なのは、マルチビール、ジンジャービールとなっています。
レソトの主要観光地と世界遺産
レソトの主要観光地
レソトの主な観光名所には、近代ビルから藁葺屋根までさまざまな表情を見せる、新旧のアフリカが融合された首都「マセル」や南アフリカ共和国に地下トンネルを通してマルチ山脈の山水を供給している水源「カツェダム」。19世紀から現代まで住居として使われている「コメ洞窟」などがあります。また、レソトで2番目に大きいダムとされる「モハレダム」では、壮大なパノラマを楽しむことができます。南部アフリカで最も標高の高い(3256メートル)場所にある「サニパス」ではアクティビティも盛んで、マレツニャーネ滝沿いの世界で最も長いアブザイレンはギネスブックに登録されています。
レソトの世界遺産
レソトには、南アフリカ共和国と共有する複合遺産の「マロティ=ドラケンスバーグ公園」があります。マロティ=ドラケンスバーグ公園では南部アフリカのカラハリ砂漠に住む狩猟採集民族サン人が数千年前から残してきた岩絵や考古遺跡群、ドラケンスバーグ山脈の自然景観などを目にすることができます。
レソトのお土産について
レソトの象徴といっても過言ではない「バソトハット」と呼ばれる帽子や、い草で編んだ民芸品、モヘア織りのタペストリーなどがこの国ならではのものとして人気のお土産となっています。また、素焼きの壺や皿なども有名なので、自分用に購入するのも良いでしょう。
レソト旅行 よくあるFAQ
Q:日本からレソトに行く主なルートは?
A:レソトの首都マセルの郊外にある「モショエショエ1世国際空港」へは南アフリカのヨハネスブルクからの航空便が飛んでいます。ヨハネスブルクにはカタールのドーハやアラブ首長国連邦のドバイ乗り継ぎが便利です。
Q:レソトへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:首都マセル近郊にあるモショエショエ1世国際空港です。
Q:レソトは日本語・英語は通じますか?
A:ソト語と英語が公用語として定められていますが、ソト語のみしか理解できない人も多数います。ただ、ホテルや空港といった場所では英語が通じます。
Q:レソトのベストシーズンは?
A:11月から3月までの夏季がベストシーズンであるといえるでしょう。
Q:レソトの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:治安はアフリカの中でも安定している方ですが、それでもスリやひったくり、置き引きには十分注意しましょう。また、レソトには日本の大使館がないためパスポートの管理には特に注意してください。