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ベイルート
2023/05/14 15:03時点
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レバノン旅行へ行く前に確認するポイント
Republic of Lebanon
正式名称 | レバノン共和国 |
---|---|
人口 | 約450万人 |
首都 | ベイルート |
国コード | LB |
言語 | アラビア語 |
国番号(電話用) | 961 |
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レバノンまでは飛行機でおよそ15~20時間で行くことができます。レバノンの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なレバノン旅行を楽しみましょう。
地中海の東端近くに位置する中東の国レバノン。北と東をシリアに、南はイスラエルと境を接しています。古代フェニキア人の活動拠点に始まり、長らく商業で栄えてきましたが、1975年の内戦により一時経済は停滞を余儀なくされました。現在も治安の安定しない地域も少なくありませんが、首都ベイルートをはじめ再び観光に力を入れはじめています。
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日本からレバノンへの渡航について
直行便と飛行時間
日本からレバノンへの直行便はありません。日本からレバノンへは、ヨーロッパ(フランクフルト、パリ、アムステルダムなど)または中東(イスタンブル、ドバイ)を経由するルートが一般的となっています。待ち時間を除いたフライト時間は約15時間です。
日本との時差
日本とレバノンとの時差は7時間で、日本の方が7時間進んでいます。 またうサマータイムがあり、期間中の時差は6時間です。
レバノンにおけるビザ・入国手続きについて
レバノンは中東レバント地方に位置する国です。西は地中海、南はイスラエル、北・東でシリアに面しています。3000年以上の歴史を持つ地で、古代遺跡や海の城塞など魅力的な観光スポットも豊富です。
外務省の危険情報によるとやや渡航が困難な国でしたが、2018年より一部危険レベルの引き下げがありました。現在も国境など渡航中止エリアは残りますが、日本からレバノンへの渡航自体は可能となっています。以下は渡航情報を記載します。
【ビザ規定の変更・観光目的の入国可否】
観光・ビジネス目的での入国可能です。以下はレバノンの入国条件となります。
・出発国での搭乗48時間以内に検体採取したPCR陰性証明書の提示。
・出発国での搭乗前24時間以内に検体採取した、QRコード付の新型コロナ迅速抗原検査証明書の提示。
・新型コロナワクチンの3回接種完了、または2回接種(ただし、1回接種で接種完了とみなされる種類のワクチンについては1回接種)が完了し、かつ接種完了日から6ヶ月以内であること。
▽ワクチン未接種、未完了者について
ラフィーク・ハリーリ国際空港到着時に保健省指定の検査機関によって行われるPCR検査を受検する必要があります。
【入国後自主隔離の規定】
入国時の自主隔離について規定はありません。
【入国必要な書類】
上記入国条件の通り、
・PCR陰性証明書
・QRコード付の新型コロナ迅速抗原検査証明書
が必要書類となります。
【現地マスク着用の規定】
国内各所でマスク着用が推奨されています。外出時は必ずマスクを着用するようにしましょう。
※全ての情報を網羅しているものではありません。最新情報、情報の詳細は必ず各自ご確認下さい。
レバノンの気候について
レバノンは地中海性気候となっています。沿岸地域の冬は冷え冷えとして涼しいものの雨が降り、夏は高温多湿。標高が高い地域では氷点下以下となる寒さの厳しい時期があり、初夏まで残雪がみられるほど雪が積もります。
レバノンの免税について
免税対象の店舗でお会計した際、免税書類をもらいます。帰国日に税関で承認印を押してもらい、払い戻しカウンターで現金・クレジットカード・小切手のいずれかの方法で還付金を受け取ります。
必要最低払い戻し購入額 | 15万レバノン・ポンド |
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VAT税率 | 10% |
払い戻し率 | 7.24% |
税関スタンプ受領期限 | 入国日から3ヶ月以内 |
免税書類申請期限 | 設定なし |
免税条件 |
|
必要な税関スタンプ | レバノン |
特記事項 | レシート要添付、食品、宝飾品類などの非課税商品は払戻対象にはなりません。また、日本での現金払い戻しは不可。 |
レバノンの通貨とチップ

通貨について
レバノン通貨の単位はレバノン・ポンドで、紙幣は10万、5万、2万、1万、5000、1000ポンドの6種類。硬貨は500、250、100に加え、50、25ポンドの5種類ですが、100ポンド以下の硬貨はほとんど出回っていません。
チップについて
レバノンでは、快いサービスを受けた際にチップを払いましょう。レストランではサービス料が含まれているケースもありますが、含まれていない時は合計額の10%を渡せば問題ありません。また、ホテルでは2000ポンドが目安となっています。
旅のお役立ち情報

レバノンの電圧とコンセント
レバノンの電圧は110Vもしくは220Vです。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグは2つ穴のCタイプが主流となっています。

レバノンのネット環境
レバノンではインターネットカフェのほかに、ワイヤレスLANのサービスが受けられるカフェやレストランが多数あり、かなり普及しています。ですが、日本語の利用は店舗に限りがあるため、確認が必要です。また、主要都市以外では基本的に使えないと考えた方が良いでしょう。

レバノンの飲料水
レバノンでは水道水の飲用は可能ですが、一般的にはミネラルウォーターを飲用します。ちなみに、値段の目安は500mlが500ポンド、1.5L が1000ポンドです。
文化・宗教・マナーについて
レバノンの文化
レバノンの地元の人たちはアラビア語を話します。しかし、フランスのシリア統治の一部であった影響で、フランス語も第2言語として話されています。また、多くの市民が英語を話すことができるため、観光で訪れた際も観光地域やホテルでは英語対応が可能な従業員が多いです。
レバノンの宗教
国民のおよそ40%がキリスト教を信仰しており、残りのおよそ55.7%がドゥルーズ教徒以外となるイスラム教徒です。キリスト教徒の大半はマロン派ですが、正教会やローマカトリック、プロテスタントなどを信仰する人もいます。
レバノンのマナー
レバノンではイスラム教が信仰されているため、断食を行うラマダン中などは日中における人前での飲食は避けるようにしましょう。
レバノンの食文化

レバノン料理はオリーブオイルや野菜、ハーブを使用したものが多く、ゆでたヒヨコマメにオリーブオイルやレモン汁、ニンニク、練りゴマなどを加えてからすりつぶし、塩で味付けした「フムス」や、ヒヨコマメもしくはソラマメから作られるコロッケに似た「ファラフェル」などがあります。特にケバブ料理は人気で、日本でも食されるなど有名です。また、古代オリエントはワイン発祥の地といわれており、レバノンワインは世界的にも高い評価を得ています。
レバノンの主要観光地と世界遺産

レバノンの主要観光地
レバノンの首都ベイルートには内戦の影響により歴史的建造物はあまり残っていません。ですが、近年の再開発により旧市街の趣が新しい建物とともに復活しつつあります。また、岬の先端近くにある鳩の岩や、フェニキア時代の貴重な遺物が収められた国立博物館なども主な見どころです。そのほか、海岸沿いにはトリポリやビブロス、スールといった古代から続く港湾都市が連なっています。内陸にあるバールベックも、世界遺産にも登録されているフェニキアの壮大な遺跡としておすすめですよ。
レバノンの世界遺産
レバノン国内には5件の世界文化遺産があります。アンジャルはベカー高原に位置する城塞都市遺跡で、バールベックもまた古代に造られた遺跡です。オベリスク神殿があるビブロスや凱旋門を有するティルスも歴史を感じさせる遺跡建造物で、カディーシャ渓谷と神の杉の森ではレバノン杉の群生を目にすることができます。
レバノンのお土産について
ワイン産地としても有名なレバノンでは、お土産にワインを購入する人が多いです。フルボディの赤ワインには定評があり、その中でもシャトー・サクラのレゼルブ・デュ・クヴァンがオススメ。また、サン・セット ロゼという辛口のロゼも、女性に喜ばれる1本となっています。また、国旗にもなっているレバノン杉の加工品は、持って帰るのにもちょうどよいでしょう。
レバノン旅行 よくあるFAQ
Q:レバノンのベストシーズンは?
A:レバノンの気候は通年で過ごしやすくなっています。特におすすめは3~から5月、または9月ごろです。
Q:レバノンの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:レバノンは国境地帯など一部地域が危険地域とされており、現在も退避勧告が出ているエリアがあります。シリアとの国境である、アルサールのエリアは近付かないようにしましょう。
Q:レバノンへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:首都、ベイルートの近くに位置する「ラフィク・ハリリ国際空港」が人気です。
Q:レバノンの主要都市はどんなところがありますか?
A:首都である「ベイルート」は世界でも最も古い都市の一つとして知られています。内戦で大打撃を受けましたが、復興後は世界有数の都市となりました。
Q:レバノンは日本語・英語は通じますか?
A:レバノンは英語が通じる場合がある国です。もともと多言語国家で多くの言語が使われており、そのうちの一つが英語となっています。