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コソボ旅行へ行く前に確認するポイント
Republic of Kosovo
画像の出典元: istockphoto.com
正式名称 | コソボ共和国 |
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人口 | 約180万人 |
首都 | プリシュティナ |
国コード | XK |
言語 | アルバニア語、セルビア語 |
国番号(電話用) | 381 |
コソボまでは飛行機でおよそ----時間で行くことができます。コソボの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なコソボ旅行を楽しみましょう。
コソボ共和国は、バルカン半島の内陸中部に位置します。南西でアルバニア、北東がセルビア、南東にマケドニア、北西にはモンテネグロと、複数の国に囲まれています。岐阜県とほぼ同じ広さです。1995年からのコソヴォ紛争を経て、2008年に独立しました。国連加盟国のうち日本を含む111か国が承認していますが、セルビアをはじめ独立を認めていない国も数多く存在します。
日本からコソボへの渡航について
直行便と飛行時間
日本とコソボを結ぶ直行便は現在ありません。基本的にはヨーロッパを経由して行きます。経由地や乗継時間によって所要時間は大幅に異なりますが、約14~16時間です。
日本との時差
コソボの日本との時差は8時間です。サマータイム(3月の最終日曜日~10月の最終日曜日)を採用している国なので、夏季には時差が-7時間となります。その期間、特に、切り替わる日をまたぐ際にはくれぐれもご注意下さい。
コソボにおけるビザ・入国手続きについて
■ パスポート残存有効期限
6カ月以上有効なパスポートを用意しておきましょう。
■ ビザ日本国籍者の場合、入国日から90日以内の滞在に関してビザは不要となっています。
90日を超える場合は内務省移民局に特別許可証を申請する必要があります。
1.入国審査(Immigration)
空港到着後、「Arrival」に従って入国審査のカウンターへ。パスポートなど必要書類を提示してください。
コソボの出入国印は独自のもので、セルビアなどコソボを未承認の国に入国する際は手続きに時間がかかる場合があります。
2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい
3.税関
既定の範囲内の場合は税関報告無用ですが、抜き打ちの検査が行われる場合があります。
酒類などを大量に持ち込む場合は免税範囲規定を超える場合があるので注意しましょう。
1.チェックイン(搭乗手続き)
各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。
2.出国審査
係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。
3.手荷物検査
手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。
※実際の空港施設と入国・出国の流れが異なる場合があります
コソボの気候について
コソボの気候は北部と南部で異なります。南部の気候は、地中海性気候となっており、夏は温暖かつ乾燥しています。いっぽう冬は降水量が多く、比較的穏やかな気候となっています。北部では、夏は暑く、冬となれば寒さが強まる大陸性気候となっており、気温の差が大きいのが特徴です。
コソボの免税について
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必要最低払い戻し購入額 | ― |
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VAT税率 | 16% |
払い戻し率 | ― |
税関スタンプ受領期限 | ― |
免税書類申請期限 | ― |
免税条件 |
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必要な税関スタンプ | ― |
特記事項 | ― |
コソボの通貨とチップ
通貨について
コソボ共和国ではユーロを使用しています。
チップについて
コソボではチップを出す場所が限られています。高級レストランでは、基本的にサービス料が請求に含まれています。この場合は、別途チップは不要です。含まれていないときには、料金の10%が目安となります。また、ポーターサービスは荷物一個につき50セント~1ユーロ、ガイドやドライバーには利用額の10%を渡すようにしましょう。
旅のお役立ち情報
コソボの電圧とコンセント
コソボの電圧は220Vです。日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグ形状は、「C」タイプが主流ですが、「B」と「SE」もあります。
コソボのネット環境
プリシュティナ国際空港では、一部エリアにてインターネットの使用が可能です。首都プリシュティナのホテルではWi-Fiの接続も可能です。一般的には無料が多いですが、有料の場合や客室で使用できない可能性もございますので、予約の際にご確認ください。
コソボの飲料水
水道水は飲むことはできますが、決してお勧めはできません。ミネラルウォーターを購入するのが、賢い選択だといえるでしょう。
文化・宗教・マナーについて
コソボの文化
コソボを承認していない国は多く、隣国のセルビアは自分たちの国の一部であると考えています。セルビアとアルバニアは対立してきた歴史があり、アルバニア系の国民が多いコソボはセルビアをよく思っていないため、全体としてアルバニア寄りです。その国民性もアルバニアの人々に近く、海を挟んで向かいのイタリアの人々と少し似ている部分があるとされています。
コソボの宗教
コソボ共和国ではムスリムのアルバニア人が大半を占めます。中には、ローマ・カトリックのキリスト教徒も存在しますが、きわめて少数です。セルビア正教を信仰する人もいますが、セルビア人住民に限ります。
コソボのマナー
コソボには民族問題があり、一部の国々から国として認められていないという背景があるので、いさかいに巻き込まれたくなければ、民族や国家の話はつとめて避けましょう。
コソボの食文化
コソボの食文化は歴史的な影響を多く受け、トルコの食文化が感じられます。ペストリー類としてフリ、ブレク、マンティジャと呼ばれるものがあります。肉類は牛肉、ラム、鶏肉が使用され、ケバブやソーセージも食べられています。魚類はあまり見られません。飲み物はトルコでよく飲まれているヨーグルトドリンク・アイランが好まれ、食後にはトルココーヒーも飲みます。バルカン半島では人気のあるとうもろこしの粉から作られているボザという甘い飲み物も飲まれています。イスラム教徒が多いのでお酒の消費は少ないですが、ワイナリーもあります。
コソボの主要観光地と世界遺産
画像の出典元: istockphoto.com
コソボの主要観光地
コソボの首都プリシュティナは、紛争を乗り越え急速に復興が進んでいます。オスマン帝国時代の建物が残る旧市街の周囲には、奇抜なデザインの国立図書館などの新しい建築文化が花開いています。プリシュティナ近郊にも、グラチャニツァ修道院やガディメ鍾乳洞などのみごころがあります。コソボの首都の次に大きな都市であるプリズレンは多様な文化が存在することで有名な町で、銀細工フィリグリィという伝統工芸でも有名です。歴史ある街並みと正教会やモスクを見ることが出来ます。
コソボの世界遺産
コソボには1件の世界遺産があります。文化遺産「コソボの中世建造物群」です。ただし、コソボは世界遺産条約が締結されていないのでセルビアの世界遺産として登録されています。セルビア正教会の修道院、教会堂があります。ルネサンス様式の建築物、中世のフレスコ画の美しさとその保存状態が評価され登録が決まりました。
コソボのお土産について
コソボならではのお土産を探すのは苦労するでしょう。お酒がお好きな方はワインがお勧めです。
コソボ旅行 よくあるFAQ
Q:コソボの治安は?気を付けた方がいいことは?
A:コソボ国内の治安は比較的良好ですが、軽犯罪のリスクはゼロではありません。また、北部や国境沿いは危険地域として指定されています。渡航時もこちらへは近付かないようにするのが無難です。
Q:コソボのベストシーズンは?
A:コソボのベストシーズンは、雨が少なく過ごしやすい気温の6~9月です。
Q:コソボへ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?
A:首都近くに「プリシュティナ国際空港」があります。国内唯一の国際空港です。
Q:コソボでは日本語・英語は通じますか?
A:国内では英語をあまり使用していませんが、観光地のホテルなどは通じることが多くなっています。
Q:コソボへ行く際の新型コロナウイルスに関連する現在の渡航条件は何ですか?
A:コソボへの渡航規制が緩和されており、コロナウィルス関連の規定はありません。ただし国内にいる際は書類の保持が義務となっているので、こちらだけは注意が必要です。