1. トップ
  2. ヨーロッパ
  3. イタリア

イタリア行きの飛行機・航空券を検索

イタリア旅行へ行く前に確認するポイント

Italian Republic

イタリア旅行へ行く前に確認するポイント

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称イタリア共和国
人口約6000万人
首都ローマ
国コードIT
言語イタリア語
国番号(電話用)39

イタリアまでは飛行機でおよそ15~16時間で行くことができます。イタリアの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なイタリア旅行を楽しみましょう。


イタリアは長靴の形をした国土をもつヨーロッパの半島国です。古代ローマ帝国の中心地であり、世界遺産の宝庫として世に知られています。また、暖かい地中海に面した南部からアルプス山脈に抱かれた北部まで、地域によって様々に異なる見どころが多い国として有名です。

イタリア行き国際線航空券の最安値を比較

  • 東京 (羽田空港)発
  • 東京 (成田空港)発
  • 大阪 (関西国際空港)発
  • 札幌 (新千歳空港)発
  • 名古屋 (中部国際空港)発
  • 福岡 (福岡空港)発

※クリックすると検索結果が表示されます。

日本からイタリアへの渡航について

直行便と飛行時間

現在、アリタリア航空で毎日成田からローマ、ミラノ着の便が運航しています。所要時間はローマまで約12時間、ミラノまで約12時間半です。

日本との時差

日本との時差は8時間あり、イタリアの方が遅れています。そのため、日本が正午の時にイタリアは午前4時となります。サマータイムを実施している間は7時間の時差になります。しかし期間は年によって異なる場合もあるので旅行の前に、最新情報を調べておくとよいでしょう。

イタリアにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

入国時から90日以上有効なパスポートが必要です。

■ ビザ

渡航目的が観光で180日間で90日以内の場合、ビザは不要となります。

■ イタリア入国の流れ

1.入国審査(Immigration)

入国審査のカウンターにて、審査官に出入国カードやパスポートを提示してください。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

3.税関(Customs)

規定を超える荷物がある場合、荷物とパスポートを呈示して審査が必要です。申告が不要、免税の範囲内の場合はそのまま出口へ進めます。

■ イタリア出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、パスポートや持ち込みの手荷物以外の荷物を提出してください。

2.出国審査

外国人用の出国窓口で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

イタリアの気候について

ローマと東京の気温は年間でほぼ同じとなっておりますが、イタリアの夏は日差しが強く、雨が少ないうえに乾燥します。また、冬に比較的雨が多くなります。地形上、イタリアは南北で気候に差があるのも大きな特徴です。北部は冬寒く、夏が過ごしやすいです。中央は温和な気候なので夏と冬の差が少ないですが、盆地地域は夏にやや暑くなります。南部の冬はそこまで寒くなく、春や秋に関しては北部の夏に近い気候です。

イタリアの免税について

TAX FREE加盟店で1日1店舗あたりの免税対象額以上を購入したときに自己申告して免税書類を受け取ってください。購入レシート、未使用の購入品、パスポート、搭乗券、そして免税書類を出国時に税関に提示して、書類に税関印を押印してもらいましょう。税関手続き後は払い戻し金を受け取ります。払い戻し方法は、現金やクレジットカード、そして銀行小切手などがあります。

必要最低払い戻し購入額 154.95ユーロ
VAT税率 22%、10%(食品)、4%(特別食品等)
払い戻し率 11.25-15.5%、6%(食品)、2%(眼鏡、特別食品等)
税関スタンプ受領期限 購入月末日より3か月
免税書類申請期限 購入月末日より3か月
免税条件
  • 免税申請対象品は未使用であること、商用ではなく個人使用であることが条件
必要な税関スタンプ イタリア、またはEU圏最終出国税関
特記事項 購入金額が20000ユーロを超える場合は、レシート原本添付要

イタリアの通貨とチップ

イタリアの通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

通貨はEU単一通貨であるユーロが通用されています。紙幣は7種類あり、500、200、100、50、20、10そして5ユーロとなっています。硬貨は補助通貨のセントと合わせて8種類発酵されています。

チップについて

イタリアのレストランではほとんどがサービス料金の含まれた価格設定になっているので、必ずチップが必要というわけではありません。ホテルに関しても同じで、サービスが良いと感じた時に心づけ程度に払えば大丈夫です。なお、ホテルのルームサービスなどは1~5ユーロ程度がよいでしょう。タクシーは、料金の10%程度となっております。トイレはほとんどがチップ制で、係員が徴収する、もしくは任意で指定料金を入れるタイプがあります。

旅のお役立ち情報

イタリアの電圧とコンセント

イタリアの電圧とコンセント

イタリアの電圧は220Vで、日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグはCタイプです。

イタリアのネット環境

イタリアのネット環境

ホテルやレストラン、カフェなどでWi-FiIが使用可能です。ホテルによって、Wi-Fiが無料か否か異なるため、旅行前に確認しておくとよいでしょう。

イタリアの飲料水

イタリアの飲料水

水道水はそのまま飲むこともできますが、日本とは違い硬水なのでミネラルウォーターの購入をおすすめします。一般的に、バールやレストランでは飲料水は有料です。

文化・宗教・マナーについて

イタリアの文化

イタリア人はおしゃべりで陽気な国民性をもっています。ただし、北部は経済都市として発展したことからわかるようにまじめで勤勉な人が多く、南部では昔ながらの人とのつながりを大事にするおおらかな人が多い、といった違いがあります。

イタリアの宗教

首都ローマ市内にカトリックの総本山バチカン市国を擁するということで、キリスト教(カトリック)が国民の約80%を占めています。その他にはプロテスタントやユダヤ教、イスラム教、仏教などの宗教があります。

イタリアのマナー

イタリアでは基本的に部屋の中でも靴で過ごすため、ソファーに足を乗せることはマナー違反にあたります。足は汚れているものという考え方のため、足がむくんでも靴を脱いでソファーに足を置くことはご法度です。食事では、自分の口に皿を持ってきて食べることや、泥酔するほどお酒を飲むことはマナー違反になります。

イタリアの食文化

イタリアの食文化

画像の出典元: istockphoto.com

イタリア料理といっても地域によって特徴があります。ミラノでは、生クリームやバターなどを利用した濃厚な味わいの料理が多くあります。代表的料理は子牛肉をバターで揚げた「コトレッタ・アッラ・ミラネーゼ」です。一方、ベネチアの料理では、イカスミのスパゲティなどの魚介料理が有名です。「美食の都」と称されるトリノでは、フンギ・ポルチーニや白トリュフなどの高級食材が目白押しです。日本でも人気のバーニャ・カウダもトリノがあるピエモンテという州の料理となっております。海や山などの自然に囲まれた中部イタリアでは、バリエーションに富んだ料理を楽しむことができます。フィレンツェでは、トスカーナワインに合う生ハムや、サラミなどの料理を楽しむ事ができます。また、トスカーナはオリーブオイルの産地として有名です。ボローニャでは肉料理が多く、「ラグー」や「ボロネーゼ」のミートソースが人気があります。ローマは、パスタ料理「カルボナーラ」の発祥の地として有名です。卵の黄身だけでとろりとさせた逸品を是非味わってみて下さい。美食の島として個性的な食文化が残るシチリア島では、トマトソースに一度揚げたナスを加えた「アッラ・ノルマ」が伝統的なパスタ料理です。

イタリアの主要観光地と世界遺産

イタリアの主要観光地と世界遺産

画像の出典元: istockphoto.com

イタリアの主要観光地

イタリアの主要観光都市には、ローマやピサ、シエナ、ミラノ、ナポリ、ヴェネツィア、ジェノバ、パレルモなどがあります。首都ローマには、映画で一躍話題となったトレビの泉や、スペイン広場、コロッセオなどがあります。2000年前の建造物が当時の面影とともに残されているのが特徴です。世界最小の国バチカン市国へはローマから入るほかありません。ピザでは「斜塔」が有名です。シエナは一時はフィレンツェと覇を競ったこともあり、中世の街並みが現在も残る街として人気があります。パリオとよばれるお祭りは、年2回開催され、シエナの伝統的な競走馬大会です。美しい街並みに歴史ある建物、さらには陽気な気候に美味しい料理と、イタリアで訪れたい観光都市には枚挙にいとまがありません。

イタリアの世界遺産

イタリアは現在48もの世界遺産があり、世界遺産保有数が世界一となっています。自然遺産は4つあり、残りは文化遺産です。いずれもバチカン市国とサンマリノを除いた数字です。自然遺産はサン・ジョルジョ山、エトナ山、ドロミーティ の山地と主要7島で構成される火山性のエオリア諸島があります。 文化遺産では主にレオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドメニコ会修道院 、フィレンツェ歴史地区、ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ・アヌンツィアータの遺跡地域、アルベロベッロのトゥルッリ、ベネチアとその潟が登録され、世界中の旅行者を魅了しています。ミラノにあるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会とドミニコ会修道院には、着手から3年かけて完成したダ・ヴィンチの作品を見ることができます。フィレンツェ歴史地区は女性的な雰囲気が漂い、レンガ色の「ドゥオモ」とよばれる屋根はフィレンツェを象徴する建物となっています。ポンペイでは、ヴェスビオ火山の噴火によって埋もれた古代遺跡を見ることができます。アルベロベッロのトゥルッリでは、トンガリ帽子の屋根に白い壁の家がかわいらしい街並みを形成しています。ベネチアとその潟ででは、ゴンドラに乗って、イタリア人の日常生活を垣間見ることができます。他にも、イタリアにはまだまだ魅力的な世界遺産があります。一度に全ての世界遺産を見て周ることは到底できないため、世界遺産からイタリアの行きたい都市を探してみるのはいかかでしょうか。

イタリアのお土産について

イタリアのお土産はパスタやパスタソースなどの食べ物が人気です。日本では売られていない変わった形のパスタも、スーパーで購入することが可能です。また、イタリアのメーカー「Kinder」のチョコレートも甘くてお土産として喜ばれる逸品です。また、持ち帰るには少々不便ですが、ワインの種類も豊富です。トスカーナでは「カントゥッチーニ」とよばれるアーモンドが入ったビスケットが伝統的なお菓子として人気があります。ヴェネツィアのムラーノ島では、鮮やかな色と美しいデザインが調和された職人手作りの「ベネチアングラス」が世界中に有名です。グラスの他にペンダントや腕時計などの商品も販売されています。

イタリア旅行 よくあるFAQ

Q:イタリアの治安は?気を付けた方がいいことは?

A:特に人気の観光スポットでは、観光客を狙った集団スリやぼったくり、置き引きなどの犯罪が多く多発しています。貴重品をきちんと管理するなど十分に注意しましょう。

Q:イタリアでは英語は通じますか?

A:観光客が多いスポットでは英語が通じることが多いですが、公用語はイタリア語のため、地方になると英語が通じない場所もあります。

Q:イタリアでは喫煙できますか?

A:イタリアでは、全ての公共の建物や飲食店(喫茶店やバーを含む)内で喫煙が禁止されています。

Q:イタリアで特に気を付けた方がいいマナーは?

A:イタリアでは、店に出入りする時には挨拶をし、商品を触るときにも必ず店員さんに声をかけてからにしましょう。また、スプーンを使わずに、フォークだけを使って食べることや、パスタはすすらないなどのテーブルマナーもあります。

Q:イタリアへ行くのに安い時期はいつ?

A:イタリア行きの航空券は通常1月中旬から2月中旬が最も安い時期です。往復チケットの費用相場は80,000~150,000円程度になります。