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バグダッド
2024/10/26 20:08時点
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イラク旅行へ行く前に確認するポイント
Republic of Iraq
画像の出典元: istockphoto.com
正式名称 | イラク共和国 |
---|---|
人口 | 約3300万人 |
首都 | バグダード |
国コード | IQ |
言語 | アラビア語、クルド語、アルメニア語、アゼリー語、アッシリア語(現代アラム語) |
国番号(電話用) | 964 |
イラクまでは飛行機でおよそ14時間で行くことができます。イラクの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なイラク旅行を楽しみましょう。
イラクは、クウェートやサウジアラビアと隣接している連邦共和制国家です。面積は日本の約1.2倍で、2013年時点で世界第5位の石油埋蔵国です。
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日本からイラクへの渡航について
直行便と飛行時間
日本からイラクへの直行便はありません。また、他の国で乗継をしてもイラクには直接入国はできません。 将来的に首都バグダッド辺りへ入れるようになればアジアや中東を経由し、約14~16時間程度で行けるのではないでしょうか。
日本との時差
日本とイラクの時差は6時間です。日本が正午の時イラクは早朝の6時です。サマータイムは実施していません。
イラクにおけるビザ・入国手続きについて
基本的には渡航できません。商用でやむをえずイラクに入国する場合にはビザが必要です。その場合は駐日イラク大使館又で査証申請ができます。なお、イラク国内到着時(空港)の査証の取得はできません。パスポートはビザ申請時に6ヵ月以上必要です。海外旅行損害保険には必ず加入する必要があります。なお、パスポートにイスラエルのビザおよび出入国記録が残っているとビザが発給されないので要注意。 なお、ビザやパスポート情報は変更されることもあるので、大使館や領事館、旅行会社などで事前に確認することをオススメします。また、イラクのクルディスタン地域(一部)や南部4県、バグダッド国際空港の敷地内を除いた大部分に「退避勧告」が出されているので、どのような理由であれ渡航は見合わせるようにしましょう。 また予防ワクチン(A型・B型肝炎、破傷風、腸チフスなど)接種後に渡航するようにしましょう。
イラクの気候について
イラクの気候はほとんどが砂漠気候です。赤道上の国ではありませんが、世界で一番暑い地域といわれています。夏期(5月~10月)は非常に乾燥していて、雨が降ることはほとんどありません。また6月~9月にかけては40度を超す暑さが続きます。夏季での滞在時は熱中症に気を付けましょう。
イラクの免税について
免税情報なし
必要最低払い戻し購入額 | ー |
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VAT税率 | ー |
払い戻し率 | ー |
税関スタンプ受領期限 | ー |
免税書類申請期限 | ー |
免税条件 |
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必要な税関スタンプ | ー |
特記事項 | ー |
イラクの通貨とチップ
通貨について
イラクの通貨は「イラク・ディナール」が使用されています。過去に偽札が多く出回っていた為、2003年に一新されています。紙幣は50,250,1000,5000,10,000,25,000ディナール、硬貨は25,100ディナールがあります。 ちなみに1,000円は、9.042イラクディナールです。
チップについて
かつてイラクには宗教的な観点からチップを支払う習慣がありました。しかし現在は、旅行者が気軽に旅行ができるような状況ではないため、接客サービスに対してチップで応えるような状況ではありません。
旅のお役立ち情報
イラクの電圧とコンセント
イラクのコンセントはC型、D型、G型となるため日本のコンセントは使えません。電圧は230Vで日本の電化製品では、ものによっては変圧器が必要になります。 なお、現状では長く続いた戦乱の影響で、電気が使えない場所や安定していない場所も多く存在します。
イラクのネット環境
イラクのインターネット普及率は7.1%程度と非常に悪いです。インターネットを必要とする場合は出発前に国内にWi-Fi機器などをレンタルする必要があります。
イラクの飲料水
長く続いた戦乱の影響で水質管理はほとんどされていません。口にする飲料水や調理用水は必ず一度沸騰させた後に使用してください。また、ミネラルウォーターも信頼のおけるものを使用する必要があります。
文化・宗教・マナーについて
イラクの文化
イラクは古代メソポタミア文明の興った場所で、多くの遺跡や遺産があります。スポーツが盛んで、中でもサッカーが最も人気を集めています。2007年のアジアカップでは優勝した実績もあります。
イラクの宗教
イラクは国民の約99%がイスラム教を信仰しています。そのうちの60~65%がシーア派、残りがスンナ派です。アッシリア人と少数の民族はキリスト教を信仰していて、人口の約0.8%です。ヒンズー教、仏教、ユダヤ教もいます。
イラクのマナー
イスラム教徒がほとんどなので、風俗や習慣はイスラムの戒律に基づいて注意を払わなければなりません。 特に女性は肌の露出に関して厳しいです。出歩く際には肌や髪が露出することのないように。また、防弾チョッキの着用も心がけておきましょう。いつどこで発砲事件が起きるか分かりません。 男女隔離の考えもあるので、むやみに異性に対し話しかけたり、握手を求めることは避けたほうがよいでしょう。
イラクの食文化
イラク料理は、「メソポタミア料理」とも呼ばれています。米料理の「ブリヤーニ」は、他のアラブ諸国で食べられているものと同様ですが、肉料理の「ティッカ」は、日本でも知られている「ケバブ(カバブ)」となり、イラクの「ケバーブ」は肉団子の一種となります。「ホブス」という平たいパンをメインに、オリーブの塩漬け、「デブス」と呼ばれる蜜やヨーグルト、紅茶などがイラクの伝統的な朝食となっています。
イラクの主要観光地と世界遺産
イラクの主要観光地
イラクの首都バグダッドの南に位置するバビロン遺跡には「バビロンのイシュタル門」があります。龍や牡牛を形にした色彩煉瓦で作られた門。本物はベルリンのペルガモン博物館なりますが、元の場所にレプリカが立てられ観光できます。 今もなお戦乱が続くイラク。重要文化財の破壊や強奪により失われつつあります。またイラクでは治安が悪く、日本人は渡航が困難とされています。多くの地域に退避勧告が出されているため旅行は控えましょう。
イラクの世界遺産
イラクには文化遺産として「アルビールの城塞」「アッシュール遺跡」「サーマッラーの考古学都市」「ハトラー遺跡」があります。 「アルビールの城塞」はイラクの中で最も新しく認定された遺産で、人が住み続けている世界最古の都市の一つです。人工的に造られた高台の上に建てられており、壁に囲われた城塞を中心として、放射線状に街が発展しています。 「アッシュール遺跡」は調度品など数多くの遺跡が発掘されている半面、発掘は1/3程度しか進んでおらず、さらには過去に近くであったダムの建設により(現在は中止)浸水の危機を迎え現在「危機遺産」にも登録されています。 「サーマッラーの考古学都市」は、高さが54mの巨大な螺旋塔「マルウィヤ・ミナレット」を代表とする都市です。都市計画や彫刻などが見られます。「マルウィヤ・ミナレット」はイスラム教の礼拝堂モスクであり、当時は世界でも最大級だったと伝えられています。 「ハトラー遺跡」は別名「神の家」と呼ばれローマ帝国の攻撃に幾度もさらされています。最近ではイスラム過激派組織に破壊され、修復に莫大な予算と日数がかかるようです。
イラクのお土産について
イラクでは礼拝用の数珠などをお土産に持って帰る人が多いようです。また、中東の方で一般的に食べられているデーツという果物を使ったお菓子が売られています。