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ハンガリー旅行へ行く前に確認するポイント

ハンガリー旅行へ行く前に確認するポイント

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称----
人口約990万人
首都ブダペスト
国コードHU
言語ハンガリー語
国番号(電話用)36

ハンガリーまでは飛行機でおよそ15~16時間で行くことができます。ハンガリーの気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適なハンガリー旅行を楽しみましょう。


ハンガリーは中部ヨーロッパのドナウ川中流域に位置し、オーストリア、スロベニア、スロバキア、ウクライナ、ルーマニア、セルビア、クロアチアと隣接しています。ヨーロッパの一国ですが、最大民族のマジャール人はアジア系といわれ、ハンガリー語は他のヨーロッパの言語とは大きく異なっていることが知られています。

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日本からハンガリーへの渡航について

直行便と飛行時間

日本からハンガリーへの直行便はありません。経由にかかる時間にもよりますが、フライト時間は13時間ほどです。

日本との時差

ハンガリーは日本より8時間遅れています。サマータイム期間(2016年3月27日(日)2時00分~2016年10月30日(日)3時00分)は、時差が1時間縮まります。

ハンガリーにおけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

シェンゲン協定加盟国出国の予定日から、3か月間以上有効なパスポートを用意しましょう。
また10年以内に発行されたパスワードを所持している必要があります。

■ ビザ

180日のうち、90日以内の観光や短期商用目的での滞在の場合、ビザは不要となります。

■ ハンガリー入国の流れ

1.入国審査(Immigration)

入国審査のカウンターにて、審査官に電子入国カードやパスポートを提示してください。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

3.税関(Customs)

規定を超える荷物がある場合は税関申告が必要で、赤ランプへ。何もない場合は緑ランプへと進んでください。

■ ハンガリー出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、持ち込むもの以外の荷物などを提出してください。

2.出国審査

「Passport Control」で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受ける場合があります。

ハンガリーの気候について

夏の平均気温はそれほど高くありませんが、日によっては猛暑になることもあります。しかし雨は少なく、じめじめする時期がないので比較的過ごしやすいでしょう。夏でも朝晩は冷えるので、上着を用意した方が無難です。冬の冷え込みは厳しく、マイナス10度くらいまで下がることもあります。春と秋は期間が短く、過ごしやすい気温ですが上着は必要です。

ハンガリーの免税について

商品購入時に店側に免税書類を作ってもらいましょう。帰国時、空港のリファウンドカウンターに購入レシート、未使用の商品、パスポート、搭乗券を提示して免税スタンプを押してもらいます。払い戻しの方法には、現金、クレジットカード、銀行小切手などがあります。

必要最低払い戻し購入額 175ユーロ
VAT税率 27%、18%(食品、宿泊施設代)、5%(医療品)
払い戻し率 13~19%、10%(食品)、3%(医薬品)
税関スタンプ受領期限 購入日から90日以内
免税書類申請期限 税関スタンプ受預日から150日以内
免税条件
  • 商品が未使用・未開封であること。
必要な税関スタンプ ハンガリー、またはEU圏最終出国税関
特記事項 ハンガリーで購入した骨董品や芸術品は免税対象外です。

ハンガリーの通貨とチップ

ハンガリーの通貨とチップ

画像の出典元: pixabay.com

通貨について

ハンガリーではフォリントを通貨として使用しています。紙幣は2万から500フォリントまで6種類、硬貨は200から5フォリントまで6種類の額面があります。

チップについて

ハンガリーにはチップを渡す習慣があります。レストランでは料金の10~20%程度、ホテルで特別なお願いをした場合はチップとして100~200フォリント程度、タクシーでは料金の10~15%程度が一般的です。しかし、サービスに満足しなかった場合にチップは不要です。

旅のお役立ち情報

ハンガリーの電圧とコンセント

ハンガリーの電圧とコンセント

ハンガリーの電圧は220Vなので、日本の電化製品ではものによっては変圧器が必要になります。プラグはCタイプです。

ハンガリーのネット環境

ハンガリーのネット環境

ハンガリーではFREE Wi-Fiの普及率もよく、レストランやカフェにはWi-Fiについての張り紙をしていなくてもたいてい設置されています。ハンガリーではネット税導入計画があり、それに反発し大規模なデモが行われひとまず見送りとなりました。

ハンガリーの飲料水

ハンガリーの飲料水

ハンガリーの水道水は飲めるようですが、お店でミネラルウォーターを購入されることをおすすめします。ミネラルウォーターは炭酸ガス入りと炭酸ガスなしがあるので購入する際はご確認ください。

文化・宗教・マナーについて

ハンガリーの文化

ハンガリー人は喜怒哀楽を隠さず表現し、気持ちをストレートに出す国民性といわれています。朝早くから活動し、仕事も早めに切り上げます。金曜日には午後3時ごろに仕事を終えることもあるようです。

ハンガリーの宗教

キリスト教がもっとも広まっていて、約39%がカトリック、約12%がカルヴァン派とされています。

ハンガリーのマナー

ハンガリー人の家に招待された際は手土産を持っていくことがマナーです。お酒を半分残しておけば、もういらないというサインになります。鼻をすすることはマナーがないと思われますのできちんとかみましょう。お店に入ったら挨拶をするのがマナーです。

ハンガリーの食文化

ハンガリーの食文化

画像の出典元: 

ハンガリーではパプリカパウダーを使用している料理が多いことが特徴の1つにあげられます。パプリカーシュチルケ、グヤーシュ(スープ)、パプリカの肉詰め、レチョー(ソース)などはパプリカを使用した料理です。また、ハンガリーの肉料理は豚肉を使うことが多く、サワークリームが多用されることも特徴です。ハラーレス(スープ)、フォアグラのグリル、ホルトバージパラチンタ、ランゴス、ガルシュカなどもあります。お菓子ではドボシュトルタ、クゥルトゥシュカラーチ、トゥーロー・ルディなどが有名です。

ハンガリーの主要観光地と世界遺産

ハンガリーの主要観光地と世界遺産

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ハンガリーの主要観光地

ハンガリーの観光地は首都ブダペストに集中しています。マーチャーシュ教会や漁夫の砦、ブダの王宮、セーチェニー鎖橋、聖イシュトヴァーン大聖堂、国立歌劇場等が定番の観光名所といえるでしょう。また、ハンガリーは温泉天国としても有名で、わけても市街の中心にあるセーチェニ温泉はヨーロッパ最大の浴場として有名です。その他にもゲッレールト温泉、ルダッシュ温泉、ルカーチ温泉、エゲル温泉などブダペスト市内だけで100を超える源泉があります。日本とは異なり要水着着用なので注意してください。

ハンガリーの世界遺産

ハンガリーの世界遺産は全部で8か所あります。文化遺産は、首都「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」や国内では最古級の「パンノンハルマのベネディクト会修道院と周辺の自然環境」、雄大な牧草地が広がる「ホルトバージ国立公園プスタ」、「ペーチの初期キリスト教墓地遺跡」や野生生物が多く生息する「フェルテー湖」、1000年以上続く「トカイワインの産地の歴史的文化的景観」、そして伝統的な古民家が建ち並ぶ「ホッローケーの古い集落とその周辺」の7か所。自然遺産は「アグテレック・カルストとスロバキア・カルストの洞窟群」の1か所です。

ハンガリーのお土産について

ハンガリーのお土産にはパプリカパウダー、はちみつ、チョコレート、トゥーロー・ルディ、フォアグラ、トカイワインなどがおすすめです。ハンガリーの陶器ブランド「ヘレンド」やカロチャ刺繍、マチョー刺繍も有名で、かわいい雑貨がたくさんあり人気です。

ハンガリー旅行 よくあるFAQ

Q:日本からハンガリーに行く主なルートは?

A:日本からハンガリーへは直行便がなく、乗り継ぎが必要です。例として東京からドイツ、ドイツからブタペストへのルートがあります。

Q:ハンガリーは日本語・英語は通じますか?

A:ハンガリーは英語・日本語ともに浸透してはいませんが、ブタペストなどの観光地では英語が通じることがあります。

Q:ハンガリーのベストシーズンは?

A:ハンガリー観光のベストシーズンは気候が落ち着く5月から9月ごろです。冬場も夜景が綺麗など、ベストシーズンからやや外れても異なる魅力があります。

Q:ハンガリーの治安は?気を付けた方がいいことは?

A:ハンガリーの治安は良好ながらも、軽犯罪の発生率はやや高めです。十分に注意して滞在しましょう。

Q:ハンガリーへ行くのに安い時期はいつ?

A:ハンガリー観光のベストシーズンから外れた冬季は、やや料金を抑えて旅行を楽しむことができます。