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塩原温泉郷の情報

塩原温泉郷は、栃木県北部の箒川（ほうきがわ）沿いを中心に広がる、11の湯元からなる温泉の総称。平安時代所に開湯した歴史ある塩原温泉には、約150の源泉があります。 塩原十一湯（大網・福渡・塩釜・塩の湯・畑下（はたおり）・門前・ 古町・中塩原・上塩原・新湯・元湯）の各湯元には、色や成分、効能が異なる温泉が湧いています。お湯の色は乳白色に緑白色、黄金色、薄墨色、茶褐色、黒色、透明と多彩。塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫酸塩泉、硫黄泉、酸性泉、単純泉など多くの泉質があることから"源泉遺産"と呼ばれています。 旅館やホテル、温泉宿が約46軒あり、公式サイトには主な泉質、露天風呂・貸切風呂・温泉付客室の有無、飲泉や素泊まり可否などをまとめた『塩原温泉宿泊施設一覧』が掲載されています。日帰り温泉は、宿の日帰り入浴、塩原温泉郷に点在する野天風呂や共同湯でお楽しみください。足湯のほか、塩釜温泉には珍しい指湯もあります。 恋人の聖地に認定された「もみじ谷大吊橋」、三段に流れ落ちる「竜化の滝」や落差約53mの「回顧の滝」、縁結びの御利益がある塩原八幡宮など、塩原温泉の人気観光スポットにもぜひ立ち寄ってみてください。