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奥塩原温泉の情報

那須塩原市塩原地区11か所の温泉を総称した「塩原温泉郷」の内、西奥の山間へ4kmほど離れた元湯温泉と新湯温泉（あらゆおんせん）は、「奥塩原温泉」とも呼ばれています。 「元湯温泉」は、開湯約1200年ともいわれる塩原温泉発祥の地。伝統的名湯の泉質は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉（硫化水素型）低張性中性高温泉などです。日本秘湯を守る会の宿「塩原温泉 大出館」では、エメラルドグリーン・乳白色・灰色など、季節や天気によってお湯の色が変わる「五色の湯」に入れ、飲泉もできます。鉄分が豊富でタオルが黒く染まってしまう「墨の湯」など、珍しく温泉成分の強い源泉がおすすめ。塩原温泉湯祭りに"御神湯"として源泉が使用される「塩原元湯温泉 ゑびすや」、渓流露天風呂が人気の「秘湯の宿 元泉館」など、3軒の宿泊施設でにごり湯の名湯をご堪能ください。 「新湯温泉」は、元湯温泉から車で10分ほど南西にあります。新湯富士（塩原富士山）の水蒸気が噴出する温泉地で、硫化水素型の単純酸性硫黄泉等の源泉は、もちろん100％掛け流し。むじなの湯・寺の湯・中の湯という泉質の異なる3か所の共同浴場と、4軒の温泉旅館があります。