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香港旅行へ行く前に確認するポイント

Hong Kong Special Administrative Region of the People’s Republic of China

画像の出典元: istockphoto.com

正式名称中華人民共和国香港特別行政区
人口約720万人
首都中国の特別区の為、首都はありません
国コードHK
言語英語、 中国語
国番号(電話用)852

香港までは飛行機でおよそ4~6時間で行くことができます。香港の気候や通貨、宗教、マナーなどを確認して快適な香港旅行を楽しみましょう。


香港は中国の東南端に位置し、広東省に隣接しています。香港島や九龍半島、ランタオ島、新界および周囲に浮かぶ235余の島で構成されており、その大きさは沖縄本島と同じぐらい。長きに渡りイギリスの植民地として扱われていましたが1997年に返還され現在の特別行政区となりました。

香港行き国際線航空券の最安値を比較

  • 東京 (羽田空港)発
  • 東京 (成田空港)発
  • 大阪 (関西国際空港)発
  • 名古屋 (中部国際空港)発
  • 福岡 (福岡空港)発
  • 仙台 (仙台空港)発

※クリックすると検索結果が表示されます。

日本から香港への渡航について

直行便と飛行時間

日本からの直行便が数多く就航しています。東京から香港までは往路が4時間半~5時間で、復路が4時間~4時間半程。大阪からですと往路が約4時間、復路が3時間3半~3時間45分ほどとなっています。

日本との時差

日本との時差は-1時間です。時差が比較的少ないので、日本からの旅行者にとっては時差ボケの心配がなく過ごしやすいでしょう。ちなみにサマータイムは導入されていません。

香港におけるビザ・入国手続きについて

■ パスポート残存有効期限

入国時、1ヵ月以内滞在は入境時1ヵ月+滞在日数以上が必要です。

■ ビザ

90日以内の滞在はビザが不要。

■ 香港入国の流れ

1.入国審査(Immigration)

「VISITOR」のカウンターにて、審査官にパスポートと入国カードを提示して入国審査を受ける必要があります。

2.荷物の受け取り(Baggage Claim)

搭乗した飛行機・便名のターンテーブル待機し、荷物を受け取ってくさだい。

3.税関(Customs)

荷物の検査後、免税の場合は「Nothing to declare」へ。申告が必要な方は「Goods to declare」にそれぞれ進みます。

■ 香港出国の流れ

1.チェックイン(搭乗手続き)

各航空会社のカウンターで、パスポートや持ち込みの手荷物以外の荷物を提出。搭乗券を受け取ってください。

2.出国審査

外国人用の出国窓口で係官にパスポートを提示し、審査を受けます。時期によって混み合う場合もあるので注意が必要です。

3.手荷物検査

手荷物検査とボディチェックを受けます。機内へと持ち込む荷物はすべて見せるようにしましょう。

香港の気候について

香港は四季が存在するものの亜熱帯気候のため、年間を通して高温多湿です。外の気温が高く室内はクーラーをガンガンにかけてある場所が多いので、真夏でも上に羽織るものを用意しておくことをオススメします。春にあたる3月~4月は気候が不安定な時期で、特に4月は25℃以上になる日もありますが、急に気温が下がる日もあるので要注意。また、夏の5月~10月の平均気温は30℃前後ですが35℃を越える日もあり、特に台風シーズン(7月~9月)は湿度が90%を超える日が多いので日本以上に蒸し暑いのが特徴。 また、11月~12月は日本の秋と似た気候で、快晴の日が多いです。気温は25℃から30℃くらいですが、湿度が夏に比べて下がるのでとてもすごしやすくなっています。そして、冬の時期の平均気温は15~20℃となっていますが、急に寒波が襲い10℃を下回ることも。だが雪が降ることはありません。

香港の免税について

香港には消費税がないため、免税の概念がありません。そのため、旅行の際に空港で免税手続きをする必要もありません。

必要最低払い戻し購入額
VAT税率
払い戻し率
税関スタンプ受領期限
免税書類申請期限
免税条件
必要な税関スタンプ
特記事項

香港の通貨とチップ

香港の通貨とチップ

画像の出典元: 

通貨について

通貨に関しては香港ドルが流通しています。紙幣の単位は10から始まり20、50、さらに100、500、1,000と全部で6種類。額面によって色が分けられていますがデザインが数多く存在するため、少し分かりづらいかも知れません。

チップについて

香港はイギリスの影響を強く受けているため、チップの習慣が強いです。レストランやホテルで渡すことが多く、チップ額の基準は特にありません。良いサービスを受けた際には多めに、サービスが悪く不愉快だった場合には渡す必要はないでしょう。 また、ホテルやレストランのトイレでは手を洗う際に蛇口をひねり水を出してくれる人や、ペーパータオルを手渡してくれる人がいることもあります。チップは自由ですが、2~5香港ドルを渡すのが主流のようです。

旅のお役立ち情報

香港の電圧とコンセント

香港の電圧とコンセント

香港のコンセントはBF型が主流で、そのほかにB型、B3型、C型が普及しています。電圧は220V。日本の家電製品の場合、ものによっては変圧器が必要でしょう。

香港のネット環境

香港のネット環境

無料のWi-Fiスポットが空港やバス、地下鉄駅などで利用できます(一部利用回数に制限などあり)。地下鉄にある13の駅では無料で使用できるPCが置いてある「iCENTRE」というPCステーションが設けられており、持参したPCでの作業も可能です。また、ほとんどのホテルに無料のWi-Fi環境があるようです。

香港の飲料水

香港の飲料水

香港において水道水は安心して飲める、国際規格に基づいた水です。ただし、フッ素を添加した硬水のため、日本人の口には合いにくいものとなっています。スーパーやホテルでミネラルウォーターを購入するのも良いでしょう。

文化・宗教・マナーについて

香港の文化

イギリスの植民地だった影響から活発的で自由な雰囲気を残しつつ、アジアならではの建物など、様々な文化が混ざり合いながら成り立っています。また、近年では次々と新しいスポットが登場しており、街並みも以前よりさらに洗練されています。返還されたことにより経済的な発展も進み観光産業にも力を入れています。

香港の宗教

香港にはキリスト教を始め、仏教・道教やイスラム教など、たくさんの宗派が信仰されています。

香港のマナー

喫煙に関しては細かくルールが定められており、喫煙可能な場所以外での喫煙は1500HK$の罰金が科せられます。加えて、公共の場所にゴミを投棄したり、つばや痰を吐く行為をした場合にも一律で1500HK$の罰金が科せられるので要注意。また、エレベーターは速度が速いのですが歩いて通過する人も多いので、右側に立つようにしましょう。

香港の食文化

香港の食文化

画像の出典元: 

香港旅行の目的の1つとしてグルメが挙げられますね。食べ物に関しては豊富な香港。広東料理がメジャーですが、さまざまな店で中華四大料理を美味しくいただくことができます。朝は軽めにお粥、お昼は飲茶で色々と食べ歩くというのもオススメです。また、香港風にアレンジされた洋食が多いほか、日本では食べられない鳩料理などが体験できるなど、「香港でしか食べられない味」として楽しめます。

香港の主要観光地と世界遺産

香港の主要観光地と世界遺産

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香港の主要観光地

香港の主要観光地は尖沙咀ウォーターフロント・プロムナードです。夜8時から行われる光と音が織りなすシンフォニー・オブ・ライツはとても幻想的で美しく、訪れた際には必見ですよ。また、THE香港といった景色に出会うことができるネイザン・ロードや映画好きにはたまらないスポットのアベニュー オブ スターズ、2005年に開園した香港ディズニーランドなども多くの観光客が足を運んでいます。

香港の世界遺産

世界遺産はありませんが、季節や気候、天気などの自然によって異なる顔を見せる景色は美麗です。ネイザン・ロードのストリートに突き出たネオンサインは「これぞ香港!」といった感じで、是非見ておきたい景色のひとつです。また、オープントップバスに乗って、ネイザン・ロードを回るのもオススメ。山頂から見下ろす100万ドルの夜景はどの国にも負けない程絶景です。
マカオで世界遺産を、香港で美味しいものを堪能する。そんな旅行プランも良いかも知れませんね。

香港のお土産について

中国茶や中華菓子、中華調味料、マンゴーを使用した食品といった地元ならではのお土産が人気です。日本でも有名な「出前一丁(日清製粉)」は日本で販売されていない味が沢山あるので、ばらまき土産としてはオススメ。また、良質な肌触りのシルク製品は日本に比べると安価なため、購入して行く人も多くみられます。

香港旅行 よくあるFAQ

Q:香港の主な交通機関は?

A:香港内は鉄道・バス・タクシーが観光時の交通手段として利用されます。

Q:香港へ飛行機で行く場合、最も人気があるのはどの空港ですか ?

A:「香港国際空港」は世界最高クラスの空港の一つとして知られ、空の玄関口として人気があります。

Q:香港の治安は?気を付けた方がいいことは?

A:香港全体を通して昼は穏やかなイメージが強いですが、犯罪がないわけではありません。特に観光地付近は要注意エリアで、夜間の一人歩きは控えましょう。

Q:香港のベストシーズンは?

A:香港観光のベストシーズンは秋から冬にかけて。10月から11月がおすすめです。

Q:香港では日本語・英語は通じますか?

A:日本語は殆どが通じませんが、観光地などでは簡単な英語が通じる場合があります。なお公用語では中国語ではなく広東語なので、注意が必要です。