スルタン・ハサヌディン国際空港へご旅行をするならスカイチケットのホテル+航空券の検索・予約がおすすめ。携帯からでも簡単な操作で、限定価格のホテルを比較・検索することができます。またホテルはお好みのお部屋を客室や内観・外観のお写真や口コミ情報からお選びいただけ、航空券はお好みの航空会社や金額などの条件毎に選択し後は予約するだけ。インドネシアの南スラウェシ州の近郊へ旅行するならスカイチケットの宿泊施設が便利です。スルタン・ハサヌディン国際空港は、インドネシアの南スラウェシ州の州都であるマカッサル郊外にある国際空港です。南スラウェシの英雄の名前を空港の名称に冠していて、インドネシアの最優秀空港2017年で3位にランクされたことがあります。主な就航先はジャカルタやソロンなどの国内はもちろん、シンガポールやクアラルンプールなど海外へも就航しています。日本からスルタン・ハサヌディン国際空港への直行便はなく、アクセスするにはジャカルタやデンパサールから乗り継がなければいけません。また、空港内にはレストランやカフェ、お土産屋さんなどが充実しているのが特徴的です。そのため、フライトの待ち時間も有効に活用することが可能です。
スルタン・ハサヌディン国際空港周辺で観光するのにおすすめの地域というと、マカッサルの北にあるバンティムルンの渓谷が挙げられます。こちらは「蝶の谷」と形容されているように、珍しい蝶を観賞できることで非常に有名です。かつてイギリスの博物学者として名をはせていたウォレスが、1856から57年にかけてバンティムルンを探索して新種の蝶をいくつも発見しました。たとえば、前翅から後ろ翅にかけて青緑色の鮮やかな色合いが特徴のオオルリオビアゲハをはじめ希少性の高い蝶が見つかったのです。そのことをきっかけにして、バンティムルンの渓谷は珍しい蝶が生息している場所として世界的に注目を浴びることとなりました。したがって、蝶を研究している学者はもちろんカメラマンなどがたくさん訪れるスポットと言えます。
その他にも、「蝶の谷」には大きな滝をはじめ鍾乳洞、熱帯植物など色々な見どころがあります。また、蝶以外にも野鳥や猿などの動物も生息しているので、運が良ければ巡り合うことが可能です。さらには、蝶をモチーフにした雑貨やお菓子などが販売されているお土産ショップもあります。したがって、日本の家族や友人へお土産を買ってあげることもできます。バンティムルンは散策コースがきちんと整備されているので、興味があれば気軽に観光に行くことが可能です。
スルタン・ハサヌディン空港周辺の有名なランドマークというと、ロッテルダム要塞が挙げられます。こちらは、13世紀から17世紀にかけてマカッサルを中心に栄えたゴワ王国が1545年に築いたコロニアル様式の要塞のことです。マカッサル市内で随一の観光スポットとして、海外はもちろん国内からも多くの観光客が訪れています。当時、ゴワ王国はマカッサルを中心に海岸線沿いに10以上もの要塞を築いたといわれています。しかし、ゴワ王国はオランダとの戦いに破れてしまい、1667年に要塞はすべて破壊されてしまいました。その後、オランダの植民地下に入るとロッテルダム要塞として再建されたのです。ロッテルダム要塞はオランダの統治下で政治や貿易の施設として活用され、第二次世界大戦中は日本軍に占領されていました。
ロッテルダム要塞は現在、一部は民族博物館や歴史学研究所として一般に公開されています。館内ではオランダ統治当時の南スラウェシの伝統文化や歴史、農業や船などの生活様式などの資料を展示しているのが特徴的です。また、中央には広い芝生広場があることから、地域住民が寛げる憩いの場所として活用されています。
もう一つのスルタン・ハサヌディン国際空港周辺の有名なランドマークというと、リアン・リアン先史公園が挙げられます。こちらには石器時代の石灰岩の洞窟があり、天井には手形やイノシシなどの動物の壁画などが描かれているのが特徴的です。壁にある手形は、手を置いて上から顔料を吹き付けることで手の輪郭を残しています。描かれている壁画や手形などは、世界最古とされてきたアルタミラ洞窟とほぼ同年代のものであることが明らかとなっています。およそ4万年以上前に人が暮らしていたという証明になるものなので、悠久の時の流れを感じることが可能です。リアン・リアン先史公園内には全部で53もの洞窟がありますが、すべて見て回るのは非常に困難となっており、観光する際にはガイドの同行が義務付けられているので、保存状態がよいものに案内してくれるようにお願いすると良いです。
さらに、リアン・リアン先史公園の周辺には、かつて海だったことを彷彿とさせる断崖絶壁や鍾乳洞などもあります。壮大な眺めを堪能することができるので、マサッカルを訪れたら足を運んでみると良いでしょう。