名称:Norton Museum of Art
住所:1451 S Olive Ave, West Palm Beach
公式・関連サイトURL:http://www.norton.org/
マナティーはフロリダ州の車のナンバープレートに描かれるほどフロリダの象徴的存在。そのマナティーに会える観光地がウェストパームビーチにあります。マナティーは毎年10月中旬から3月頃まで、メキシコ湾から暖かいフロリダにやって来ますが、ウェストパームビーチにある火力発電所の暖かい排水を求めてマナティーが集まるのです。
ウェストパームビーチにあるマナティーラグーンという施設の館内には、タッチパネルのモニターやテレビが設置されていて、絶滅危惧種に指定されているマナティーの生態や保護活動などに関する情報を展示しています。マナティーが集まる寒い時期は、展望テラスから実際に野生のマナティーを観察することも可能です。
マナティーは海洋哺乳類の中で、唯一の草食動物でもある穏やかな生き物。こちらが心配する程無防備で人懐こいマナティーの動きに癒され、いつまででも見ていたい気持ちになります。
目次
フロリダ州ウェストパームビーチのリラックスできる素敵な観光地4選
2.ノートン美術館
1941年に開館したノートン美術館はシカゴで機械メーカーの社長だったラルフ・ノートン氏が引退後、夫妻で余生を送る為ウェストパームビーチに移り、建てた美術館と収集品を土地ごと市へ寄贈したものです。美術館の内外にはヤシの木が植えられ南国らしい雰囲気。展示品はノートン夫妻の好みが反映されたヨーロッパ、アメリカ絵画が中心の近代絵画が主体となっています。
夫妻は学生時代から美術が趣味。友人がシカゴ美術研究所館長だったこともあり、確かな目を持っていました。展示品のひとつ、ベン・シャーン作『私は夢見る勇気がなかった』は、ビキニ環礁の水爆実験で被爆し、死亡した第五福竜丸の無線技士だった久保山愛吉の未亡人の話をもとに描いた作品だそうです。
アート鑑賞もアートギャラリーなどが多いウェストパームビーチらしい観光のひとつとしておすすめします。
3.シティープレイス
観光に欠かせないものといえばショッピングもそのひとつ。日本でも大型ショッピングセンターが増えて来ましたが、やはりアメリカ旅行の醍醐味とも言える観光スポットがショッピングセンターです。
ウェストパームビーチの「シティープレイス」はとにかく広い。敷地内の道幅が広く、沿道にはパームツリー、広場には噴水、おしゃれな建物が軒を連ね、その景観はひとつの町のようです。ショップ、レストラン、カフェはもちろん、映画館からライブスペースもあり、もはやアミューズメントパークの域です。近年日本でもお馴染みになっているショップでお目当てのものを探したり、ローカルならではの品揃えを発見したりするのも面白いですよ。
可能であればシティープレイス観光デーを設けて、体力の続く限りここで遊び尽くすというのはどうでしょう。
名称:City Place
住所:700 S Rosemary Ave, West Palm Beach
公式・関連サイトURL:http://www.cityplace.com/
4.ピーナッツアイランド
ピーナッツアイランドは1918年に造られた人口の島。リビエラビーチマリーナからボートで行けます。島自体が公園になっていて、ピクニックができるよう木陰にテーブルとイスが設置されています。キャンプサイトもあります。
ウェストパームビーチ自慢のきれいな海は、シュノーケリングやカヤックで遊ぶのに最適な場所。島をほぼ1周する舗装された遊歩道はマラソンコースにもなることもあるほどです。
ピーナッツアイランドにはケネディーバンカーと呼ばれる大統領用の核シェルターがあります。米ソ冷戦時代に核戦争や原発事故に備えて作られたそうで、ウェストパームビーチ観光のお土産話のひとつになりますよ。
名称:Peanut Island
住所:6500 Peanut Island Road, West Palm Beach
◎まとめ
ウェストパームビーチの観光スポットを5つ紹介しました。フロリダと言えばオーランドかマイアミが圧倒的認知度を誇りますが、ウェストパームビーチも見逃したくないフロリダ観光デスティネーションです。美しいビーチはさほど混雑していないのでのんびり過ごせます。紹介した通り楽しい観光スポットが色々あるウェストパームビーチは、サンシャインステート・フロリダを代表する観光地としておすすめの町です。