アロースターでのんびりマレーシア文化に触れる旅を満喫しよう!

画像出典:grass-lifeisgood/Shutterstock

アロースターでのんびりマレーシア文化に触れる旅を満喫しよう!

マレーシア・ケダ州の州都「アロースター」は、南国リゾートとして人気のランカウイ島やペナン島の近くに位置します。日本人観光客が少ないためローカル感を堪能できるほか、主要観光スポットが街の中心部に集まっており、効率よく観光できるのが魅力です。大都市でもリゾートでもないマレーシアを感じながら、のんびりと観光を楽しみたい方には特におすすめの街ですよ。今回は、そんなアロースターのおすすめスポットを厳選してご紹介していきます。

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アロースターでのんびりマレーシア文化に触れる旅を満喫しよう!

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1.ザヒール モスク

出典: ANUJAK

約3年の月日をかけて建設された「ザヒールモスク」は、マレーシアで最も古く世界的にも有名なイスラム教の寺院です。モスクの象徴である玉ねぎ型の黒いドームと白の建物が美しく、内部には鮮やかなブルーのステンドグラスが施されています。街の中心部に位置しているため、周辺の観光スポットへもアクセスしやすいのがうれしいところ。ライトアップされた夜の幻想的な姿も必見です。

2.ケダ州立博物館

出典: Marufish/Flickr

「ケダ州立博物館」は、ケダ州の歴史や文化を学べる博物館です。高床式家屋や生活用品の展示を始め、当時の子供たちの遊戯の様子を表した模型などを通して、ケダ州の昔ながらの生活を垣間見ることができます。どなたでも無料で見学できるのがうれしいですね。

館内の説明は、基本マレー語のみ。撮影は一切禁止となっているので注意しましょう。場所は、アロースター中心街から約1kmほど離れており、周辺にはスタジアムやムルデカ公園があります。訪れる際はそれらを目印にするとわかり易いですよ。

3.ルマ・クライラン・マハティール・モハマド

出典: Mohd Fazlin Mohd Effendy Ooi Follow/Flickr

「ルマ・クライラン・マハティール・モハマド」は、マレーシアの第4代首相マハティール・ビン・モハマド生誕の地です。マハティールは1925年にアロースターに生まれ、この地でマレー人初の医院を開業。貧困層への診療を積極的に行なう一方で政治家としても活動し、1981年に大統領に就任しました。

マハティールの生まれ育った小さな木造建築の家は、1992年にナショナルアーカイブスによって歴史的建造物に指定され、現在は内部見学ができるようになっています。当時使用されていた家具などがそのまま展示されているほか、彼の偉業を称える資料や家族に関する展示が並び見応え充分です。

ちなみに、マハティールはマレーシアでは最長の22年間(1981年~2003年)にわたって首相を務めたことでも知られています。今年で94歳を迎えたマハティールですが、なんと昨年の下院議員選挙で見事当選し政治家として復帰。2018年からは再び第7代首相として活躍しています。

4.バライ・ノバット

出典: yzw/PIXTA(ピクスタ)

「バライ・ノバット」は、マレー王室のミュージックホール及び打楽器楽団の演奏会場として1906年に建てられました。白を基調とし柱やルーフトップに黄色を配色した八角形の建物は、アロースターの中心部に位置していることから街のランドマークとして親しまれています。周辺には、ザヒールモスクやケダ王宮博物館といった観光名所が点在しているので、あわせて観光してみると良いでしょう。

5.ケダ州立アート・ギャラリー

出典: yzw/PIXTA(ピクスタ)

「ケダ州立アート・ギャラリー」の建物は、1912年に高等裁判所として建設されました。美術館として一般公開され始めたのは1983年のこと。館内にはマレーシアの風景を描いた水彩画や美術コレクション、アンティーク雑貨など様々な作品が集められているほか、アーティストの作品を販売するショップも併設されており、たくさんの観光客で賑わっています。お土産探しに訪れてみるのもおすすめですよ。

6.アロースター・タワー

出典: Sham Hardy/Flickr

高さ約165mの「アロースター・タワー」は、世界で最も高い通信塔の一つと言われ、アロースターを代表する観光名所となっています。地上88mにある展望デッキからは、アロースターの街並みだけでなく、天気が良い日はお隣の国タイの眺望も楽しむこともできるのだとか。

最上階には地元マレーシア料理が味わえる「スリ・アンカ(Seri Angkasa)」という回転レストランがあり、デートスポットとしても大人気。ここから眺める夜景がとてもきれいなので、ぜひディナータイムを狙って訪れてみてください。土産物が揃うショップも要チェックですよ。

◎まとめ

マレー文化やイスラム文化が入り混じった魅力的な街アロースター。まだまだ日本では認知度は低いですが、リゾートアイランドとしても名高いランカウイ島やペナン島へのアクセスも良いので、あわせて観光してみると良いでしょう。タイとの国境を越えて南部のハジャイなどへ行き、2つの国の文化を比べるなんていうのも有意義な旅になりそうですね。

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