美しい海にアートやショッピングが楽しい街！魅惑のニューカッスル観光5選

ニューカッスルは、シドニーから列車で北に約3時間のところにある海沿いの都市。今なお炭鉱業がさかんで、石炭の輸出港として栄えてきましたが、英国風の建物が並ぶ美しい街です。昔の建物を改装したオシャレなお店なども多く、市内を歩いているだけでも観光が楽しめます。ここでは、そんなオーストラリアのニューカッスルで、おすすめの観光スポット5選をご紹介します。

1. ノビーズ・ビーチ

ハンター川河口の港町ニューカッスル。そのさらに先端に伸びているのが、砂浜越しの灯台が美しいノビーズ・ビーチです。ビーチ脇の遊歩道を歩けば、浜辺をさらう波の音が心地よく、ロマンチックな気分に浸れます。灯台に向かって右が太平洋、左がニューカッスルの湾。レストハウスもあり、観光客もたくさん訪れる素敵なスポットです。

また、ビーチ周辺には波のブレイクポイントがたくさんあり、サーフィンの名所としても人気！もちろんサーフィンをしない人でも、思い思いに楽しむことができます。美しい景色に迫力ある波を見ているだけでも感激しますよ。ビーチは東を向いているので、朝日を眺めるスポットとしてもおすすめです。

2. ニューカッスル・オーシャン・バス

ニューカッスル・オーシャン・バスは、1922年に造られた歴史ある観光スポット。バスとはいうものの温泉やスパではなく、海に臨む磯辺のプールです。

まるで海と一体化しているかのようなスケールで、時には波がプールに入ってくるほどの迫力があります。オーシャンを眺めながら飛び込んだり泳いだりするのは、格別に気持ちいいですよ！

毎週水曜の清掃日以外なら、年間を通じていつでも利用できます。海で泳ぐのはちょっと面倒…という人でも、ここなら気にせず楽しむことができますね。

3. スクラッチリー要塞

ノビーズ・ビーチとニューカッスル・オーシャン・バスの間の丘には、1882年に築かれたスクラッチリー要塞があります。当初はロシアに備える目的で建造されましたが、この要塞が実戦を経験したのは第二次世界大戦で日本軍の潜水艦がニューカッスルを攻撃したときでした。

1972年まではオーストラリア軍が駐留していましたが、その後は史跡公園として整備され、博物館やイベント会場などが建てられています。自由見学のほか、1日2回のガイドツアーに参加するのもおすすめですよ。

毎日午後1時には、海軍の伝統に則って礼砲が撃たれます。オーストラリアの重要な港湾であるニューカッスルの歴史を知るには、うってつけの観光スポットです。

4.ニューカッスル・メモリアル・ウォーク

ニューカッスル・メモリアル・ウォークは、「ANZAC Day（アンザック・デー）」から100周年を記念して2015年に造られた新しい観光スポットです。アンザック・デーとは、1915年にトルコで行われたガリポリの戦いに際して、オーストラリア・ニュージーランド軍団（ANZAC）が戦地に上陸した4月25日を指すもの。ANZACを含む協商軍はこの戦いに敗れたものの、オーストラリアとニュージーランドにとっては初の海外遠征となったことから、兵士を讃える日として休日となっています。

兵士たちのモニュメントが脇を彩るメモリアル・ウォークでは、片手に太平洋、反対側にニューカッスル市街の360度パノラマが楽しめますよ！崖の上の一本道はとても清々しく、潮風に吹かれながら眺める大海原はきっと観光の思い出に残るでしょう。少し歩いた高台のストルゼレッキ展望台からも、雄大な景色が眺められます。

5. ノヴァ・クルーズ

せっかく海の美しい河口の港町ニューカッスルに来たのですから、できればクルージングも楽しみたいですね。ノヴァ・クルーズなら、ニューカッスルの前海を遊覧したり、ハンター川を遡ったり、湾口で優雅なディナークルーズを楽しんだりとさまざまなコースが選べます。

また、ホエールウォッチングクルーズなどの企画もあり、年間を通じて観光客を飽きさせることはありません。ニューカッスルを訪れる際には、とりあえずどんなプランがあるのかチェックしてみてください。

◎まとめ

ニューカッスルのおすすめ観光プランを5つ取り上げました。ニューカッスルには美しい海と砂浜、そして歴史が詰まっていて、観光の見どころもたくさんあります。シドニーからも近いので、オーストラリアの街をいくつか巡ろうと思ったら、ぜひニューカッスルの観光も視野に入れてみてください。

美しい海にアートやショッピングが楽しい街！魅惑のニューカッスル観光5選