魅惑のビーチリゾート、ニャチャンのおすすめ観光スポット22選!

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魅惑のビーチリゾート、ニャチャンのおすすめ観光スポット22選!

1年を通して世界中から観光客がやって来るベトナム南部の都市ニャチャンは、世界的にも屈指のビーチリゾートとして知られています。フランス領時代にリゾート地として発展してきた歴史は現在も面影を残していて、整然とした街並みを見てとることができます。

7kmにも及ぶ美しい砂浜の近くにはリゾートホテルが並び、砂浜や遊歩道を歩くだけでも優雅なバカンス気分に浸れますよ。ビーチから少し離れて街へ繰り出せばニャチャンの人々の熱気を感じられる場所や歴史的な建造物なども点在しています。

それでは、魅力あふれるニャチャンのおすすめ観光スポット22選をこれから紹介していきます!

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魅惑のビーチリゾート、ニャチャンのおすすめ観光スポット22選!

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1.ポーナガル塔

出典: domjisch

2世紀から19世紀まで繁栄を誇ったチャンパ王国が各神様を祀るための寺院として建てたポーナガル塔は、ベトナム南部ニャチャンの街から北へ10分ほどのところにあります。入場後すぐ正面から見える塔は、巨大で荘厳な雰囲気を感じますよ。

建設当初は8つの塔がありましたが、戦争などの影響により現在も残っているのは5つ。それぞれ祀られている神様が異なり、中でも一番大きい高さ23mの北塔内に祀られている女神ポーナガルは必見です!

ポーナガル塔はチャンパ王国の末裔であるチャム族の聖地とも言うべき場所として、現在もニャチャンの人々に信仰されています。1日に数回チャム族の女性が披露する踊りもタイミングが合えば鑑賞できますよ。

2.ニャチャン大聖堂

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ニャチャン中心部から丘を登っていくこと15分。フランス統治時代を思い起こさせる荘厳な造りのニャチャン大聖堂が眼前に見えてきて、聖マリア像が出迎えてくれます。

ニャチャン大聖堂は1934年に建てられたゴシック様式の教会です。ベトナムは東南アジアではフィリピンに次いでキリスト教徒が多い国として、今もミサの時間にはニャチャンに住む多くのクリスチャンが礼拝に訪れます。観光客にとっての見所は大聖堂内の鮮やかに彩られたステンドグラスでしょう。そこから差し込む光は、とっても神秘的です。

周囲は見晴らしが良くニャチャン市内が一望できるので、ビーチを満喫した後の気分転換にもおすすめです。夜のライトアップも幻想的で、昼とはまた違った雰囲気を楽しむことができますよ!

3.ニャチャンビーチ

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ベトナムを代表するビーチと言えばやはりニャチャンビーチでしょう。砂浜沿いには多くのホテルが建ち、毎日観光客で賑わいを見せています。全長7kmにも渡る長い砂浜はきれいに清掃されていて、快適に過ごすことができますよ。

ビーチと並行するように、ヤシの木が植えられていたり広い遊歩道が整備されていたりとリゾート気分が十分に味わえること間違いなし!実際に海に入ると、遠くで見ているよりも透明度が高くきれいです。少し早起きして水平線から昇る朝日を眺めるのも良いですね。長い砂浜なので、場所を選べばまるでプライベートビーチのように海を独り占めすることもできますよ。また周辺には、観光客向けのカフェやレストラン、バーが多数あるので食事には困りません。

4.ホンチョン岬

観光客が大勢いるビーチから離れて、ちょっとのんびり海を楽しみたいというときにおすすめな観光スポットがニャチャン中心部から約4kmのところにあるホンチョン岬です。

岬のすぐ手前にあるカフェは、絶景パノラマが見えるオーシャンビューとなっています。潮風を感じ、爽快な気分になれますよ。カフェを抜けると、ごつごつとした岩場が続き有名な「落ちそうで落ちない岩」にたどり着きます。この岩は大波に乗って運ばれてきて、波が引いたときに岩と岩の間にすぽっと収まったと言われています。観光客なら思わず何枚も写真をとりたくなるスポットです!

周辺の海は青く、観光客もそれほど多くないので、地元の人もよく訪れるシュノーケリングの穴場としても知られていますよ。

5.アイリゾート

施設イチ押しの泥温泉を始め、さまざまな温泉やプール、ウォータースライダーなどが楽しめる複合温浴施設のアイリゾートは、温泉好きな日本人観光客ならぜひ訪問したい観光スポットです!

施設はとっても豪華で、コースも複数用意されているのでお好みで選ぶことができます。一番人気の泥温泉は、20分入ると肌がすべすべになることを実感する方も多いです。

施設内には、レストランが併設されているのでここで食事を済ませることも可能です。アクセスは、ニャチャン中心部から4kmほどでタクシーで行くのが一番お手軽です。子どもから大人まで楽しめるアイリゾートで、観光で溜まった疲れもさっぱり落としてしまいましょう!

6.モンキーアイランド(ラオ島)

ニャチャン中心部から30分ほどのところに位置する船着場から小型船に乗り15分。ラオ島、通称「モンキーアイランド」では800頭以上のサルが島内で自由に暮らしています。

この島のサルはとても人なつっこく、直接エサをあげることもできるんですよ。手をつないで写真をとれたり、肩にちょこんと乗ってきたりすることもありとってもチャーミング!島内の円形の劇場では、無料のショーも開催されています。白い頭が特徴で絶滅危惧種の猿ラングールも生息しているので、見つけることができたらラッキーです。

7.ヨックレットビーチ

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プライベートビーチのように海を独り占めしたい!という人におすすめなのがヨックレットビーチです。海はほかのビーチに比べひときわ青く透明ですが、ニャチャン市街地から約1時間と少し離れた場所にあるため、それほど観光客が訪れず穴場スポットになっているのです。

砂浜に整然と並べられたパラソルの下のデッキチェアで、開放感溢れる景色を眺めながら、何もしない時間を過ごすのも贅沢ですね。ニャチャン市内からモンキーアイランドと併せた日帰りツアーで訪れるのが最もお手軽です!

8.ヴィンパールランド

出典: Daniel Hoherd

2007年チェー島内にオープンしたヴィンパールランドは、1日中遊べるアミューズメントパークとしてベトナム人のみならず外国人観光客にも人気のスポットとなっています。

園内は遊園地、水族館、ウォーターパーク、レストランと大きく分けて4つのエリアに分けられます。中でもウォーターパークの各種スライダーはスリル満点で大人気ですよ。日本名の付いたスライダーもあるのでぜひトライしてみてください。なお、アトラクションの多くは身長制限があるのでご注意を。

アクセスは、ケーブルカーもしくは船を利用してニャチャン市街地から15分ほど。往復のケーブルカーの運賃は、入場料に含まれているのでお得です。また、ビンパールラグジュアリーニャチャンホテルに宿泊すれば、入場料が無料になりますよ。

9.ロンソン寺

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ニャチャンのランドマークとして存在感を放っている大仏があるロンソン寺。1889年に建立され現在もニャチャン市内の観光名所として人気です。ニャチャン駅からとても近い場所に位置し、アクセス抜群な点も観光客にとってはうれしいですね。

涅槃仏は、有名なタイのワットポーと比べると小ぶりですが、とても繊細に仕上がっていて寝顔も穏やか。足の裏の卍模様は、宇宙感を表しているんですよ。涅槃仏近くにある鐘楼も立派で見事。そして、さらに石段を上がるとようやく白い大仏が姿を現します。大きく真っ白で、神秘的な印象を強く受けるでしょう。裏に回ると内部にも入れるようになっているのでお見逃しなく!

10.バーホー滝

ニャチャンのビーチでゆったりしたあとは、アクティブに山へ出かけませんか?ニャチャン市街地から車で1時間のところに位置するバーホー滝は、トレッキングと水遊びを同時にエンジョイできる観光スポットです。

最初はゆるやかな山道が続きますが、途中から道が険しくなっていくので服や靴は動きやすいものを準備しましょう。岩肌をよじ登り上がっていくルートは、まさに自然が生んだアトラクション!滝に近づくにつれて周囲の景色もだんだんスケールアップしていくので、30分ほどの道のりは飽きることがありません。自然との一体感を感じることができる観光スポットですよ。

11.ダム市場

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観光地化され整然とした場所を見て回るのも良いですが、その土地で暮らすとしたら、と想像して地元の人の暮らしを垣間見るのも楽しいですよね。ニャチャンに住む人々のエネルギーを感じるならダム市場がおすすめです。

円形の建物の中は食料はもちろん服や電化製品などありとあらゆるお店が所狭しとひしめき合い、大勢の買い物客でいつも賑わっています。アジア特有の熱気溢れる雰囲気は、日本ではなかなか感じられませんよ!

ここでは電卓がコミュニケーションツール。言葉がわからなくても、欲しいものがあれば電卓を叩いて交渉してみましょう。掘り出し物のお土産が手に入るかもしれません。お店によって営業時間は異なりますが朝6時から17時までオープンしています。

12.タップバーホットスプリング

ニャチャンに数ヶ所ある泥風呂に入れる施設は観光客に人気のスポットですが、その中でも質が大変良いと評判のタップバーホットスプリングは、ニャチャン市街地から15分ほどのところに位置しています。

ユーカリの香りが漂う泥に体を浮かべてゆっくり浸かりましょう。泥風呂の後は外で日光浴、シャワーそして普通の温泉に入り泥風呂コースは終了。そのあとは、自由に施設内のプールや温泉に入れます。子どもから大人まで大満足の観光スポットです!

13.国立海洋学博物館

水族館に近いとも言えるこの国立海洋学博物館。1922年設立とその歴史は長く、ベトナムで唯一の海洋学専門博物館です。ニャチャン南部のチェー島へと渡るロープウェイ乗り場のすぐ近くにあるので、人気観光スポットヴィンパールランドの帰りに足を伸ばしてみても良いですね。

入り口にどんと置かれたプールには魚や亀、サメなどが自由に泳いでいます。順路を進むと小さな水槽がたくさん。ニャチャンで海に潜らなくても南シナ海の海洋生物をここで一挙に鑑賞することができますよ。そしてハイライトは体長約18m、重さ10トンのクジラの骨格標本。迫力に圧倒されます!

ニャチャン南部のチェー島へと渡るロープウェイ乗り場のすぐ近くにあるので、人気観光スポットヴィンパールランドの帰りに足を伸ばしてみても良いですね。

14.ヤンベイ公園

ニャチャンで観光スポット選びに悩んだら、ヤンベイ公園1日観光ツアーに参加しましょう。内容盛りだくさんで観光客に人気です。

到着してまず目を見張るのが、ここのシンボルでもある樹齢500年の木。大地にずっしりと根を張り、圧倒的な存在感がありますよ。その後は、お楽しみの動物や自然との触れ合いの時間です。ワニへのエサやりやダチョウに乗ることもできるんですよ。ランチではワニやダチョウの肉も提供されるので、興味のある方はチャレンジしてみては?

「天国の滝」とラグレイ少数民族に呼ばれるほどの美しさを持つヤンベイ滝は必見です!滝近くの温泉に入ることもできますよ!ほかにもブタのレースや闘鶏見学など観光客を楽しませるアクティビティが多数用意されていますよ。

15.ホンムン島

出典: Nguyen Hung Vu

ニャチャンで最も変化に富んだ海の景色を見たいなら、ホンムン島がおすすめです!海洋学者がその多様性から研究地として選ぶほどで、サンゴ礁やイソギンチャク、熱帯魚、さらにはウミガメも生息する環境が広がっています。

シュノーケリングでは、すぐ目の前で泳ぐ熱帯魚を見ることができますよ。ホンムン島まで風を切りながら進むボートクルーズも、とっても気持ちが良いです。

レインボーリーフやタイガーウォールと呼ばれる人気のダイビングスポットも覚えておきましょう!どのダイビングショップでもツアーに申し込むことができるので安心です。また、床面がガラス張りになっているグラスボートに乗って、海中の魚やサンゴを覗き見ることもできるんですよ。ボートからはサランガン洞窟という洞窟も鑑賞できます。ホンムン島を含む4島を回るツアーも観光客には好評です。ニャチャンで島巡りをするのも良いですね!

16.100エッグマッドバス

100エッグマッドバスは泥風呂が人気のスポットです。

施設内には大小さまざまな卵のオブジェがいっぱい!かわいくて思わずほっこりしますよ。水着やタオルはレンタルできますが有料なので自ら持参することをおすすめします。海でたくさん遊んだ後に入りに来ると、疲労が回復するなど効果をより実感できそうですね!

17.くじら島

出典: -JvL-

ニャチャンから2時間ほど北上するとダムモン半島に行き着きますが、その西に位置するくじら島。この島にはホエールアイランドリゾートという宿泊施設が1軒あるのみです。

島ではハイキングやシュノーケリング、ダイビングといった王道のアクティビティで自然を満喫しましょう。エコリゾートという形式で運営しているので、最低限の施設、設備であることを覚悟して必要なものは自分で準備していきましょう。

18.ニャチャンナイトマーケット

毎晩休むことなく営業しているニャチャンのナイトマーケットは、地元の人々にも観光客にも人気です!昼間は普通の通りですが、日が暮れるにつれてお店がだんだんとオープンしていきます。

場所は、ニャチャンビーチと平行して南北に走るチャンフー通りからわき道にそれた通り。街の中心部にあるのでいつも大勢の人でにぎわっていますよ。雑貨やバッグ、アクセサリー、洋服と何でも売っているので楽しくかつ真剣に値段の交渉をしながらお土産探しに勤しみましょう!お買い物が終わったら、屋台で腹ごしらえ。美味しいベトナム料理に舌鼓を打ちながらニャチャンの夜を心ゆくまで堪能してください。

19.Suoi do Pagoda

ニャチャン市街地から約30分ほどのところに位置するSuoi do Pagodaは、観音様に敬意を表して50年前に建てられた寺院です。嵐の日にこのお寺の付近で、少女が友達と観音様の姿を見たということを聞き、村の人たちが仏教への信仰心を表現するために建立されたと伝えられています。

200段の階段を登った後に現れる、ピンクを中心にしたとてもカラフルな寺院は、周囲を大自然にかこまれた場所にぽつんとあるので、ここだけまるで別世界のよう。眼下にはパノラマビューが広がり、清々しい気分になれますよ。ニャチャンからツアーが催行しているので、そちらに参加するのがおすすめです。

20.Impressions Museum

友達や家族で行けば盛り上がること間違いなしの観光スポットがここImpressions Museumです。館内には、不思議でおもしろい写真が撮影できるように仕掛けが施された部屋がいくつもあります。

天地がひっくり返り天井に足が着いてるように見えたり、身長の差が逆転して見えるようになる部屋など、ついつい時間をかけて納得行く1枚を撮りたくなってしまいますね。ほかにも、小人に写るようになったり飛び出す絵が何枚も飾られていたり、子どもはもちろん大人も興奮して時間を忘れてしまいそうです。

ニャチャンのカムラン空港南側にあり市内からアクセスしやすい距離にあります。

21.トゥーバン寺

ニャチャン市街地から、50kmほど南に下ったカムランの街中にあるトゥーバン寺。1968年に建てられたこのお寺は、貝殻やサンゴなどにより装飾されていることから別名「貝殻の寺」とも呼ばれています。

高さ39mの搭は、開けられた49個の穴それぞれに大小さまざまな仏像が置かれていて、とても特徴ある外観をしていますよ。外観だけではなく内部も貝殻やサンゴがちりばめられていて、芸術性を感じます。この搭は5年間をかけて、寺の僧侶みずから設計、建設したというから驚きですね。

また、「18層地獄」と名づけられた500mの穴をロウソクの火や懐中電灯を頼りにして進むという場所もあります。ところどころに浮かび上がる地獄絵図や戒めの言葉を噛みしめながら龍の口から外へ出ると悩みのない生活を手に入れられるとして観光客にも喜ばれるスポットになってますよ。

22.ダバン湖

ニャチャンから北へ約50kmの山中にあるダバン湖は、農業灌漑用として作られた人工湖です。なぜエコツーリズムができる観光スポットして注目を浴びているかというと、数千万ヘクタールもの原生林が湖の周りを囲み豊富な資源が残っているからです。

ズア川とカイ川という2本の川が湖へと常に流れ込む仕組みになっていて、湖は1年中豊かな姿を保ちます。川幅の広いカイ川は川のくぼみで流れがせき止められたところに、青い水の小さな湖がつくられていてこれもまた美しいですよ。

夜は平らで大きな岩の上がキャンプ場に変わります。観光客はここにテントを張り、宿泊できるんです。自ら川で釣った魚を焼いて食べれば、とびきりのご馳走になりますね!日中は暑いですが夜間は気温が下がるので避暑には最適の場所と言えるでしょう。

◎まとめ

ニャチャンが持つ魅力、伝わりましたか?

世界有数のビーチリゾートとして発展してきたニャチャンは、年間通じて晴天が多く雨季が比較的短いので、南国らしい陽気な雰囲気に包まれています。チャンパ王国時代には、漁港として栄えていたため新鮮で質の高いシーフードも食べられますよ。

ホーチミンから飛行機で1時間。寝台列車も観光客の間で人気を博していて、異国情緒溢れる旅となるでしょう。ニャチャン旅行の際は、ぜひ参考にしてください。

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