来て感じてみるゆとりの時間。とっておきの時間をクラーゲンフルトで!

来て感じてみるゆとりの時間。とっておきの時間をクラーゲンフルトで!

皆さんはクラーゲンフルトという都市は聞いたことありますか?クラーゲンフルトはオーストリア南部ケルンテン州の州都です。山岳と湖水の風景に恵まれたアルプスの南側に位置し、なんとオーストリアで最も晴天が多い地域とされています。州の西端部には、オーストリアの最高峰グロースグロックナーが壮大にそびえています。

そんな自然がたくさんの地、クラーゲンフルトの観光地を紹介していきます。

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来て感じてみるゆとりの時間。とっておきの時間をクラーゲンフルトで!

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1.ノイアーマルクト(新広場)のリントヴルムの泉

リントヴルムとは、クラーゲンフルト市の紋章にも描かれている伝説の竜です。遠い昔に住民や家畜をヴェルター湖の湿原に住んでいたリントヴルムが食い殺してしまったために、領主に命じられた町の男たちが計略を用いて退治したとされています。

竜にしてはなんだか見た目が可愛らしいリントヴルムの像は16世紀に作られたもので、向かい合うヘラクレスの像はは17世紀に作られました。ヘラクレスが棍棒を持って身構えているのは、また竜が動き出した際に打ち殺せるようにという意味だとか。同じようなポーズをとって、写真を撮ってみるのもいいかもしれませんね。

クラーゲンフルト旧市街の中央にあり、多くの観光客が訪れます。暖かい季節には、噴水がとても爽やかな気分にさせてくれますよ。

2:クラーゲンフルト市庁舎

出典: commons.wikimedia.org

ノイアーマルクとの西側に隣接するクラーゲンフルト市庁舎は、1650年に造営された歴史的建造物。もともとはローゼンベルク伯のルネッサンス様式宮殿でしたが、1918年から今日まで市庁舎として使われています。

市庁舎を観光するうえで見逃せないのが、中庭にある漁夫の石像。伝説によれば、遠い昔に客をだまそうとしたヴェルター湖の漁夫が「私の言ったことが嘘なら、すぐ石になって見せましょう」と宣言し、そのまま石になってしまったというのです。

その漁師もまさか現実になるとは予想もしていなかったはず…銅像はまさしくそんな姿で佇んでいます。建物自体もとても美しい外観をしているので、クラーゲンフルト観光では忘れずに立ち寄りましょう。

3.ラントハウス(州庁舎)

出典: commons.wikimedia.org

クラーゲンフルト市庁舎の北に、空に向かって伸びる2つの塔がシンボリックな建物があります。16世紀後半にルネサンス様式で建造された州庁舎です。中庭を回廊が取り巻く州庁舎の観光の見どころは、なんといっても「紋章の間(ヴァッペンザール)」!もともとはケルンテン地方の貴族や高位聖職者の紋章が飾られていましたが、17世紀からはオーストリア各地の紋章も加えられるようになり、更には外国の紋章も飾られるようになりました。

多くの紋章はどれも素敵で、ひとうひとつじっくり見たくなるようなデザインばかりです。さらに州庁舎の中はとても豪華で、観光客を圧倒させるような部屋が並んでいます。

4:プラネタリウム・クラーゲンフルト

出典: martin steinthaler

クラーゲンフルト旧市街とヴェルター湖を結ぶレント運河沿いに建つプラネタリウム・クラーゲンフルト。地元の人たちにも愛用され、子どもたちはここで地球や宇宙について学び、カップルはデートを楽しみに訪れます。

プラネタリウムのショーは大体1時間ほどで、英語など様々な言語で解説を聞くことが可能です。お子さま連れのファミリーにもおすすめですよ。少しうとうとしながら、クラーゲンフルトでの旅を思い返し、ショーを楽しむのもいいかもしれませんね。

5.ベネディクティナー市場

出典: commons.wikimedia.org

クラーゲンフルトへ観光に来たら、ローカルな朝市もぜひ体験してみてください。クラーゲンフルト旧市街の南西部にあるベネディクティナー市場は、新鮮な野菜やフルーツなどをゲットできる、地元民御用達のマーケット!その地域ならではの伝統料理や家庭の味などを楽しめるのも、市場の良さのひとつですよね。

木曜日と土曜日の朝6:30から13:30まで開かれていて、新鮮な食を求めるローカルたちで賑わいます。また、市場の人たちと軽快な会話を楽しみながらショッピングできるのも魅力のひとつ。フレンドリーに会話が弾めば、もしかしたらサービスだってしてくれるかもしれませんよ。

6.ミニムンドゥス

出典: www.flickr.com

世界各国の代表的な建築のミニチュアを集めた観光施設が、クラーゲンフルト郊外のヴェルター湖畔にあります。長大なコースには、多くの世界中の歴史的建造物がミニサイズで並んでいます。ちなみに日本代表は大阪城で、その他に昔の武士の家などを再現したものも設置されていますよ。その出来栄えを見ると、思わず笑みがこぼれてしまいます。

その他に鉄道模型などもあり、小さなお子さまにも喜ばれるはずです。もちろん大人でもじゅうぶん楽しめますよ。

7.コイントス

出典: OpenPOI

クラーゲンフルト旧市街の中心部の一角に、ちょっとひょうきんな表情で上を見上げる小さな男性の像があります。ヴェルターゼーマンドルと呼ばれるこの像は、クラーゲンフルトに西に広がるヴェルター湖の誕生にまつわる伝説をモチーフとしたもので、脇に抱える樽からは水が絶えることなく流れ出ています。

ここでコイントスをし、願掛けをすると叶うと言われていることから、今では多くの観光客で賑わうクラーゲンフルトの観光名所となっています。周りにはベンチが設置されているので、観光に疲れたらその銅像と一緒に少し休むのもいいかもしれません。ぜひクラーゲンフルトでの旅が成功するように、不思議な銅像に願掛けしてみてください。

8.マリア=ローレット宮殿

出典: commons.wikimedia.org

ヴェールター湖に突き出た岬の上に建つマリア=ローレット宮殿は、クラーゲンフルトの人たちの憧れのウェディングスポット!1652年にローゼンベルク伯によって建てられたもので、2007年に修復工事が完了しました。

湖に映える小さくも瀟洒な建物が美しく、見る者をうっとりさせるような観光スポットです。夜にはチャペルがライトアップされ、湖に映り込む姿がなんとも幻想的で、素敵な空間を作り出してくれます。

レストランも併設されているので、ちょっと贅沢な夕食を予約してみるのもおススメですよ。

◎まとめ

多くの自然と様々な歴史を持つ銅像や建造物に囲まれたクラーゲンフルト。おとぎ話のような伝説に耳を傾けながら、クラーゲンフルトの観光スポットを回ってみてください。

そして、壮大なアルプスのそばで爽やかな空気を吸いながら、素敵な観光を楽しみましょう。

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