ニューヨークの州都、オールバニでのんびり過ごす！観光スポット4選！

ニューヨーク州、オールバニ。なんとも聞き慣れない地名ですが、実はあのマンハッタン区を抱えるニューヨーク州の州都なのです。とはいってもマンハッタンより200km離れており、自動車で移動しても3時間程かかります。これは東京駅から越後湯沢まで行ける距離です。

もちろん雰囲気もガラッとかわり、眠らない街マンハッタンに対し、オールバニはのんびりとした田舎町といった模様。観光地としても有名ではありませんが、マンハッタンからハドソン川を北上する道中は壮大な景色やワイナリー等の観光スポットがたくさん！その終点地としてニューヨークの州都を目指すなんていった旅も面白そうですね。

1.ニューヨーク州立博物館

ニューヨーク州立博物館は国内の州立博物館として一番古く、そして一番大きい博物館です。それだけでニューヨークの歴史の深さが感じられますね。この博物館の素晴らしいところはとにかく入場無料であること！

しかし無料だからといって侮れません。民芸品がたくさん展示されていて、ニューヨークの歴史をを学ぶことができます。ニューヨーク特有の鳥のディスプレイがあり、鳥好きにはたまらないとか・・・。

ちなみにディスプレイ内容は多岐に渡り、古代インディアンの生活を紹介したものもあれば、セサミ・ストリートのキャラクターも展示されています。この何でもありな感じがアメリカのミュージアムに来たということを感じさせてくれます。

4階に上がると、急にメリー・ゴー・ラウンドが現れます。子供にとっては大喜びですが、大人はびっくりしますね。そんなサプライズを楽しみながら周ることができるのもこの博物館の醍醐味です。

2.ニューヨーク州会議事堂

ニューヨーク州会議事堂でまず驚くのが、その建物の高さと美しさです。1899年に建築された庁舎は最も高いところで67mもあります。建築様式はロマネスク調とルネサンス調が混ざったもので、これはパリの市庁舎を参考に建てられたそう。なるほど中世の西ヨーロッパを思わせる雰囲気たっぷりです。

こちらの建物は32年かけて建築されました。なんと当時の政府関連の庁舎としては最高のコストをかけて建てられ、内部には「100万ドルの階段」と呼ばれているものがあります。建物の東側には50mにも渡る、メイン州ハローウェル産の御影石でできた石段があり、こちらも外せない見どころとなっています。

職員が館内を案内してくれるツアーがあるのでそちらに参加してみるのもおすすめです。

3.ワシントンパーク

オールバニを訪れたなら、ぜひワシントンパークでゆっくりしてみてはいかがでしょう。市民の憩いの場であるワシントンパーク。ジョギングや散歩をしている人々み混じってピクニックなんていうのも気持ちがいいですよ。

ワシントンパークにはオークツリーを中心に100以上もの植物が生えています。自然にあふれたこの公園はバードウォッチングにも向いています。

青森や岩手と同緯度で、冬はかなりの寒さとなり大雪に埋もれてしまうことも多いニューヨーク州。その反動もあり、春と夏は待ってましたとばかりに州全体が盛り上がります！ここワシントンパークで春に行われるチューリップフェスティバルが有名で、夏にもライブミュージック等のイベントが行われるなど、オールバニでも賑やかな観光スポットのひとつです。

4.パレス・シアター

オールバニで芸術を楽しみたい！という方にオススメなのがパレス・シアターです。1931年に建てられたこの劇場は、建設当時はオールバニでも一番大きい劇場でした。

その後、何度がリノベーションされながら今でも現役です。1979年には国家歴史登録財に指定されました。コンサート、劇、コメディーショー等、年間150ものイベントが行われています。教育プログラムや結婚式のために貸し切られることもあり、オールバニの地元民にとっても大切な場所とされています。

まさにアメリカン！といったきらびやかな外観と古くても豪華な内装は見る価値があります。機会があればゆっくりとコンサートに耳を傾けてみてください。

◎まとめ

いかがでしたか？

のんびりとした空気がオールバニの魅力です。今回ご紹介した以外にも、オールバニには自然やアメリカの歴史を感じることができるスポットがまだまだあります。マンハッタンには行き飽きてしまった！なんて方にとってはオススメの場所かもしれません。

オルバニーの観光スポットを制覇すればニューヨーク上級者になれるかも！なお、繰り返しになりますがニューヨーク、特にオルバニーはマンハッタンより200km北に位置し、冬はかなりの寒さです。観光もままならないような気温になることあるので、なるべく暖かい季節に訪れるのがおすすめですよ。

ニューヨークの州都、オールバニでのんびり過ごす！観光スポット4選！