タウンズビル観光で大自然と絶景を満喫!コアラの島にも行ってみよう。

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タウンズビル観光で大自然と絶景を満喫!コアラの島にも行ってみよう。

クイーンズランド州北東部の「タウンズビル」は、晴天が多く南国の雰囲気に満ちたオーストラリアの観光地。ケアンズ周辺から続く2つの世界自然遺産「グレートバリアリーフ」と「湿潤熱帯地域」の玄関口となる港湾都市の1つです。ハミルトン島やホワイトヘブン・ビーチなど、ウィットサンデー諸島の美しさを空と海で満喫し、マグネティック島で野生のコアラに会ってみませんか?大自然、野生動物、スポーツ、文化などさまざまなジャンルを楽しめる観光地・タウンズビルへ出かけましょう。

目次

タウンズビル観光で大自然と絶景を満喫!コアラの島にも行ってみよう。

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1.キャッスル・ヒル

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タウンズビルで目を惹く標高286mのキャッスル・ヒルは、タウンズビルのシンボルとして外すことのできない観光スポットです。

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一番の魅力はその雄大な景色!遊歩道に点在する各展望台から、沖に浮かぶマグネティック島などオーストラリアの美しい海と自然、タウンズビルの街並みを存分に眺められますよ。

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キャッスル・ヒルは、車で簡単にアクセスできます。タウンズビルの中心部からのびるスタンレイストリートを西へ走れば、わずか15分ほどで到着。山頂近くの駐車場に車を停めたら、ぜひ歩いて展望台を巡ってみましょう。キャッスル・ヒルには約1時間で登りきることができる登山道も設けられているので、新鮮な空気を吸いながらハイキングしてみてもいいですね。

2.ウィットサンデー諸島「ホワイトヘブン・ビーチ」

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世界自然遺産の大サンゴ礁群、グレートバリアリーフのなかでも、一度は自分の目で眺めてみたい”奇跡の絶景”があるのでご紹介します。

タウンズビルから約250km南東の海上に、74ほどの島々からなるウィットサンデー諸島があります。世界で最も美しいビーチと称えられる「ホワイトヘブン・ビーチ」は、まさに自然が創ったアート!真っ白なシリカサンドがマーブル模様を描いた光景は、この世のものとは思えない素晴らしさです。

グレートバリアリーフ最大級のリゾートアイランドである「ハミルトン島」もウィットサンデー諸島に属しています。ハネムーンで人気の「ハートリーフ」とあわせて、ホワイトヘブンビーチを、ぜひ空から観てみてくださいね。

3.マグネティック島

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マグネティック島は、総面積52平方キロメートルの島の大部分が国立公園に指定された観光島。美しく透き通るような海が特徴で、色鮮やかな珊瑚礁やビーチ、入り江などユニークな景観を楽しめます。

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マグネティック島最大の魅力は、野生のコアラやロックワラビーなどと出会えること!ユーカリの木が多いマグネティック島には、約800頭のコアラが生息しています。さらに、ハイキングやロッククライミングなどで豊かな自然を、海ではジェットスキーやダイビングなどマリンアクティビティを満喫できます。

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マグネティック島へのアクセスは、タウンズビルからフェリーで約20分。タウンズビルから近く、手軽に自然や野生動物を見たり感じたりしながらリゾート気分を味わえます。マグネティック島にも訪れることで、タウンズビル観光をより豪華にな思い出にできますよ。

4.リーフHQ水族館

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タウンズビルの中心地に位置するリーフHQ水族館。オーストラリアの世界遺産にも登録されているグレートバリアリーフの海洋生物をより詳しく、身近に観察できる場所として、タウンズビルでは定番の観光スポットとなっています。

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この観光名所の最大の特徴は、世界で最も大きい珊瑚礁の水槽です。実際に珊瑚に触ることもできますので、子どもから大人まで楽しめますね。サメや魚への餌付けショーやダイビングショーも開催されるので、あわせて楽しんでください。なお季節や曜日によってショーのスケジュールは変動するので、リーフHQ水族館に訪れる前にホームページなどで確認しておくことをお忘れなく!

タウンズビルの中心地にあり、ロケーションは抜群。タウンズビルの街から歩いて観光できることや、館内にカフェやギフトショップ、子ども用の施設があることも魅力です。リーフHQ水族館に訪れ、オーストラリアの海洋生物を学んでみませんか?

5.ミュージアム・オブ・トロピカル・クイーンズランド

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タウンズビルにあるミュージアム・オブ・トロピカル・クイーンズランドは、イギリス海軍の武装輸送船・HMSバウンティを追いかけるために送った船であるHMSパンドラの遺物などが展示されている博物館。ノースクイーンズランド州の歴史を学びたい方におすすめ観光スポットとなっています。

この博物館もロス川沿いにあり、リーフHQ水族館のすぐ西に隣接しているので、水族館と同じ日に観光するのがおすすめです。

6.ビラボング自然保護区

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ビラボング自然保護区は自然に囲まれた広い園内で、オーストラリアの熱帯雨林、ユーカリの森、湿地に生息するさまざまなオーストラリア固有の動物を見学できるとして、タウンズビルの中でも人気の高い観光スポットとなっています。

例えばオーストラリアの定番であるコアラやウォンバットを抱っこすることができたり、カンガルーやワラビーの間を散歩することも可能です。また、ビラボング自然保護区では餌付けのショーや、入園者により詳しく動物たちの生態や特徴を理解してもらうことを目的とした説明会も定期的に開催しているので、ぜひ参加してみてくださいね。タウンズビル観光の際には、動物とのふれあい体験ができるビラボング自然保護区に訪れてみてはいかがでしょうか?タウンズビルの中心地から車で約20分というアクセスの良さも観光客にはうれしいポイントですよね!

7.グレートバリアリーフ

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2000㎞以上の長さもあるグレートバリアリーフは、さまざまな海洋生物が生息している世界最大の珊瑚礁群です。群生している珊瑚の種類はなんと約350種、その中に2000種以上の海洋生物が生息しており、世界遺産にも登録されています。なんといってもその特徴は海洋生物の種類の多さです。全7種類のうち6種類はグレートバリアリーフに生息しているといわれるウミガメや、場所によってはクジラやジュゴンを見ることができるのです。

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グレートバリアリーフのおすすめは、やはりダイビングやシュノーケルなどでそれらの海洋生物を直接目にして間近で楽しむこと!タウンズビル観光で、世界遺産の美しい海と多様な海洋生物に出会いましょう。

8.湿潤熱帯地域/パルマ・レンジ国立公園

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世界自然遺産にも登録されている『クイーンズランドの湿潤熱帯地域』は、ケアンズ北部のディンツリー国立公園から、グレートバリアリーフに沿って南北にタウンズビルまでという広範囲にわたります。10を超える国立公園や私有地を含めた700以上の保護区から形成されており、多くの野生動物が生息しているのが特徴。なかには絶滅の危機に瀕した種類も存在しています。

クイーンズランドの湿潤熱帯地域の中でも、「パルマ・レンジ国立公園」はタウンズビル北西部に広がる広大な熱帯雨林地帯。タウンズビルに近く、観光しやすいので訪れてみてください。

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大自然の中でリラックスしながら散策をしたり、珍しい鳥類やその他の野生動物を観察したりすることができます。さらにパルマ・レンジ国立公園ではキャンプもOK!キャンピングカーを借りて、家族みんなで楽しむのもオススメですよ。

9.タウンズビルタウン共通保全公園

タウンズビルの市内中心部から北へ約6㎞の場所に位置するタウンズビルタウン共通保全公園は、そのアクセスの便利さと素晴らしい自然を満喫できる環境が特徴の人気観光スポット。この公園にはハイキングコースやマウンテンコースがあり、観光客だけでなく運動を楽しみたいタウンズビル市民も多く訪れています。

一番の魅力は数種類にも分けられたトレイルです。初心者でも簡単に歩ける短いトレイルから、経験者向けの長く荒いトレイルまであり、自分のレベルに合ったコースを選択可能。またその間にも約280種の鳥類や野生動物を見られるので、双眼鏡を持参していくと良いでしょう。

トレイル以外にも家族でキャンプをしたり、ビーチで海を堪能したりと、楽しみ方は人それぞれ。タウンズビルから近くて自然や運動を楽しめる観光スポット、タウンズビルタウン共通保全公園にぜひ訪れてみてはいかがですか?

10.ギリンガン国立公園

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タウンズビルから約130km北西に、オーストラリアで最も落差の大きい「ワラマンの滝」があります。この瀑布があるのは、クイーンズランドの湿潤熱帯地域の1つであるギリンガン国立公園。観光客だけでなく、タウンズビルの地元の方からも人気の観光地です。周辺の湿地帯には絶滅の危機に瀕しているヒクイドリや、カンガルーなどが生息する自然豊かな公園となっています。

またフォックス山という古代の火山を登って素晴らしい景色を眺めたり、湿潤熱帯地域の中を歩くコースを体験できますよ。タウンズビルからのアクセスは、車で約3時間。この公園は24時間開園していますが、湿潤熱帯地域を歩くコースは、季節によって閉鎖されることがありますので事前に確認しておきましょう。

11.クイーンズガーデン

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キャッスル・ヒルの海側麓に位置するクイーンズガーデンは、緩やかな傾斜の美しい庭園です。豊富な植物コレクションが特徴で、ユニークで珍しいものから、カラフルで見た目が派手なものまで豊富に揃っています。タウンズビルの気候である熱帯雨林地域特有のヤシやバニヤンなども鑑賞することができ、南国を感じることができるのも魅力ですね。

毎年冬の終わりから夏の初めまで展示されている、植物で作られたベッドも必見。非常に色鮮やかで観光客に人気の見所となっています。クイーンズガーデンでは植物コレクション以外にもキャンプ場や、遊具、迷路などの施設があるので、家族連れにもおすすめですよ。

12.アンダーソン・パーク・ボタニカル・ガーデンズ

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アンダーソン・パーク・ボタニカル・ガーデンズは、タウンズビル市街地のアンダーソン・パーク内にある樹木園。熱帯樹のシダやヤシ、パンダヌスなどの細かい標本を鑑賞することができる観光名所です。

特にオススメの見所はパンダヌスコレクション!アンダーソン・パーク・ボタニカル・ガーデンズにあるケープヨーク半島セクションは、世界最大級のパンダヌスコレクションと言われているので、一見の価値ありですよ!

また他にも熱帯雨林植物の代表的なコレクションや、北東クイーンズランドにある植物などを鑑賞することができます。タウンズビルの中でも特にトロピカルな雰囲気を感じることができるアンダーソン・パーク・ボタニカル・ガーデンズ。年中無休ですが、開園時間は季節によって異なりますので、観光前に公式サイトで確認しておきましょう。

13.ストランド

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ストランドとは、世界的に有名なビーチフロントの遊歩道で、長さは約2.2㎞。遊歩道に沿って植えられているヤシの木や綺麗なビーチを見ながらの散策は、日本では味わえないような開放感を体験できる人気観光スポットとなっています。無料で入れる海水のプールやウォーターパークを満喫したり、桟橋で釣りをしたりなどの楽しみ方ができるので家族連れにもおすすめですよ。

ストランドには、カフェや落ち着いたレストラン、バーなどもありますので、食事や休憩にも利用できるところがうれしいですね。ナイトマーケットや花火大会なども定期的に開催されています。タウンズビルの定番観光名所・ストランドで、綺麗な海をビーチを見ながら散歩や食事を楽しんでみてはいかがでしょうか?

14.リバーウェイ複合施設

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リバーウェイとは、タウンズビルの中でも特に魅力的な複合施設で、商業や文化、スポーツ、食事などを楽しむことができる観光スポットです。

その中でも一番の特徴はリバーウェイラグーンと呼ばれるプール。日当たりのいい雨林に囲まれているため、プールでありながらも海にいるような気分を味わえます。子どもが遊べるような浅い水深のプールや、砂場が用意されているエリア、高齢者なども安心して入れるよう水位や手すりなどが設定されたエリア、大人たちも満足して楽しめるエリアなどに分かれていることも魅力で、観光客やタウンズビルの子ども達にも好評です。

リバーウェイ複合施設は他にも、芸術や劇場を体験できるリバーウェイアートセンターや、サッカーやクリケットなどの試合を観戦できるトニーアイルランドスタジアムなどもあります。さまざまなジャンルの楽しみ方ができるので、タウンズビルの中でもおすすめの観光名所ですよ!

15.タウンズビル市民劇場

タウンズビル市民劇場は、タウンズビル市議会が所有・運営するノースクイーンズランド州で最大規模の文化施設です。1978年にオープンして以来、地元の舞台芸術団体によるダンス、音楽、オペラ、コメディー、ドラマなどを公演。劇場の中でも、子ども向けの高水準教育劇場体験も開催していて、楽しむだけでなく教育の場としても利用されています。

またタウンズビル市民劇場内にはバーが併設。開園前後に軽食やお酒を楽しむことができるのも魅力ですね。

16.パーカー・タッカー・リージョナル・ギャラリー

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パーカー・タッカー・リージョナル・ギャラリーは、タウンズビルの有名な地方アートギャラリーとしてワークショップ、講演会、その他の展示会などを開催している観光名所です。ギャラリーの内容は時期によって変わるので、タウンズビルに観光する度に違う作品を楽しめる点が魅力。タウンズビルの歴史や熱帯地方の特徴、先住民族の文化を表現した作品が展示されています。

また、このギャラリーでは芸術の理解を深めるための教育プログラムを実施していて、学生だけでなくどの年齢層でも参加可能。タウンズビル観光の際にはパーカー・タッカー・リージョナル・ギャラリーを訪れ、自然やアクティビティだけでなくタウンズビル独自の文化や芸術を肌で感じてみてください。

17.ヨンガラ号のダイビングスポット

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ヨンガラ号とは、100回記念航海の直前にグレートバリアリーフの海底に沈んだ船です。周囲に珊瑚礁のない水深約30mの海底に、ヨンガラ号は100年以上も沈んだまま。そして現在では、多様な海洋生物の棲み処となっています。

また、ダイビングスポットとして人気の観光名所で、ヨンガラ号のダイビングスポットには、タウンズビルからダイブクルーズが運航されています。日帰りのダイビングだけでなく、夜に出発して翌日にダイビングするプランもあるなど、自分に合ったコースを選択することができるのも魅力です。

世界遺産のグレーバリアリーフの中にある沈船ダイビングスポット、ヨンガラ号に挑戦してみてはいかがでしょうか?なおヨンガラ号周辺は潮の流れが速く水深も深いことから、中級程度のダイビング経験は必要となっています。

18.ノースクイーンズランド軍事博物館

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タウンズビルにあるジェジーンバラックに位置するノースクイーンズランド軍事博物館は、北クイーンズランド州オーストラリア陸軍の歴史に関連する展示がされている観光スポットです。

もともとジェジーンバラックには120年以上にわたりオーストラリアの軍隊が所在していました。それらに関わる作品を、3つのギャラリーに分けて展示しています。

1つ目のギャラリーは、ボーア戦争の終わりまでの1800年代後半から、北クイーンズランド州オーストラリア陸軍の歴史。2つ目は第一次世界大戦及び第二次世界大戦。3つ目は第二次世界大戦以降に焦点を当てています。この博物館は、タウンズビルに駐在していた軍隊の歴史を学ぶことで、この土地の歴史にふれることができる観光名所です。

19.海洋博物館

もともとタウンズビルの港にあった海洋博物館は、1992年に移転され、2001年に大幅改造された船舶複合施設として有名な観光スポットです。

この海洋博物館の一番の見所は、2003年に一般公開されたベイロック灯台。船舶の安全な通過や停泊のために必要不可欠であったこの灯台ですが、光源が手動切り替えであった時代にベイロック灯台に向かった人々が、スコールにより船が転覆するという事故が発生してしまいました。今日では海洋博物館内にあるベイロック灯台にて、灯台の歴史やその事故について学ぶことができるようになっています。

その他にも、パトロールボートの常設展示場や写真集を通してタウンズビルの港の歴史を伝えているギャラリーなどが見所です。

20.タウンズビル・エンターテインメント&コンベンションセンター

コンサート、展示会、スポーツイベントなどのさまざまなイベントを開催している大型多目的施設。タウンズビルの象徴的な観光スポットであるキャッスル・ヒルを望める市内中心部に位置し、ストランドやビーチ、その他多くのホテルやレストランに近接しているためアクセスも良好です。

開催しているイベントはバラエティに富んでいるので、スケジュールをチェックしてみましょう。

◎まとめ

タウンズビルには世界遺産である湿潤熱帯地域やグレートバリアリーフなど、南の国らしく海や自然を満喫できるスポットもあれば、伝統的な文化や歴史、芸術を肌で感じることのできるスポットもあります。事前に行きたい場所をチェックして、タウンズビル観光を楽しんできてくださいね!

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