名称:ニキショヴィエツ
住所:Plac Wyzwolenia, Katowice, ポーランド
公式・関連サイトURL:
ポーランドの南に位置するカトヴィツェはポーランドを代表する工業都市です。環境汚染など問題になっていましたが、徐々に改善され、近年は観光都市として知られています。カトヴィツェ音楽院はクラシック界の名門で、それ以外にもアーティストのライブや企業イベント、スポーツイベント、アートなどを積極的に取り入れている注目の観光地です。
カトヴィツェはヨーロッパ周辺国へのアクセスも良いので移動も便利。ポーランドでの中でも歴史が古い都市クラクフや、アウシュヴィッツ強制収容所で知られるオシフィエンチムもカトヴィツェから行くことができます。
目次
ポーランドの工業都市カトヴィツェの行くべき観光スポット4選
1.ニキショヴィエツ
工場好きの観光客が多いカトヴィツェですが、近郊にあるニキショヴィエツは一番の観光スポット。ここは20世紀初頭にドイツの企業が炭鉱労働者のために設計した住宅街です。造られた当時は近代的な街並みが評価されていたニキショヴィエツは今では世界遺産登録の有力候補の一つとして注目されています。
街全体の建物はレンガ造りで、街中を散策すると当時の雰囲気がそのまま味わえますよ。いくつかの工場は利用されていますが、ほとんどは閉鎖されて一部は音楽スタジオなどになっています。また街には教会や博物館、カフェなどもあり、楽しめるところも多いのでおすすめ。
工場好きじゃなくてもニキショヴィエツは、カトヴィツェにきたら必見の観光スポットです。
2.シレジア美術館
近代的な建築に、タワーが特徴のシレジア美術館。アートや絵画を楽しむことはもちろん、カトヴィツェのあるシレジア地方の歴史を知るにも最適な観光スポットです。
内部は見る人が退屈しないように展示に工夫がされているので、美術館に慣れていない人にもおすすめ。絵画はポーランドをイメージできる色彩感があるものが多く展示されています。また、シレジアの昔の人々が描かれた絵画もあるので当時の生活や雰囲気を知ることができます。ポーランドの芸術家や歴史に興味がある人は行く価値ありの観光スポットですよ。
周りの公園やカフェはホッと一息つくのに最適な場所なので、観光で疲れたら行ってみてはいかがでしょうか。
名称:シレジア美術館
住所:Dobrowolskiego 1, 40-205 Katowice, ポーランド
公式・関連サイトURL:
3.カトヴィツェ歴史博物館
ポーランドといえば、かわいい陶器の食器やインテリアデザインを思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか。そんな方におすすめなのが、カトヴィツェ歴史博物館です。この博物館ではカトヴィツェの歴史と一緒に昔の上流階級の部屋が見事に再現されています。メインの建物は1908年に建てられたもので、中に展示されている家具や備品は当時の部屋を再現しているので雰囲気抜群。観光に訪れた人を貴族になったような気分にさせてくれる部屋は必見ですよ。
またクラシックや楽器が好きな人にも、古楽器が展示されているのでおすすめ。さらに隣接しているカトヴィツェ音楽院の中にも博物館があるので、合わせて観光してみてくださいね。
名称:カトヴィツェ歴史博物館
住所:Szafranka 9, 40-001 Katowice, ポーランド
公式・関連サイトURL:
4.ポーランド国立放送交響楽団
世界的にも有名なポーランド国立放送交響楽団は、ここカトヴィツェを本拠地としています。カトヴィツェに観光にきたらクラシックに興味がある人もない人もぜひ訪れてほしい観光スポットの一つです。その本拠地のホールも現代建築の個性的で迫力あるものになっています。
観光でコンサートに行きたい人は、事前にホームページでチケット手配するのがおすすめ。建物内にあるショップやレストランも素敵なので、コンサートに来たら立ち寄ってみてくださいね。ホームページは英語表記があるのでポーランド語が読めなくても安心ですよ。
名称:ポーランド国立放送交響楽団
住所:plac Wojciecha Kilara 1, 40-202 Katowice, ポーランド
公式・関連サイトURL:
◎まとめ
以前は工業都市として栄えたカトヴィツェも今やアートが溢れた観光都市として生まれ変わりつつあります。また交通の便もよくカトヴィツェ駅からはドイツのベルリンや、チェコのプラハへと電車が出ているのでおすすめ。ヨーロッパの観光を計画している方はカトヴィツェ観光を入れてみてはいかがでしょうか?きっとカトヴィツェの伝統的なの雰囲気と現代アートが混ざった雰囲気に魅了されること間違いなしですよ。