名称:National Museum & Art Gallery
住所:Pula Cir, Gaborone
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/05kj05
ハボローネは、アフリカ南部の内陸国ボツワナの首都で、とても近代的な都市として知られています。郊外にはレストランや映画館も備えた大型のショッピングモール「ゲームシティ」があり、週末には家族連れやカップルで賑わっています。中心部の北西にはビジネス街があり、高層のオフィスビルが続々と立ち始めていて、ハボローネの発展を感じさせます。
そんな近代都市のハボローネですが、その他にも色々な顔を持った観光の魅力の多い街です。ボツワナの歴史を知る事の出来る博物館や、野生動物の保護区、先住民の暮らしを垣間見ることができるスポットなど、観光のバリエーションも豊た!そんな刺激に溢れたハボローネのオススメ観光スポットをご紹介します。
目次
ハボローネのオススメ観光スポット5選|アフリカ屈指の近代都市を紹介!
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1.国立博物館&アート・ギャラリー
1967年に設立された国立博物館&アートギャラリーには 、国立美術館と国立図書館、そして八角形のギャラリーがあります。 伝統的で文化的なボツワナの民芸品や、アフリカおよびヨーロッパの現代絵画を多数収蔵しています。また、ボツワナの歴史や文化、風習などについて、伝統家屋を再現した模型やパネルで紹介している観光地です。
また、ボツワナの文化遺産への関心を再燃させることを目的として、地元アーティストの作品を展示したり、子供たちのアートコンペなども開催しています。伝統文化からボツワナの現在を支えるアーティストの絵画まで、一挙に鑑賞することができるので、ハボローネ観光でまず立ち寄ってみて下さいね。
2.ハボローネ・ゲーム保護区
ハボローネ郊外にある約500平方キロメートルの野生動物保護区です。ボツワナ国内の観光客も多い自然保護区で、外国人にも人気の観光スポットです。サイ、インパラ、ダチョウ、シマウマ、そしてアフリカ最大のレイヨウである「エランド」などを見ることができます。
また、ハボローネ・ゲーム保護区はバードウォッチャーにも人気!公園内にある多様な生息環境のおかげで、スネークイーグルなどの猛禽類や、湿地帯に生息するまばゆい色のアフリカムラサキバンなど、様々な生態系を観察する事が出来る観光地です。水飲み場の近くには観察小屋もあるので、ハボローネを観光する際には、身近で大自然を感じてみましょう。
名称:Gaborone Game Reserve
住所:Mokabi Picnic Area, Gaborone
3.モコロディ自然保護区
ハボローネからの南西約15kmに位置する自然保護区です。シロサイやチーター、キリン、シマウマ、ゾウをはじめとする、多くの大型哺乳動物に出会えます。また、先住していたインパラやハイエナ、ヒョウなどの野生動物とも共生していて、ハボローネからさほど遠くないところで豊かな生態系を見ることができる観光スポットです。
「ウォーキング・サファリ」では、なんとゾウと一緒に公園内を散歩することができますよ。ゾウと歩いていると、公園内の他の動物にお目に掛かれるチャンスもあるので、とても感動的です。また、シロサイやキリンの足跡をたどるツアーに参加することもできますよ。
「ナイト・ドライブ」では、澄み切った星空の下で小型のネコ科動物やヤマアラシなどの、珍しい夜行性の動物を観察可能。保護区内には宿泊施設やレストラン、ピクニックエリアなども充実しているので、ぜひ泊りがけで観光して、ハボローネの自然を満喫して下さいね。
名称:Mokolodi Nature Reserve
住所:Mokolodi Nature Reserve, Gaborone
公式・関連サイトURL:http://www.mokolodi.com
4.マニャナの岩絵群
ハボローネから車で南西に1時間ほどの場所に、マニャナの岩絵群があります。ここは今から2000年ほど前に、サン族が描いたとされるキリンや人間、オリックスなどの壁画が一面に残されている観光地です。
何の為に描かれた物なのか諸説ありますが、宗教活動の一環として、霊媒師がトランス状態で描いたのではないかといわれています。その後、人々が特定の儀式のために、聖地として定期的に訪問したのではないかというのが、今のところの有力説です。観光ガイドの解説を聞きながら見学できるので、古代人の暮らしを感じながら、2000年前のボツワナを覗いてみてはいかがでしょう。
名称:Manyana Rock Paintings
住所:Manyana, Southern District
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/ZN1ty8
5.バハラチェ文化村
マニャナの岩絵群からも遠くないところにあるバハラチェ文化村は、伝統文化を後世に伝えていこうと村の女性が中心になって立ち上げた観光地です。村に到着すると、まず伝統的なダンスと呼び声で迎えられます。村の首長である「コシ」が待つ広場へと通されると、昔ながらの村の習慣や教えについて、実演を交えながら分かりやすい説明を聞くことができます。
例えば結婚式が執り行われる1日に関して、当時の様子を再現してくれる様は、村人の熱演も手伝い迫力満点です。また、家屋の壁塗りや主食である「メイズ」のひき方の体験、そして伝統料理を試食するなど、盛り沢山の内容となっています。ボツワナの文化を一気に体感できる観光スポットですよ。村人との交流を通じて、ボツワナの伝統に触れてみて下さいね。
名称:Bahurutshe Cultural Village
住所:Thamaga, Kweneng
公式・関連サイトURL:https://goo.gl/17WkpZ
◎まとめ
ハボローネは急速な近代化の様相を呈していながらも、自然に囲まれ様々な野生動物にも出会えるチャンスの多い観光都市です。また、約2000年前の人間の文化や暮らしにも触れる事ができ、そしてボツワナの伝統文化も体感できるなど、大きな魅力を備えています。
ぜひ、ボツワナや南アフリカまで来たときには、ハボローネを訪れてみて下さいね。