名称:海中の滝
住所:Mauritius
モーリシャスは、アフリカ大陸の東、インド洋の南西に位置する島国で、世界屈指の美しさは「インド洋の貴婦人」と称され、島を囲むサンゴ礁と砂浜の美しさは訪れる人を魅了します。
歴史的には、オランダ・フランス・イギリスの植民地だった時代があり、多種多様の民族と宗教が調和され、争うことなく共存しているモーリシャス。 使用言語は英語・フランス語・クレオール語で、豊かな食文化もモーリシャスの魅力のひとつです。
またモーリシャスは南半球にあり季節は日本と逆で、12月~4月頃が夏で雨季、5月~11月頃が冬で乾季ですので、観光のベストシーズンは一般的に夏場の12月~3月と言えるでしょう。
目次
まるで天国のような島・モーリシャスのおすすめ観光スポット6選!
目次を閉じる
1.海中の滝
モーリシャス・ブルーと言われる海の青さと透明度は、やはり空から見るのが一番!空からの絶景を楽しんでいると、突然海の中に滝が出現します!実はこれ、本当の滝ではなく目の錯覚なんです。滝が見える辺りは実際には浅瀬ですが、シルトという砂やサンゴ礁の堆積物が海流に流され、結果上空から見ると滝壺に向かって流れ落ちる豪快な滝のように見えるということなんだとか。モーリシャスでしか見られない自然のアートなので、是非実際に見て楽しんでください!
ただ、いつもこの現象が起こるわけではなく、干潮時の11時頃、晴れているとたいてい見られるそうなので、ご注意ください。
2.ル・モーン・ブラバン
モーリシャスの南西端に位置する、ラグーンに囲まれた半島です。この半島には、名前の由来になった玄武岩のル・モーン山がそびえており、頂上からの景色は本当に素晴らしいのです!
18世紀から19世紀初頭にかけ、東方奴隷貿易の中継地だったモーリシャスは、多くの逃亡奴隷が住み着いていたという歴史があります。ル・モーン山は隠れ場所になっており、洞窟や山頂に小さな集落がありました。その生活の後が見られる景観は、森林などに守られ現在も観光地として残っています。
「自由を求めた奴隷たちの戦いのシンボル」として評価されたル・モーン山は、ル・モーンの文化的景観として世界文化遺産に登録されました。必見の観光スポットですよ!
名称:ル・モーン・ブラバン
住所:Le Morne Brabant,Mauritius
3.七色の大地
島の南シャマレルに、大地が七色に輝く観光地があります。元々火山性の島であるモーリシャスならではの自然の不思議!
火山から噴出した鉱物が大気に触れることで起こる化学反応によって色が変化し、大地が七色に彩られたものです。化学反応とは鉱物が加水分解を受けて生成するもので、暖色系の色は酸化鉄、寒色系の色は酸化アルミニウムの色。インクを流したように見えるこの景色が自然の土だとは、驚くばかりですが、地質学的にも貴重な現象なんですよ。
地面に虹が描かれたようなグラデーションは、その日の天気、光の強さや場所によって変わります。観光の際はどんなカラーリングに出会えるか楽しみですね!
名称:七色の大地
住所:Chamarel, the west coast of Mauritus
4.タマリンド滝
モーリシャス南西部、熱帯雨林の中にある11本の滝。丸一日かかるややハードなアクティビティに挑戦したい観光客の方にはおすすめです!
タマリン滝への道中は、自然を満喫してください。熱帯の珍しい植物や色鮮やかな鳥に出くわしたり、水のせせらぎを聞きながら歩き続けると、岩石の多い台地にたどり着きますが、そこがハイキングコース最初の滝の上です。
その後10本の滝を順番に回ります。各滝でのアクティビティは、滝つぼに飛び込んだり、滝を垂直下降したり、自然のプールで泳いだりと、色々な楽しみ方があります。ここならではのアクティビティなので挑戦してみたいですね。いずれも、安全のため観光ガイドさんの案内と注意をよく聞いて行ってください。
名称:タマリンド滝
住所:the southwest of Mauritius
5.ウォークウィズライオン
モーリシャスで、究極の一期一会!モーリシャス旅行で人気のオプショナル観光ツアーは、あの百獣の王ライオンと触れ合い、さらに一緒に散歩を楽しむことが出来る「ウォークウィズライオン」です。
この観光ツアーはモーリシャスの西海岸にある自然公園、ケースラ・ネイチャー&レジャーパークで体験できます。パークのライオンたちは人間に育てられていますし、観光ガイド数人が同行してくれますので、挑戦してもいいかも。ライオンと楽しく安全に散歩するためのマナー&ルールをしっかり守ってくださいね。ライオンがまとう圧倒的なオーラを肌で感じられる貴重な体験となるでしょう。
また、パークにはライオン以外にも様々な動物や鳥が飼育されており、ジップ・ランニングやセグウェイなどのアクティビティも楽しめます。
名称:ウォークウィズライオン
住所:Casela Nature & Leisure Park, Mauritius
6.パンプルムース植物園
パンプルムース植物園は、南半球としては初の本格植物園で、現在約37ヘクタールの園内には、800種ほどの植物があります。
小さな子供なら乗れるほどのオオオニバス(蓮)が有名ですが、世界中の植物学者にも知られる程の幅広いコレクションの熱帯植物を見ることができるうえ、たくさんのゾウガメたちにも会えますよ。
基本的には英語・仏語のみですが、観光ガイドツアーもあります。もちろん観光ガイドツアーに参加せず自由に園内をまわることはできますが、観光ガイドさんは効率よく園内をまわり、見落としがちな珍しい植物をいろいろ案内してくれるので、利用するのもあり!
ちなみに、正式名称は1988年に独立時初代首相の名をとって「サー・シーウーサガー・ラングーラム植物園」とされましたが、多くの人たちから今でも昔からの呼び名「パンプルムース植物園」と呼ばれているのが一般的。
名称:サー・シーウーサガー・ラングーラム植物園(パンプルムース植物園)
住所:Pamplemousses District, Moritius
◎まとめ
モーリシャスのおすすめスポット、如何でしたでしょうか?海の美しさがまず頭に浮かぶモーリシャスですが、海以外にも内陸には熱帯雨林の大自然が広がり、自然の動植物を身近に感じられたり、言語や食べ物も多種多様。モーリシャスはたくさんの顔を持った実に魅力的な国なんです!モーリシャスは、あなたらしい旅づくりを素敵に演出してくれるはずですよ。