名称:マニラ大聖堂/ Manila Metropolitan Cathedral-Basilica
住所:Cabildo Corner Beaterio, Intramuros, Manila, Metro Manila 1002
熱帯性気候ゆえの豊かな自然にエメラルドグリーンに輝くビーチ、そして数多くの世界遺産があり興味深い文化も併せ持つフィリピン。時差も日本と1時間、物価も安いので観光し易い南の島ですね。近年はショッピングセンターなども充実。大自然・歴史・買い物と、様々な楽しみ方ができるレジャー大国として世界中から観光客がたくさん訪れています。
そんなみどころたっぷりのフィリピン、おすすめ観光スポットを一挙にご紹介いたします。
目次
必ずいきたくなる!フィリピンのおすすめ観光スポット!17選ご紹介
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1.マニラ大聖堂
まず1つ目のフィリピンおすすめ観光スポットはマニラ大聖堂です。フィリピンの首都にあるマニラ大聖堂は第二次世界大戦の影響で破壊されましたが1954年から1958年に再建されました。ロマネスク様式の建物は雰囲気があり、内部のフィリピン人アーティストによってデザインされた美しいステンドグラスは必見。
アジアで最大といわれる、4500本ものパイプを持つオランダ製パイプオルガンの荘厳な響きをぜひ体感してみてください。マニラ大聖堂は毎日見学できるのでフィリピンを観光するならはずせない観光スポットになりますね。
2.サンチャゴ要塞跡
スペインの植民地時代、海賊の侵入を防ぐ目的で150年もの歳月をかけて造られた「サンチャゴ要塞跡」。イントラムロスの北西の端に位置します。かつては日本軍も占領していた歴史もあり、今でも当時使用された地下牢や水牢跡などが残っています。
またフィリピンの独立に尽力した国民的英雄「ホセ・リサール」の記念館が建っています。生前暮らしていた邸宅を改装した館内には貴重な遺品などの資料を展示。一時日本に滞在し、その国民性などに深い感銘を受けたといわれる人物なんですよ。ぜひ立ち寄ることをお勧めします。
サンチャゴ要塞跡はフィリピンの激動の歴史を感じることができるオススメ観光スポットです。
名称:サンチャゴ要塞跡
住所:Gen.Luna St.,Intramuros, Manila
3.カーサ・マニラ博物館
カーサ・マニラ博物館はフィリピンがスペインの植民地であった時代に建てられたもので、スペイン風建築の博物館です。その当時の家具や装飾品などが展示されていてフィリピンの歴史を感じることができますよ!内部の部屋はとても広く、美しいソファやテーブル、ゴージャスなインテリアなど、当時のスペイン人がいかに豪華な暮らしぶりだったかを垣間見ることができる観光スポットです。
カーサ・マニラ博物館はスペイン植民地時代のスペイン人側の歴史と生活を肌で感じることできますよ。ぜひ観光地の候補にしてみてくださいね。
名称:カーサ・マニラ博物館
住所:Intramuros Admin, Gen. Luna St., Intramuros, Manila
4.サン・アグスチン教会
「サン・アグスチン教会」はフィリピンの首都マニラにあります。世界遺産にも登録されいて、フィリピンの中でも有数の人気観光スポット。1587年に建設されたフィリピン最古の教会です。フィリピン国内には「サン・アグスチン」という同名の教会が複数あり、区別するためサン・トニーニョ教会堂ともよばれています。
教会内の繊細で美しい装飾にはおもわず目を奪われてしまうほど。一目見ようと多くの観光客が訪れています。1587年の創建当初の姿を留めている、歴史的にも非常に貴重な建造物。フィリピンに観光する際はチェックしてほしい観光スポットですね。
名称:サン・アグスチン教会
住所: General Luna St, Manila, Metro Manila,
5.フィリピン・コルディリェーラの棚田群
1995年、世界遺産に登録された「フィリピン・コルディリェーラ棚田群」。そのはじまりは紀元前にまでさかのぼるといわれ、先住民イフガオ族によって守り、受け継がれてきました。辺り一面を埋め尽くす緑の水田はまさに絶景!2000年以上という長い年月をかけて人々が作り出した芸術作品といえますね。
斜面に広がる棚田は2万キロメートル、地球を半周するほどの長さということですが、もはや想像もつかないほどのスケールですよね。ぜひフィリピン・コルディリェーラの棚田群を観光して、その風景を肉眼で確かめてみてください。
名称:フィリピン・コルディリェーラの棚田群
住所:Banaue
6.トゥバタハ岩礁自然公園
記念すべきフィリピン初のユネスコ世界遺産として1993年に登録された「トゥバタハ岩礁自然公園」。サンゴ礁は東南アジア最大といわれていて、スキューバダイビングのメッカとして有名。観光客が世界中から訪れる人気の観光スポットです。色鮮やかな魚たちはもちろんのこと、カツオドリやウミガメなどさまざまな海洋動植物が生息する、まさに生き物たちの楽園になっていますよ。
非常に強い季節風が吹く場所なので、安全のため船が出せる期間は3月から6月の間のみなのでご注意くださいね。美しく貴重な自然を体験できる観光スポット、ぜひタイミングを合わせて訪れてみてください。
名称:トゥバタハ岩礁自然公園
住所:Cagayancillo, Palawan
7.古都ビガン
世界遺産にも選ばれている「古都ビガン」はスペイン植民地時代に築かれた街。その街並みは大航海時代の歴史をそのままに残されていて、雰囲気タップリな人気の観光地です。一階部分には石で造られていて二階部分は木造で造られている建物や、格子窓には貝殻をはめ込んだ家などどの建物も個性的。ヨーロッパとアジアが融合したような、どこか懐かしいようなデザインの家々が並び、散策しているだけでも楽しめますね。
2012年には世界遺産管理の最高モデルと評価されてベスト・プラクティスを受賞した古都ビガン。手入れが行き届いているというのは観光する側からしても嬉しいですよね。レトロなファンタジー映画の世界に迷い込んだような気分を味わってみてください。
名称:古都ビガン
住所: Vigan City
8.プエルト・プリンセサ地下河川国立公園
フィリピン諸島のひとつパラワン島プエルト・プリンセサから西へ約80km、世界遺産にも登録された「プエルト・プリンセサ地下河川国立公園」があります。ここでは世界最長を誇る地底川をボートで探検する「アンダーグラウンド・リバー・ツアー」が開催されています。真っ暗な洞窟の中をヘルメット着用ライトの明かりを頼りに進めば、その先には奇岩や鍾乳石に囲まれた神秘的で美しい空間が広がっています。まさに天然のアトラクションですね。
ただし、リバー・ツアーに参加するにはプエルト・プリンセサ市街から未舗装の山道を車で数時間、しかも雨などによっては通行止めになることなどもあるため、注意が必要です。
名称:プエルト・プリンセサ地下河川国立公園
住所:Puerto Princesa, Palawan Island
9.ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会
サンタ・マリアの丘の上にある「ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会」。この教会はフィリピンのバロック様式教会群の一つで、世界遺産にも登録されています。造りはとてもしっかりとしていて教会隣には八角形の鐘楼も建っています。内部もとても綺麗に造られていて建設当初の面影を多く残す歴史的にも貴重な建造物なんです。
フィリピンへ観光するなら世界遺産にも登録されているヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
名称:ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・アスンシオン教会
住所:Santa Maria-Burgos Road, Santa Maria, Ilocos Sur Philippines
10.セブ島
出典: 撮影者:Cristian Bortes/flickr
数あるフィリピンのビーチリゾートの中でも最も有名な観光地といえる「セブ島」。辺りには真っ白な砂浜と青く透き通った海が一面に広がり、シューノーケリングやダイビングに海水浴とマリンスポーツを満喫できますよ。巨大なショッピングモールでお買い物をしたり、おいしいグルメなどを楽しむこともできるという、さすがはフィリピン随一の観光スポットといわれているだけありますね。気候も年間を通して温暖で、オフシーズンがほとんどないようなところも嬉しいです。
フィリピンを観光するのなら、一度はもっともメジャーな観光スポット「セブ島」で、リゾート気分を思いっきり楽しんでみてくださいね。
名称:セブ島
住所:Cebu Island
11.道教寺院
セブ島にある「道教寺院」。この建物は中国寺院様式の鮮やかな色合いが特徴的な寺院です。道教寺院からの眺める景色はとても美しく、彼方にマクタン島やボホール島も見ることでき、景色が目当ての観光客も多く訪れていますよ。
入口では迫力ある龍の像がお出迎え。手入れの行き届いた敷地内には本堂のほかに、願かけの泉、ミニサイズの7重の塔、緑の綺麗な庭園など見どころも多数。2つの木片を使った中国に古くから伝わる占いもできますよ。
フィリピンのパワースポット、道教寺院で運気をあげれば観光で良いことあるかもしれませんね!
名称:道教寺院
住所:Beverly Hills Subdivision, Lahug, Cebu City
12.バクラヨン教会
バクラヨン教会はもともとは1595年に建てられたフィリピンの中でもかなり古く、貴重な教会でした。しかし経年による老朽化や大地震により、幾度となく改修されて今に至ります。建物はサンゴから作られた石を利用した石造りの教会。内部では美しいステンドグラスや細かな装飾が施された祭壇を鑑賞することができます。
多くの改修を経ているとはいえ雰囲気があり、歴史の深みを感じる教会であるのには変わりありません。観光地としても人気のあるスポットですよ。一度バクラヨン教会を訪れてみてくださいね。
名称:バクラヨン教会
住所:Tagbilaran East Rd., Baclayon, Bohol
13.リサール公園
フィリピンの独立の英雄「ホセ・リサール」の名を冠した首都マニラにある「リサール公園」。ここは彼が反植民地主義を唱えたことにより処刑された終焉の地。フィリピン独立後、彼の勇気を讃え公園として整備されました。園内には記念碑があり、現在も衛兵によって24時間守られているんですよ。
都市の公園としてはアジア有数の広大な敷地。ラン園があり熱帯植物やシダ植物のさまざまな植物を楽しむこともできますよ。
英雄リサールに思いを馳せて過ごすもよし、緑や植物を楽しみながらのんびり観光するもよし、いろいろな楽しみ方のできる、見どころタップリなオススメ観光スポットです。
名称:リサール公園
住所:Rizal Park, Ermita, Manila City
14.マニラ湾
フィリピンの首都マニラに位置するマニラ湾は「世界三大夕陽」に数えられるほど美しい夕陽が見られることで知られています。広大な空と海を黄金色に染めて沈んでいく様は感動的です。夕陽を目当てに多くの観光客が訪れていますよ。
マニラ湾岸の周辺にはショッピングモールやホテルも多く、壮大な夕陽のショーを満喫した後はショッピングも楽しむことができます。おすすめな観光スポット「マニラ湾」、ぜひ観光してみてくださいね。
名称:マニラ湾
住所:Manila, Luzon
15.ハミギタン山地野生生物保護区
フィリピンのミンダナオ島にある「ハミギタン山地野生生物保護区」は2014年にユネスコ世界遺産の自然遺産として登録されました。人間の手が入っていない、そのままの姿を留めた貴重な大自然の中で1380種類もの動植物が生息。そのうちフィリピンでしか見ることができない固有種が341種、両生類と爬虫類は実にその7割以上、昆虫類は8割以上が固有種という驚異的な多さ。「ハミギタン山地野生生物保護区」が他に類を見ないようなユニークな環境をもっているということがわかりますね。
こういう場所は解説付きで周った方が何倍も楽しめるので、ガイド付きの見学ツアーがオススメ!世界遺産になっているだけありツアーも豊富にあります。好みのプランを探して参加してみてくださいね。
名称:ハミギタン山地野生生物保護区
住所:Mt. Hamiguitan, Mindanao Island
16.マヨン山
標高2500mの「マヨン山」はフィリピンのルソン島南部のビルコ地方にあります。「マヨン」はビルコ地方の言葉「マガヨン(「美しい」という意味)」に由来すると言われていて、その名の通り非常に美しく雄大な姿を訪れる観光客にも見せてくれます。そのほぼ完璧なまでの円錐の形が特徴的ですね。400年で50回以上も噴火が起こったといわれる成層火山で、度重なる溶岩流や火砕流がその見事な円錐形を作り上げたとされています。
近年では2013年に噴火が起こっているマヨン山、フィリピン観光するのならその美しくエネルギーにあふれた姿をぜひ観光しに訪れてみてくださいね。
名称:マヨン山
住所: Mayon Volcano National Park, Santo Domingo, Albay
◎まとめ
いかがでしたか?フィリピンというとビーチリゾートというイメージが一般的かもしれませんが、緑豊かで希少な動植物が生息するワイルドな場所があり、スペインの植民地であった時代を経て独立、また太平洋戦争の戦場にもなったという激動の歴史を歩んだ国でもあるんですね。そんなところから歴史遺産・自然遺産を数多く持つ見どころの多い国だということが分かっていただけたと思います。
エメラルドグリーンに輝く海に真っ白な砂浜でリゾート気分を満喫しつつ、教会や博物館など歴史を感じ取れるさまざまな場所、そして手付かずの大自然に接してみれば、観光旅行がさらに深く楽しくなっていくはずです!
ぜひ今回ご紹介させていただいた観光スポットを参考に思う存分にフィリピンを満喫して下さいね。