名称:北マーレ環礁(North Male Atoll)
住所:Kaafu, Atoll, North central, Maldives
透明度の高い海と真っ白な砂浜が魅力的で、誰もが一度は訪れてみたいアジアの楽園「モルディブ」。モルディブ共和国はインド洋に浮かぶ1,000以上のサンゴ礁からなる島々で構成されています。透明度が高く、色とりどりの魚が数多く生息していることから、世界中のダイバーたちが憧れる地としても有名です。また、モルディブにはビーチ以外にも多くの観光スポットがあり、見どころが満載。リゾートやウェディングの地としても人気のあるモルディブの観光スポットを、ビーチやリゾートを除く9選でご紹介します。
目次
モルディブはビーチだけじゃない!魅力が詰まったモルディブの観光地9選
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1. 北マーレ環礁
首都マーレやマーレ国際空港があり、モルディブの中でも最もリゾートホテルが集中している環礁一つが「北マーレ環礁」です。海の透明度がとても高く、波も穏やか。世界中のダイバーから愛されるモルディブの中でも、ダイビング経験者にも一般の観光客にもおすすめしたい場所です。
ダイビングポイントは南北マーレ環礁を分かつヴァドゥチャネル周辺に多く、サーフポイントもあります。こんな綺麗な海でサーフィンできるなんて、夢のようですね。
幻想的な水中スパなどがあるのもおすすめの理由。アクセスが良く、ダイビングもでき、施設も揃っているという三拍子の魅力がそろっているのが北マーレ環礁です!
◆北マーレ環礁でおすすめのホテル「アダーラン セレクト フドゥランフシ」
モルディブといえば、やっぱり人気のオーシャンヴィラに泊まりたいですよね!「アダーラン セレクト フドゥランフシ」では、ターコイズブルーの海に囲まれ海の中に泊まっているような気分になれるリゾートホテル。ヴィラタイプの客室には、オーシャン ビューのバルコニーがついているので海を独り占めできます!
ベッドは、羽毛の掛け布団や高級寝具が備わっているので快適に眠れます。バスルームは、レインフォールシャワーヘッド付きで深めの浴槽。ミニバーやコーヒー・ティーメーカー、ボトルのウォーターも無料で利用できます。また施設内には、屋外プールやフィットネス設備、ランドリー設備もありますよ。
2. フルマーレ島
「フルマーレ島」は、モルディブの首都マーレ島の人口を分散するために作られた人工島です。現在でも着々と新しい建物などが建設されており、ビーチ沿いに建つゲストハウスやカフェ、ショップなども魅力。新しい観光地だけあって、道路もコンクリートで整備されていて、建物自体もモダンです。
人工島とは言え、観光リゾート地と呼ぶのにふさわしい島のひとつ。新たなモルディブを感じたい方には特におすすめの街ですよ。雄大な自然たちと遠浅の青い海、真っ白な砂浜のビーチは、人工島とは思えない美しさを誇っています。ビーチで遊びや、島内の観光の合間には、お洒落なビーチ沿いのカフェで海を眺めながらゆっくりとお茶を楽しみましょう。
外国人もたくさん住んでいる島なので、新たなモルディブを発見するには最適の島かも!
名称:フルマーレ島
住所:Male, Maldives
◆フルマーレ島でおすすめのホテル「ヨット ファシネイション モルディブ」
全部で3部屋というこちらの「ヨット ファシネイション モルディブ」は、ヨットに宿泊できるスペシャルなホテルです。プライベートビーチやルーフトップテラスからの眺めも楽しめるので、モルディブを満喫できること間違いなし!食事はレストランで食べたり、営業時間限定でルームサービスも利用できます。バーやラウンジで寛いだり、無料の朝食も食べられますよ。
またフルマーレの歴史地区にあり、セントラルパークやビーチにも近いので観光の拠点にもおすすめ。日本から乗り継ぎが少なく行ける「ヴェラナ国際空港」にも近く、有料の空港送迎サービスもあるので便利です。
3. チャンダニーマグ通り
#DhivehiArchives
— Dhivehi Archives by Naajih Didi (@NaajihDidi) October 24, 2024
Chaandhanee Magu-Medhu Ziyaaraiy Magu-Fareedhee Magu intersection. This is a photograph from a time when the era of Raleigh bicycles had not ended, when Male' was less congested, and there were less vehicles. Maybe from the early 2000s.
📸 Greg Balfour Evans pic.twitter.com/cASx7j0oLE
モルディブ観光のお土産探しならぜひこの通りがおすすめ!お土産通りとも言われているチャンダニーマグには、通りの左右両方に多くのお土産さんがずらりと軒を連ねています。雑貨類のお土産はほぼ揃っているので、何を買おうか迷ってしまいそうですね。Tシャツ類や食器類、貝殻などをモチーフにしたアクセサリーやマグネットなど、モルディブ旅行の記念になるものがきっと見つかるでしょう。
そして忘れてはいけないのが値段交渉です。モルディブのローカルたちはとてもフレンドリー。観光客の方からもフレンドリーに接すれば値段交渉に応じてくれることもよくあります。逆に気をつけないといけないのが値段が貼られていない商品です。予想以上の高い価格を言われることもありますので、他のお店とも見比べて購入するようにしましょう。
名称:チャンダニーマグ通り(Chaandhanee Magu)
住所:Chaandhanee Magu, Male, Maldives
◆チャンダニーマグ周辺でおすすめのホテル「ザ サマセット ホテル」
マレウ中心部にある「ザ サマセット ホテル」は、様々な観光スポットへアクセスが抜群の利便性の高いホテルです。客室には、低反発のベッドに羽毛の掛け布団がついているので快適。スーペリアルームやデラックスルーム、バリアフリーの客室もあるのが嬉しいですね。ランチやディナーには、郷土料理と各国料理が評判の「BELLE AMIE BISTRO」が利用できるのでおすすめ。中華料理,やインド料理,、欧州料理,やスリランカ料理が食べられ、ベジタリアンやヴィーガン、グルテンフリーにも対応しています。
また施設内には、ランドリー設備やショップ、フィットネス設備もあるので便利。無料で空港の送迎サービスやビーチシャトルサービスも行っているので、時間を有意義に使えますよ。
4. マレ魚市場
やっぱり日本人だから新鮮な魚を旅行中でも欲しくなっちゃうことってありませんか?そんな時におすすめの観光スポットがモルディブにもあります。それがマレ魚市場。マーレ島観光には欠かせないスポットでもあります。日本の魚市場のように大きくはないのですが、床にずらりと並べられた魚たちはとても新鮮でおいしそう。たくさんのローカルたちも買い物に来ているので、なんだか現地に住んでいるような感覚も味わえます。
モルディブ中から集められた魚たちは、日本では見られないようなカラフルなお魚もたくさん。もちろん日本でお馴染みのマグロやカツオなども並べられています。また、運が良ければ大物の魚をさばくショーが見られるかもしれませんよ。その迫力といったらすごい。お子さま連れでも楽しめそうな魚市場です。お腹が空いたら近所の定食屋さんで、新鮮な魚を召しあがれるのもここの魅力です!
名称:マレ魚市場(Fish Market)
住所:Maafannu, Male, Maldives
◆マレ魚市場の周辺でおすすめのホテル「ホテル ジェン マレ モルディブ バイ シャングリ・ラ」
チャンダニーマグがあるマレ島の「ホテル ジェン マレ モルディブ バイ シャングリ・ラ」は、モルディブの海を見渡せながら入れる屋外プールが人気です。冷房完備の客室には、冷蔵庫やテレビはもちろん、バスルームには、固定式のシャワーやアメニティが充実。 電話やWi-Fi、セーフティボックスもついています。
また施設内には、ATMや ランドリー設備、ギフトショップやカフェもあるので便利。外に出なくてもいいので快適に過ごせます。周辺には、チャンダニーマグ以外にも国立博物館やスルタン パークもあるのでおすすめ。無料で「ヴェラナ国際空港」への送迎サービスがついているので安心です。
5. ウティーム・ガンドゥヴァル
出典: By Andreas Faessler - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=37374727 (CC BY-SA 4.0)
歴史的観光地が少ないともいえるモルディブですが、モルディブ北部ハーアリフ環礁に歴史に大きく関わる建造物を見ることができます。 それが「ウティーム・ガンドゥヴァル」。ウティーム島はハーアリフ環礁に位置し、モルディブ人なら誰もが知っている博物館があります。
こちらの博物館は、モハメド・タカルファーヌという英雄が生まれ育った住居を一部補修などはしていますがそのまま保存し、展示しているのです。その英雄の住居自体が博物館となっており、当時に実際に使用されていた家具などを見ることができますよ。
その中でも有名なのは「開かずの扉」です。当時、突然開かなくなった扉があるそう。何度も扉を開けようと試みたそうですが、一度も開けられないとか…一体なぜ扉が開かなくなったかは未だに分からないそうですが、最後に扉が閉められた時の出来事を観光ガイドから聞くことができます。話の続きが聞きたい人はぜひ行ってみるといいですね!
名称:ウティーム・ガンドゥヴァル(Utheemu Ganduvaru)
住所:Utheemu Ganduvaru, Utheemu, Maldives
6. スルタン・パーク
スルタンパークは、都内のオアシスと呼ぶにふさわしい観光スポット。パーク内には至る所にベンチなどが設置されており、多くの草木や花たちが生い茂っています。そして、樹齢200年を超える大きなガジュラボの木が、木陰の涼しい空間をつくってくれています。
世界一人口密度が高いと言われているモルディブの首都マーレは、バイクや車が歩道ぎりぎりを走っており、なんだか慌ただしさを感じるのですが、こちらのパークに一歩足を踏み入れるとまるで別世界。人々に多くの癒しと安らぎを与えています。マーレ島観光やビーチで遊び疲れた後に、ゆっくり風を感じるのに最適の観光スポットで、ローカルの人々に混じりながら旅行の慌ただしさを忘れてみてくださいね。
名称:スルタン・パーク(Sultan Park)
住所:Machangolhi, Male, Republic of Maldives
7. モルディブ国立博物館
スルタン・パーク内にある「モルディブ国立博物館」は、宮殿だった建物を改築した博物館。モルディブのリゾート地によく似合う白の壁がオシャレで、思わずSNS用の写真に収めたくなるような外観です。
この博物館は、仏教からイスラム教へと、宗教的な文化の変貌もあったモルディブの歴史が詰まった展示物が多いのが特徴。そして、博物館の中で一番の見どころと言っても過言ではないのが、アポロ11号が月面着陸の際に採取された月の石です。
その国の歴史を知ることも旅の醍醐味なので、モルディブ国立博物館にも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
名称:モルディブ国立博物館(National Museum, Maldives)
住所:Chaandhanee Magu, Malé Maldives
8. フクル・ミスキー
1656年に建設された「フクル・ミスキー(金曜モスク)」は、首都マレにあるモルディブで一番古いモスクです。モスクとはイスラム教における礼拝堂のこと。そして、フクルミスキーはモルディブのイスラム信仰の中心地です。
このモスクの外側と内側に、イスラム教の聖典である「コーラン」の字体のアラビア語表記と装飾的な模様がとても細かく複雑に彫刻されています。モスクの外壁は珊瑚礁を積み上げ建てたモルディブの伝統建築。美しさを感じ、古代人の非常に細やかで器用な技術には圧倒されます。
イスラム教徒以外は観光で内部に入ることはできませんが、外観は見られるので行ってみてもいいかもしれませんね。
名称:フクル・ミスキー(Hukuru Miskiiy)
住所:MedhuziyaaraiMagu,Male,Maldives
9. 大統領ジェティ
出典: By David Stanley from Nanaimo, Canada - Presidential Jetty., CC BY 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=56464732 (CC BY 2.0)
2015年の独立50周年を記念して改装された「大統領ジェティ」は、真っ白な三角屋根が特徴的なマーレ島のジェティ(桟橋)です。
以前は茶色を基調とした木造の船着場でしたが、改築後は船の帆をイメージした真っ白でスタイリッシュなデザインに生まれ変わりました。政府関係者専用の船着場ですが、通常の日には一般の方もここで写真撮影が可能です。
モルディブ国旗が掲げられているので、記念に国旗をバックに撮影するのもおすすめです。夜になるとライトアップされ、幻想的でロマンチックな雰囲気が漂い、カップルにとって最高の観光スポットに変身します。プロポーズなどの特別な瞬間を演出する場所としても、思い出に残るシーンを楽しめるでしょう。
名称:大統領ジェティ(Presidential Jetty)
住所:Presidential Jetty, Boduthakurufaanu Magu, Male, Republic of Maldives
◎モルディブのおすすめ観光スポットまとめ
この記事を読んで、ますますモルディブへの旅行に行きたくなったのではないでしょうか?モルディブは美しいビーチだけが魅力ではありません。豊かな自然や歴史、地元の生活など、さまざまな要素がこの国の魅力を形作っています。
訪れる人々の心を癒し、日々の忙しさを忘れさせてくれるこの国は、ウェディングやリラクゼーションを求める旅行者にとって理想的なリゾート地です。「天国の地」と呼ばれる理由は、その安らぎを提供してくれる点にあるのかもしれませんね。そんなモルディブへ、あなただけの特別な思い出を作りに出かけてみてはいかがでしょうか。