異国情緒あふれるダーウィンでおすすめの観光スポット12選

画像出典:Marco Saracco/Shutterstock

異国情緒あふれるダーウィンでおすすめの観光スポット12選

オーストラリア最北端の街ダーウィンは「トップエンド」とも呼ばれる、美しい港町です。オーストラリアの中で最もアジアに近く、南国のムード漂う多彩な文化を味わえるのがダーウィンの大きな魅力!人口の4分の1がアボリジニと言われ、原住民アボリジニの文化に触れる機会もたくさんあります。

ノーザンテリトリー州の州都でもあるダーウィンは、豊かな自然に恵まれた観光地だけでなく、再開発されたオシャレな観光スポットも持ち合わせた、見どころ満載の観光都市です。今回はそんなダーウィンのおすすめ観光スポットを厳選して12ヵ所を紹介します。

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異国情緒あふれるダーウィンでおすすめの観光スポット12選

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1.クロコザウルス・コーブ

出典: Gary Bembridge

ダーウィン観光に来たからには、ダーウィン名物のクロコダイル(ワニ)を見学しましょう!クロコザウルス・コーブはオーストラリアの観光賞も受賞した、今話題の爬虫類のテーマパーク。ダーウィンの街中にいながらワニ達と触れ合える、大人気の観光スポットです。   
 
クロコザウルス・コーブではワニだけでなく、トカゲやヘビなど様々な爬虫類が展示されています。ワニの餌やり体験やワニの赤ちゃんに直接触れることもでき、抱っこして記念撮影までできちゃいます。

こちらの目玉は、体長5m以上もある巨大なワニが泳いでいる水槽の中を、アクリル板の檻の中に入って15分間観察できる「死の檻体験」。迫力満点の体験をしたい方はぜひお試しあれ!

園内にはクロコダイルグッズが買えるショップもありますので、お土産探しも楽しめます。ダーウィン観光には外せない、スリリングな体験をしてみませんか?

2.ノーザンテリトリー博物館&美術館

出典: Bryn Pinzgauer

ダーウィンのあるノーザンテリトリー州の歴史を学ぶことができるのが「ノーザンテリトリー博物館&美術館」です。ノーザンテリトリーに生息する生き物の展示やこの地域に壊滅的被害をもたらしたハリケーン・トレーシーについての展示を見ることができますよ。

ノーザンテリトリー博物館&美術館ではオーストラリアの原住民アボリジニの芸術作品も見れるため、多くの観光客の注目を集めています。アボリジニの絵画のコレクションは圧倒的でとても見応えがありますよ!

館内併設のカフェも人気で多くの人で賑わっています。港を望めるテラスもあるので、のんびり休憩するのもおすすめです。5つの常設ギャラリーを持つ大きな博物館&美術館ですが、入場料無料で楽しめます。ぜひ足を運んでくださいね!

3.ダーウィン軍事博物館

出典: Ken Hodge

ダーウィンと日本には、歴史的に深い関わり合いがあることをご存知ですか?第二次世界大戦中の1942年2月に、ダーウィンは日本軍から爆撃されているのです。

ダーウィン軍事博物館には第二次世界大戦中のオーストラリアの軍事拠点、戦争の最前線であったダーウィンの悲劇の歴史を学ぶことができます。この日のことを学ぼうと、多くの観光客が訪れる有名観光スポットです。

ダーウィン軍事博物館では「ディフェンス・オブ・ダーウィン・エクスペリエンス」と呼ばれるコーナーがあり、そこでは日本軍が空襲を行った1942年2月19日が再現され体感することができます。そのほか当時使用されていた銃器や史料なども数多く展示されています。

日本人でこの悲劇のことを知る人は少なく、目をそらしたくなる場所かもしれませんが、再びこのような戦争の悲劇を招かないようにこの機会に学んでみてみるのもいいですね。

4.ミンディルビーチ・サンセット・マーケット

出典: denisbin

ミンディルビーチは、素敵な夕陽が見られることで有名なスポットです。日没が近づくにつれ、多くの観光客がサンセットを見にビーチに集まります。ダーウィン市内の中心地からも近く、徒歩約15分で行くことができます。

ミンディルビーチで有名なのはサンセットだけではありません。ミンディルビーチ沿いの公園で開かれるミンディルビーチ・サンセット・マーケットが大人気!このマーケットは乾季の4月下旬から10月に毎週木曜日と日曜日の週2回開かれており、地元の人だけでなくダーウィンを訪れる大勢の観光客で賑わいます。

マーケットには屋台や露店が盛りだくさん!アジア料理からブラジル、ギリシャ、ポルトガル料理まで世界各国の味を堪能でき、衣類やアクセサリー、アボリジニのアート作品を購入したりとショッピングも楽しめます。ライブ音楽やストリートパフォーマンスもあり、楽しい時間を過ごせるダーウィンおすすめの観光スポットです。

5.ベリースプリングス自然公園(Berry Springs Nature Park)

出典: commons.wikimedia.org

自然の中でゆっくり過ごしたい方におすすめの観光スポットが、ベリースプリングス自然公園です。ダーウィン市内から車で約1時間のところにあり、公園内を散策したり、泳いだり、ピクニックをして過ごすことができます。

木々が生い茂る自然のプールの中で泳ぐことができ、ダーウィン市民はもちろん観光客も涼を求めてやってきます。美しい泉の水が流れる小さな滝があったり、小さな魚が泳いでいるのを見たりできるので、子供達にも大人気ですよ!ピクニックエリアではバーベキューもでき、家族みんなで楽しめる人気の観光スポットです。

熱帯雨林の公園は散策だけでなく、バードウォッチングにもうってつけの場所で、少しダーウィンの街から離れて、のんびり過ごしてみるのもいいですね!

6.テリトリー・ワイルドライフ・パーク

出典: Andy Tyler

ベリースプリングス自然公園の隣に位置するテリトリー・ワイルドライフ・パークは、約400ヘクタールもの広大な自然の中でノーザンテリトリーに生息する野生動物が飼育されている自然動物園です。ダーウィンを代表する動物園として大勢の観光客が訪れる人気スポットで、ダーウィン市内から車で約45分で到着します。

園内は湿地帯、熱帯雨林、森林地帯の3つのエリアに分かれていて、湿地帯には水族館もあり、広い園内はシャトルトレインで移動できます。散策道もあるので自分たちのペースで自由に見学ができますよ。

テリトリー・ワイルドライフ・パークの一番人気は、森林地帯のフライトデッキで行われるタカやワシのショー。人数は限られますが別料金を支払って申し込みをすると、ショーの後にタカやワシを直接触れ合う体験もできますよ!ダーウィン観光の際はベリースプリングス自然公園と併せて、ぜひ足を延ばしてみて下さいね!

7.ダーウィン・ウォーターフロント

出典: Ken Hodge

ダーウィンで最近特にトレンディな観光スポットと言えばこちら「ダーウィン・ウォーターフロント」。

再開発されたウォーターフロントエリアには、オシャレなリゾートホテルやレストラン、ショップが並び「大人のリゾート」とも呼ばれています。しかし広い芝生の公園やプールもあり、小さな子供から大人までが楽しめる観光スポットになっています。

シーフードレストランで食事を堪能したり、ショッピングをしたり、プールで遊んだり、公園でのんびりと過ごしたりと、楽しみ方はいろいろ。遊歩道もあるので散歩をしたり、ジョギングをするのもおすすめです。海風が心地よく、ゆったりとした時間を過ごすことができますよ!

市内の中心地からも近く、街歩きの途中に立ち寄るにも便利です。ここからの夕陽も綺麗と評判ですので、ディナーを楽しみながら過ごすのもいいですね!

7.ウェーブ・ラグーン

ダーウィン・ウォーターフロント内にあり観光客にも大人気なのが「ウェーブ・ラグーン」。ウェーブ・ラグーンは一年を通して楽しめるプールで、こちらの目玉は10種類の波を人工的に起こせる波のプール!浮き輪やボディーボードが無料で使用できるので、それに乗って波を楽しむこともできますよ。

波のプールは老若男女、年齢を問わず大興奮の楽しさで、家族みんなで遊べます。子供用のコーナーもあり、ライフガードがきちんと監視してくれているので、子供連れでも安心ですよ。ウェーブ・ラグーンは有料ですが、すぐ近くにあるレクリエーション・ラグーンは無料で利用が可能です。

ダーウィン・ウォーターフロントの中にあるので、食事場所に困ることもありません。観光の一日をプールで過ごしてみてはいかがですか?

8.州議事堂

出典: Grant Williamson

ノーザンテリトリー州議事堂は1994年に建設されたダーウィンのシンボル的存在です。とても美しい白い建物はユニークな建築様式で建てられていて、地元の人々から「ウェディングケーキ」と呼ばれ親しまれています。

ノーザンテリトリー州議事堂の建物は、一見の価値があると多くの観光客が訪れる有名な観光スポットでもあります。港を見下ろす場所に建っていて、テラスから望む眺めも素晴らしいので必見ですよ!

館内には図書館やカフェもあり、館内ツアーも定期的に行われています。ダーウィン市内観光の際は、時間をチェックしてツアーに参加してみてはいかがですか?

9.オーストラリアン・アビエーション・ヘリテージ・センター

出典: Ken Hodge

オーストラリアン・アビエーション・ヘリテージ・センターは飛行機の博物館で、19機の軍用機、民間機、ヘリコプターが展示されています。また飛行機を通して戦時中にダーウィンで起こった出来事を学べるスポットでもあり、ダーウィンの有名な観光スポットのひとつです。

アビエーション・ヘリテージ・センターの見どころは、実物のB-52爆撃機が展示されていることです!アメリカ国外で展示されているわずか2機のうちのひとつがここにあり、観光客の注目を集めています。全長50メートルもある大きさに圧倒されるはず!また、ダーウィンを空爆した際に撃ち落とされた日本の零戦の残骸も展示されています。

館内にあるスーベニアショップでは、飛行機やノーザンテリトリーの歴史を学べる本や土産物が購入可能です。飛行機好きの方はお見逃しなく!

10.ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園

出典: upload.wikimedia.org

ジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園は、ダーウィン市内から北へ2kmの場所にある熱帯雨林の植物園です。

第二次世界大戦の空爆やサイクロン・トレイシーにも耐えたこの植物園の歴史は古く、130年以上前に作られました。42ヘクタールもの敷地の中では400種類以上もの熱帯植物を見ることができ、南国の雰囲気がいっぱいです!

園内にはダーウィンで一番大きな噴水や小さな滝も流れていて、散策するのにピッタリな場所です。疲れた時は古い教会を改装したカフェでコーヒーブレイクもできますよ!セグウェイに乗って園内を回るガイドツアーもありますので、参加してみてはいかがですか?

都会の中のオアシスであるジョージ・ブラウン・ダーウィン植物園は、観光客にも人気のスポットです。市内観光の際の休憩スポットとして、ぜひ覗いてみて下さいね!

11.カレン・ベイ・マリーナ

出典: Kat Gerste

ダーウィン市内から西へ移動すると小型船舶やヨットがたくさん停泊している港のエリア、カレン・ベイ・マリーナがあります。ホテルや豪華な邸宅が立ち並び、オシャレなレストランやカフェもあり、落ち着いた雰囲気の静かなリゾートエリアです。

レストランは朝から営業しているので、観光前の朝食スポットとして利用するのもおすすめです。のんびりと港の風景を眺めながらいただく朝食は、格別ですよ!マリーナの眺めは美しく、お散歩するにも最高です。美しビーチもありますが遊泳禁止になっているのでご注意を!

カレン・ベイ・マリーナも綺麗な夕陽が見れる観光スポットのひとつです。オシャレなレストランでディナーを楽しみながら眺める夕陽も素敵でしょうね!

12.イーストポイント自然保護区

出典: upload.wikimedia.org

ダーウィン市内から北の方角にある西端に突き出した岬、イーストポイント。そこにダーウィン市が管理している200ヘクタールもの広大な敷地の公園「イーストポイント自然保護区」があります。豊かな自然を満喫できる公園で、地元の人だけでなく観光客にも大人気のスポットです。 

園内では野生のワラビーが見れたり、マングローブの森ではバードウオッチングも楽しめますよ!塩水の湖、アレクサンダー湖で泳ぐことも可能です。「モンスーン・フォレスト・ウォーク」と呼ばれる小道も整備されているので、熱帯雨林の中を散策することもできるほか、バーベキューやピクニックエリアもあり、自然に癒されながら食事をするのもおすすめです。

岬の先端近くにあるダドレイポイントは、ダーウィンで一番美しい夕陽が見れると評判の有名スポット。ファニー湾の水平線に沈む夕陽の美しさは見逃せません!観光のハイライトにはぜひイーストポイント自然保護区へ!

◎まとめ ダーウィン観光は4~10月の乾季がベスト!

いかがでしたか?熱帯雨林の公園を散策したり、名物のワニを見学したりと見どころいっぱいのダーウィンへは、乾季の4月から10月に訪れるのがおすすめです。

残念ながらダーウィンの海はワニや毒クラゲがいるため遊泳禁止。しかし代わりにプールや湖などのスイミングスポットが充実していますので、そちらで楽しみましょう。また港町ダーウィンは綺麗な夕陽が望めるスポットの宝庫。感動的なサンセットを瞼に焼き付けて、ダーウィンでしかできない体験を満喫しましょう!

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