サンシャインコーストの観光なら、絶対見逃せない観光スポット8選

サンシャインコーストの観光なら、絶対見逃せない観光スポット8選

オーストラリアのサンシャインコーストは、オーストラリア大陸の東海岸の北寄りにある観光地です。名前の通り、一年を通して太陽の光が降り注ぐ熱帯のパラダイス。サンシャインコーストは、オーストラリア東海岸のメジャー観光地ブリスベーンとケアンズとの間にあるためか、これまであまり注目を浴びきませんでしたが、まだまだ自然が残されていて、美しいビーチとアトラクションがいっぱいです。そんなサンシャインコーストで、見逃せない観光スポット8選をご紹介します。

目次

サンシャインコーストの観光なら、絶対見逃せない観光スポット8選

目次を閉じる

1. ヌーサ国立公園で海と森を散策

出典: RYOSUE / PIXTA(ピクスタ)

ヌーサは、サンシャインコーストのエリアの一番北にあり、サンシャインコーストのメイン観光スポットになっています。華やかで高層のホテルが立ち並ぶ観光地であるゴールドコーストとは対照的で、ヌーサでは建築の規制が厳しく木よりも高い建物を建てることができないため、まだ素朴な雰囲気が残っています。ヌーサの町で最も賑やかで観光客が集まるのがメインビーチがあるヌーサ・ヘッズです。

ヌーサ・ヘッズはこのビーチを筆頭に、付近にあるビーチおよび森林を含めた地域がヌーサ国立公園です。この国立公園にはオーストラリア特有の動物であるコアラやカンガルーなどが生息しています。また、さまざまな散策コースが作られており、サンシャインコーストの自然のままの海岸と森林の両方を楽しめるようになっています。

2. オーストラリア動物園でワニのショーを楽しもう

出典: commons.wikimedia.org

サンシャインコーストを観光するときに見逃せない観光スポットの一つが、オーストラリア動物園です。オーストラリア動物園は、サンシャインコーストの一番南、ブリスベンに近い所にあります。

「スティーブ・アーウィン」と言えば知っている人もいると思いますが、自然の中に生息するワニを守るために自力で何匹もワニを捕まえ、もっと住みやすい所に移動するのに尽力した人です。このスティーブ・アーウィンと妻のテリーがオーストラリア動物園を築きました。

残念ながら、2006年にビデオの撮影中にエイの尻尾に刺され亡くなってしまいましたが、その後も、彼の家族によりオーストラリア動物園は健在です。園の呼び物はなんといってもワニのショーですが、そのほかにもたくさんの動物のショーが用意されています。サンシャインコーストの観光では、オーストラリア動物園は見逃せません。

3. 砂でできた世界遺産の島、フレーザー島

出典: yuki@0205 / PIXTA(ピクスタ)

フレーザー島はサンシャインコーストのヌーサから少し北にある、砂でできた島です。サンシャインコーストの近くにはいくつか島がありますが、このフレーザー島は世界で一番大きな砂の島。日本の大阪府と同じくらいの面積があります。

▶オーストラリアの世界遺産フレーザー島

また島にできた森には230種類もの野鳥が住みついているため、世界遺産に登録されています。ツアーはサンシャインコーストから出ていて、30分で行けます。島の中にはマッケンジー湖などの淡水湖がいくつかありますが、透明度が高く、青く透き通った水の色が白い砂と見事にマッチし美しい光景を作り出しているため、観光客に人気があります。その他、フレーザー島では、75マイルビーチの砂浜のドライブやホエールウォッチング、そしてイルカの餌付などのアクティビティも楽しめます。

4. 元祖ユームンディ・マーケットには楽しいものが満載

出典: Stephan Ridgway

サンシャインコーストでは、いくつものフリー・マーケットが開かれますが、一番良く知られる観光スポットとなっているのは、元祖ユームンディ・マーケットです。

このフリー・マーケットは、毎週水曜日と土曜日に、またナイトマーケットは金曜日に開かれ、衣料品、雑貨、クラフト、美術品、エスニック料理の屋台など、全部で600店ほどの店舗が並びます。会場では、ミュージックの演奏なども行われ、ここから生まれたミュージシャンも何人かいます。

サンシャインコーストのヌーサの近くにある元祖ユームンディ・マーケットには、地元の人だけでなく、多くの観光客も訪れます。サンシャインコーストの文化を楽しみ、お土産などを買うには最適な観光スポットです。

5. メアリー・ケイルンクロス・シニック保護区

出典: Steve Austin

メアリー・ケイルンクロス・シニック保護区は、サンシャインコーストのマレニーにあります。マレニーは、サンシャインコースト大学のあるマルチドールから内陸に車で1時間ほどの所です。

昔はたった800人が住む過疎地でしたが、観光業などの再生運動を通して2000人以上が住む街に発展しました。そこにあるメアリー・ケイルンクロス・シニック保護区では、熱帯雨林に生息する動植物が保護されています。保護区内は車椅子でも移動できるほど通路が整備されていますから、歩きやすく森林内の散策が十分楽しめます。また、生態学に関する教育センターもいくつか作られているため、動植物に関心がある人には興味深い所です。

サンシャインコーストと言えば「海の観光地」と思ってしまいがちですが、メアリー・ケイルンクロス・シニック保護区は、自然そのものを教えてくれる観光スポットです。

6. 泳ぐだけでも楽しいムールーラバ・ビーチ

出典: Andy Hay

サンシャインコーストの中央部にあるムールーラバ・ビーチは、サンシャインコーストに数あるビーチの中でも、特に人気のある観光スポット。

とにかく白砂のビーチがきれいで、海は泳ぎやすいというのが特徴です。大人から子供まで、一日中ただ、海で泳いだり、ビーチに寝っ転がってのんびり過ごすという人もいるようです。時には波が強くなることもありますが、そんな時はサーファーもやってきて、素晴らしい技を披露してくれます。

その他の観光としては、ムールーラバ・ビーチでは、水族館「シーライフ・ムールーラバ 」でサンシャインコーストの海の動物に出会ったり、マジックマウンテンダイブサイトでダイビングなどのマリンアクティビティーも楽しめます。

7. ユニークなジンジャ―・ファクトリー

出典: Ken Hodge

サンシャインコーストの内陸の中央部にあるジンジャー・ファクトリーは、サンシャインコーストの特産物である生姜を使ったの食品工場の周りに遊園施設やレストランなどを併合した観光スポットです。

規模は小さいですが、生姜工場の見学も可能。生姜の育成に始まり、収穫、そしてそれを使った製品の製造などの工程を見ることができます。また、パーク内では生姜を使った食品がいろいろ販売されているので、生姜が好きな人には見逃せない観光スポットです。

特に生姜味のアイスクリームは種類が数多くあり、ユニークな味を楽しむことができます。またお土産コーナーでは、生姜のジャム、飴、クッキーなどを販売しています。ジンジャー・ファクトリーはサンシャインコーストの観光のユニークな思い出として残ることでしょう。

8. クイーンズランド航空博物館

出典: en.wikipedia.org

クイーンズランド航空博物館は、サンシャインコーストの最南端の街カランドラにあります。1973年に設立された博物館で、これまで何度か改築され今では一級の博物館として観光客にも人気を呼んでいます。意外に思う人も多いのですが、展示されているのは新型モデルの飛行機や最新のジェット機ではなく、戦時中に使われていた戦闘機などです。

また、展示されている戦闘機もオーストラリアのものだけでなく、日本軍やドイツ軍などの戦闘機もあります。自然の多いサンシャインコーストの中にあって、自然から切り離された世界ですが、観光だけでなく多くのことを学べる場として訪れてみてください。

◎まとめ

オーストラリアの東海岸にあるサンシャインコーストは、自然がまだまだたくさん残されており、ある意味では穴場の観光スポットだと言えます。美しいビーチ、オーストラリア特有の動植物が生息する森林、そしてユニークな観光施設など、訪れる人の心を魅了するものでいっぱいです。一味違ったオーストラリア観光がしたい、そんなあなたにおすすめなのが、このサンシャインコーストです。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

サンシャインコーストでおすすめの記事

サンシャインコーストのアクセスランキング