魂が震える砂漠の絶景!アフリカ・ナミビアの人気観光スポット14選

魂が震える砂漠の絶景!アフリカ・ナミビアの人気観光スポット14選

ナミビアはアフリカ南西部に位置する国。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、大自然を満喫できるおすすめの観光地です。特に、世界遺産にも登録されているナミビアのナミブ砂漠は、絶景の宝庫として有名です。空と太陽と砂だけが広がる世界で、非日常的な体験をしてみませんか?

赤い砂丘が延々と続く風景や、サバンナに沈む夕日。「月世界」とも言われる荒涼とした風景。20万頭を超すオットセイの生息地やフラミンゴが舞うラグーンなど、日本では決して体験できない風景がアフリカ・ナミビアにあります。そんなナミビアのおすすめ観光スポットをご紹介したいと思います。

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魂が震える砂漠の絶景!アフリカ・ナミビアの人気観光スポット14選

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1. ナミブ砂漠

ナミビアの観光スポットといえば、ナミブ砂漠は外せません。約8000万年前に生まれた世界最古の砂漠と言われ、世界遺産にも登録されている観光地です。「ナミブ」はこの地に住むサン人の言葉で、「何もない」という意味です。

大西洋を望む沿岸に位置し、北海道並みの広さを誇る大砂漠。砂漠の中にありながら霧が発生するという珍しい土地で、そのため、独特の生物が生息しているんです。また、ふつう砂漠というと、ところどころ岩石があったり低木が生えていたりするのですが、ナミビアのナミブ砂漠は赤褐色の砂丘が延々と続いていて、私たちがイメージする「砂漠」そのもの。特に砂丘が紅く染まる朝日は、ナミビア観光では必見ですよ!

2. ソサスブレイとデッドブレイ

ソサスブレイはナミブ砂海のハイライト。観光ツアーではこのソサスブレイを訪れて、数時間のトレッキングを楽しみます。ここは、高さ約300mもの大砂丘群を目にすることができる、ナミビア随一の観光スポットです。砂丘の広がる地域は3万2,000平方km。世界最大級の高低差を誇る雄大な砂丘で、ナミビアの絶景として知られています。

ソサスブレイと対をなすのがデッドブレイ。「死の沼地」という意味のこの土地には、枯れ木が延々と続くまさしく「死の砂漠」を思わせる光景が広がっているんです。赤い砂丘、白い大地、黒く立ち枯れた木のコントラストが美しく、ナミビア一の観光スポットとして人気を呼んでいます。

3. トゥウェイフルフォンテーン

トゥウェイフルフォンテーンは、ナミビア北西部のクネネ州に残る岩刻画。2007年にナミビアでは初のユネスコ世界遺産に登録されました。2000年以上前に描かれた絵が2,000点以上も発見されていて、アフリカで最も岩刻画が集まっているナミビアの人気観光スポットです。

保存状態はよく、サン族によって描かれたサイ、ゾウ、キリン、ライオンなどの動物や儀式で踊る人など、当時の狩猟生活の一端を知ることができます。動物の足跡は、画家のサイン代わりだそうですよ!アザラシやペンギンも描かれていますが、海まで出かけていたのでしょうか。

こちらも、ナミビアでは人気の観光スポット。基本的に、国立公園専属ガイドと一緒に見学します。

4. エトーシャ国立公園

エトーシャ国立公園は、ナミビアの北部に位置する巨大サファリ公園で、アフリカゾウ、ライオン、チーター、ヒョウ、キリンなど100種類をを超す動物や340種類の鳥類がいる人気の観光スポット。ナミビアでも有名なサファリドライブができる場所で、レンタカーの乗り入れができるため、自分の運転でサファリドライブが楽しめるんですよ!

エトーシャ・パンと呼ばれる乾いた塩湖を中心に、広さは日本の四国ほどもあるんですよ!水場には、多くの動物が集まります。そして、観光のハイライトは夕日。遮るものが何もないサバンナに沈む夕日は、アフリカならではの光景!ぜひナミビア観光をお楽しみください。

公園内には観光用にロッジがあり、アフリカ・ナミビアの大自然を感じながら夜を過ごすことができます。

5. ケープ・クロス

ケープ・クロスは、大西洋に面したナミビア第2の都市スワコップムントから、北西へ約120km程のところに位置しています。ここの観光ハイライトはオットセイの自然保護区で、多い時にはなんと20万頭ものオットセイが住んでいるんですよ。アフリカのナミビアでオットセイが見られるなんて、気になる観光スポットですね!

ここにいるのはミナミアフリカオットセイで、海岸を埋め尽くすように辺り一面に広がっています。時々、鳴き声も上げる様子は圧巻!見学は遊歩道からとなりますが、遊歩道の上で寝そべっているオットセイもたまにいて、至近距離で生のオットセイを見ることができますよ。かわいいオットセイ親子の姿も見ることができるとか。ナミビアを訪れたなら、ぜひ観光してみたいですね。

6. カオコランド

カオコランドは、ナミビア北西端のカオコランド山脈が連なる地域。ナミビアの中でも伝統的な生活を営んでいるヒンバ族の村が点在し、観光に訪れることができます。

家は蟻塚と牛糞を固めた円柱形のもの。女性は、オカという赤い泥粉と牛の脂肪を混ぜたものを全身に塗ります。オカは日焼け防止など肌を守るほか、ヒンバ族の女性は入浴をしないので、体を清潔に保つ役割もあるそうです。また、ヒンバ族は基本的に一夫多妻制で、みんなで共同で子育てをします。

最近はナミビアの都市部へ出るヒンバ族の若者も多いとか。村々には観光客も多く訪れますが、この観光による収入も、ヒンバ族の大切な生活の糧となっているそうです。

7.シュピッツコッペ

シュピッツコッペはナミビア西部にある岩峰群で、ナミブ砂漠の中央近くに位置しています。数億年前の花崗岩が風化してできたもので、最も高い岩峰の標高は1728mにもなります。「ナミビアのマッターホルン」とも言われていて、ナミビア観光のクライマックスの一つとなっています。

頂上まで歩いて登ることができ、ここからの眺めは絶景!特に夕日が沈む景色は、ナミビア観光の思い出に残ることでしょう。周辺にはキャンプ場が点在し、またボルダリングできる岩やフリークライミングができる壁があることから、ロッククライマーからも注目を浴びているんですよ。ぜひ観光に訪れてくださいね!

8. ウォルビスベイ

ウォルヴィスベイは、ナミビアの沿岸中部、大西洋に面する港町です。ここはラグーンに集まる動物に出逢える、ナミビアの人気観光スポット。観光でおすすめなのは、ウォルヴィスベイ・ラグーンの遊覧クルーズ!ペリカンやオットセイなどを間近に見ることができる、人気観光船です。

また、ナミビアのウォルルヴィスベイは野生のフラミンゴが見える場所としても有名。ここの湿地帯は、 アフリカ大陸でも最も重要な水鳥の生息地の一つとなっていて、南部アフリカに生きるフラミンゴの50%前後がここに集まって来るそうです。特に夕日を背景にしたフラミンゴの姿は絶景!ぜひカメラに収めてくださいね。

10. リューデリッツ

リューデリッツは、ナミビア南部のカラス州に位置する大西洋に面した港町。ナミビアはドイツ人の観光客が多いのですが、中でもこのリューデリッツは、ドイツ色が濃い街として知られています。

もともとドイツ商人が築いた街で、近くにダイヤモンド鉱山が見つかると大きく発展しました。現在は、アール・ヌーヴォーなど植民地時代の建築が残る観光地として、注目を浴びています。観光スポットは、教会や旧駅舎など植民地時代の建物や、沖合のアザラシやペンギンの繁殖地など。郊外のコールスマンスコップという鉱山を巡るツアーもあり、観光におすすめです。街のお店ではかわいいナミビアの観光土産も見つかるかもしれませんよ。

11. ムーン・ランドスケープ

ムーン・ランドスケープは、ナミビア観光の定番観光スポットとして、多くの観光客が訪れる場所。なだらかな山々が辺り一面に広がる様子は、砂漠の中の月世界とも言われているんですよ。どこまで行っても岩と谷ばかり。生命の姿を見ることがなく、非日常的な世界がナミビアに広がっています。

また、忘れてはならないのが「ウェルウィッチア」と言われる植物。ナミビアの砂漠の真ん中で千年も生きるという不思議な巨大植物で、和名は「奇想天外」!大きなものは4mにもなるそうです。一見、枯れているように見えますが、1000年以上もの寿命を持っています。絶滅の危惧にあるので、観光の際には取扱いに気を付けてくださいね。

12. フィッシュリバー・キャニオン

フィッシュリバー・キャニオンはナミビア最南端に位置する大渓谷。長さ160km、幅27km、深さ550mの渓谷で、アメリカのグランドキャニオンに次いで世界第2位の大きさを誇るナミビアの観光スポットです。

フィッシュリバーキャニオンの最寄りの都市はケートマンズフープ。ここから砂漠をドライブして行くと、何もない荒涼とした土地に突如、渓谷が姿を現します。公園内にはビューポイントとなる展望台、観光の拠点となるキャンプ場などがあります。谷底まで降りることができるトレッキングも観光におすすめ!

また谷底には温泉リゾートのアイアイがあり、荒涼とした周囲と変わってここには整ったホテルやレストランなどがあります。ナミビアの温泉も試してくださいね!

13. コールマンスコップのゴーストタウン

ナミビアのコールマンスコップは、かつてはダイヤモンド鉱山の拠点の街として栄えた街。豪華なドイツ風の家が建ち並び、病院、発電所、製氷工場、プール、映画館などの娯楽施設があったそうです。しかし、ダイヤモンドが掘り尽くされ、1954年にゴーストタウンとなってしまいました。砂の中に埋もれている街は、ナミビアの観光スポットとして注目を浴びています。

現在、ゴーストタウンは観光用に保存され、博物館も作られています。港町リューデリッツから約2kmという観光客も訪れやすい場所にあることから、ナミビアの新スポットとして人気があるんですよ。風化した街並みは寂しいですが、ぜひ訪れてみてください。

14. エプパの滝

エプパの滝はナミビアとアンゴラの国境を流れるクネネ川にある滝。ここはヒンバ族の聖地とも言われ、滝の水を飲むと身も心も清められると言われています。乾期は水量が少ないのですが、それでも見事な流れを見ることができます。荒涼としたナミビアの砂漠風景の中で、ここはほっと一息つける観光地。周辺にはヒンバ族の村があり、観光に訪れることもできますよ。

この滝の上流にダのム建設が計画されていて、この地域一帯の環境を変えることが懸念されています。ナミビアの美しい自然が壊されず、いつまでも観光客が訪れることができるといいですね。

◎まとめ

砂漠の国・ナミビアの観光スポットをご紹介しましたが、いかがでしたか?ナミビアは日本にはあまりなじみのない国ですが、砂漠の絶景を体験できる貴重な観光地です。一生に一度は訪れてみたいですね!

ナミビアには、ここでご紹介した以外にも多くの魅力あふれる観光スポットがあります。交通機関があまり発達していないナミビアでは、車の移動が中心となります。レンタカーの場合は運転に注意して、旅行を楽しんでくださいね!

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