100年以上の歴史をもつインドの世界遺産!カジランガ国立公園

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100年以上の歴史をもつインドの世界遺産!カジランガ国立公園

世界自然遺産である、カジランガ国立公園はインドの北東部アッサム州に位置している国立公園です。2005年に、開園100年を迎えた歴史のある国立公園であり、1985年に世界遺産に登録されました。

敷地内には、森林や湿地帯が広がり、4本の川や池もある自然豊かな公園。20世紀初頭から野生の動物の保護にも力を入れ、特にトラの生息数が多くなっています。他にも絶滅危惧種の哺乳類や哺乳類、鳥類なども多く生息し、様々な動物たちが見られます。そんな魅力たっぷりのカジランガ国立公園についてご紹介します。

目次

100年以上の歴史をもつインドの世界遺産!カジランガ国立公園

カジランガ国立公園とは?

出典: Utopia_88/shutterstock

世界遺産カジランガ国立公園は、マナス野生動物保護区と同じインドのアッサム州にあります。ヒマラヤ山脈の麓にあり、アッサムティーの産地としても有名。
公園の面積は、石川県の輪島市と同じ位で北側には、広大なブラマプトラ川が流れます。

カジランガ国立公園には、30種類以上の哺乳類が生息し、体長3m~4mものインドサイは1800頭以上確認され、最大の生息地。他にもアジアスイギュウやアジアゾウ、ウシ科のガウルなどがいます。また野鳥生息地としても重要な場所になっており、メジロガモやカラフトアオアシシギ、カタシロワシなどもいるので、バードウォッチングも楽しめますよ。

カジランガ国立公園へのアクセス

インドの北東部に位置するコルカタ(カルカッタ)から国内線に乗り、約1時間ほどでアッサム州のグワーハーティー国際空港へ到着します。そこから車で約4時間(約209km)です。

日本からコルカタ(カルカッタ)へは直行便がありませんので、インド・デリーから乗り継ぎとなります。デリーから、アッサム州のグワーハーティー国際空港へは国内線で約2時間です。

カジランガ国立公園おすすめポイント2

エレファントサファリとジープツアー

出典: JeremyRichards

カジランガ国立公園では、ガイド付きのエレファントサファリとジープツアーが人気。ジープツアーは、西部エリアや中部エリア、東部エリアと3つのエリアに分かれているので自由に選択できます。

エリアにより、サイが良く見られるところや野鳥が多いスポット、野生動物が多いエリアがあるので、予め確認しておくのがおすすめ。ジープツアーのスケジュールは、午前中と午後にあり、それぞれ2時間ほどで天候や道路状況に応じて開催されます。

またエレファントサファリは、早朝にあり、大きなゾウにゾウ使いと3人まで乗ることができます。朝のみの開催で定員は、50人ほど。ジープでは難しい至近距離でサイを見られますよ。

野生動物

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世界自然遺産カジランガ国立公園ではやはり、野生動物を近くで見られるのが醍醐味。トラやゾウはもちろん、バラシンガジカやサンバー、キンイロジャッカルなども見られます。

また爬虫類も多く、アミメニシキヘビやインドコブラ、クレイトなどのヘビや、ベンガルオオトカゲやミズオオトカゲ、15種類ほどのカメも生息。自然豊かで広大な国立公園ならではの多種多様な野生動物や生物を観察できますよ。

◎まとめ

インドで歴史のある世界遺産カジランガ国立公園をご紹介しました。インドサイやアジアゾウ、鹿や水牛、トラなどインドならではの動物が多く、見どころ満載。とても魅力的な世界遺産ですが、2018年4月現在、カジランガ国立公園は、外務省の海外安全情報でレベル2になっています。渡航を検討されている方は、外務省の海外安全ホームページをご確認ください。

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