迷路のようなギリシャの世界遺産・コルフの旧市街の魅力に迫る!

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迷路のようなギリシャの世界遺産・コルフの旧市街の魅力に迫る!

東南ヨーロッパに位置するギリシャには、首都で最大都市のアテネや真っ白の世界が広がるサントリーニ島、カトリミの風車が有名なミコノス島など魅力的な観光スポットがたくさんあるので、世界中から多くの観光客が集まっています。そんなギリシャは歴史、文化、自然を満喫できる世界遺産にも恵まれた国です。たくさんある世界遺産の中から、今回はコルフ旧市街について詳しく紹介していきます!

目次

迷路のようなギリシャの世界遺産・コルフの旧市街の魅力に迫る!

コルフ旧市街とは?

出典: holgs

コルフとはギリシャ北西部のイオニア諸島・ケルキラ島にある都市、ケルキラのイタリア語と英語の名称です。コルフ島の主要都市で県庁所在地でもあります。今ではギリシャの有名な観光地の一つにもなっているコルフは、ヴェネツィア共和国領時代から重要な地位を占めていて、たくさんの城を持っている城壁都市のカストロポリスとしても有名です。

要塞化と共に成長した迷路のような街路が特徴のコルフの旧市街地が、2007年に世界文化遺産として登録されました。舗装された細い道が入り組んでいて、色鮮やかで曲がりくねった通りはカントウニアと呼ばれています。最も古いものは自動車では通ることができないほど狭く、不規則に配列されていて面白いです。

コルフ旧市街へのアクセス

コルフへは様々な移動手段でアクセスすることが可能です。公共交通機関を利用する場合、アテネやコリントス、パトラスやアグリニオ、テサロニカなど各地からコルフ旧市街行きのバスが運行していて、コルフ旧市街から乗れる市バスの便数も多くて便利です。

夏の時期にはギリシャのイグメニツァからフェリーが15分間隔で運航しています。所要時間は約1時間45分です。コルフ国際空港もあることから、時間がない方は飛行機でアクセスすることをおすすめします。空港からバスを利用するとコルフ市内までは約20分で到着。もちろんタクシーを利用することもできますよ。

コルフ旧市街のおすすめポイント2

聖スピリドン大聖堂

出典: Rostislav Ageev

聖スピリドン大聖堂は、コルフの守護聖人・聖スピリドンに献堂されたギリシャ正教会の大聖堂です。多くのお土産店が並んでいる通りからも近く、観光客に人気のエリア内にあります。聖スピリドン大聖堂もギリシャの有名な観光スポットの一つとなっているため、世界中からたくさんの観光客が訪れていますよ。

大聖堂には香油を塗られた聖人スピリドンの正遺物や金や銀の献納箱、古代のイコンと呼ばれるイエス・キリストや教会史上の出来事などを描いた画像などがたくさん残されていて見どころ盛りだくさんです。歴史を感じる建物や内部の美しいシャンデリア、天井に描かれている絵画も素敵なのでぜひ立ち寄ってみてください。夜にはライトアップされた聖スピリドンの美しい塔を見ることができます。

シダテル

出典: majaiva

コルフ旧市街にはシダテルと呼ばれている城砦があります。ビサンツ帝国やヴェネツィア共和国によって強化されました。旧要塞のパレオ・フレリオは8世紀ごろに造られ、現在も残っている建造物は16世紀に造られています。ここには聖ゲオルギオス教会があることでも有名です。頂上からはコルフ旧市街や真っ青なガリツア湾などを見渡すことができます。

新要塞のネオ・フルリオは1577年から1588年にかけて造られた新しい要塞です。旧要塞のパレオフルリオとは対照的にコルフ旧市街の西側に位置しています。グレーの外観が特徴的で、ベネチア時代に使われていた道や部屋などを実際に見学することが可能です。暗い道もありますが頂上では絶景を眺めることができますよ。対照的な旧要塞と新要塞をセットでぜひ訪れてみてください。

◎まとめ

見どころ満載の世界遺産・コルフ旧市街は古くてお洒落なお店や、レストランが立ち並んでいる路地など、どこで写真を撮っても絵になるような街並みが広がっています。歴史を感じながら石畳の美しい路地を散歩するだけでも楽しいです。コルフ旧市街を訪れる際には、ぜひカメラを持って街歩きをしてみましょう。迷路のような路地をのんびり散歩して、ギリシャの美しい世界遺産を思いっきり満喫してみてくださいね。

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