名称:汕頭市東征軍革命史跡陳列館
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 金平区
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中国広東省東部潮汕平原の海に面した街、汕頭(スワトウ)。1980年代初めに経済が開放された都市で、中国の5大経済特区の一つです。唐の時代では海上シルクロードの発する港で、中国でも有数の移民港でもあります。
汕頭と漢字だけ見ると読みにくいですが、スワトウと聞くと刺繍!と思い浮かぶ方もいらっしゃるのではないでしょうか。高級刺繍で有名なスワトウ刺繍は、汕頭市にベルギーの宣教師が伝え、中国の伝統技術だった手刺繍と融合して発展したもの。花や蝶、鳳凰や龍など中国らしい図案を精細に織り込み、熟練者でも30cmのハンカチを作るのに3ヶ月かかるそうです。
華僑を多く輩出していることもあり、汕頭には欧風の建築物がたくさんあるので、見どころ満載。汕頭の観光スポットを10選をご紹介します。
目次
北回帰線とスワトウ刺繍の街、汕頭の観光スポット10選
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1.汕頭市東征軍革命史跡陳列館
汕頭市東征軍革命史跡陳列館は、汕頭市の中央に位置する革命歴史モニュメント博物館です。1925年11月4日、第二回国民革命軍東征軍は汕頭市に侵入し、現在の汕頭市東征軍革命史跡陳列館に総指揮軍や政治部などを設けました。2階建ての博物館は、東館、西館の2棟から構成されています。総指揮官の蒋介石や旧ソ連の軍事顧問などは西楼(西館)で執務し、東征の軍政治部の総主任の周恩来は東のビルで執務しました。
観光のみどころは、館内展示ホールや周恩来オフィス、展望台など。広東省文物保護機関であり、愛国教育の基地でもある汕頭市東征軍革命史跡陳列館は、時間があれば足を運びたい汕頭観光スポットです。
2.金砂公園
金砂公園は、汕頭市の金砂中央に位置する公園で、汕頭の観光スポットです。賑やかな汕頭市の中央に控えめな大きさの公園があり、それはまるで街のオアシスのようです。アクセスも非常に良いので観光しやすいスポットといえましょう。
緑が多い公園内には、鳳の塔などいくつかの見どころや名所が点在しており、池漢王朝の建築様式のユニークな形の園林建築なども見学することができます。
ちょっと癒されたいと考えてる方にははちょうど良い規模とロケーションの公園ですよ。街の散策で歩き疲れたら是非立ち寄ってみてくださいね。金砂公園も汕頭の観光スポットの一つですが。
名称:金砂公園
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 金平区
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3.南澳海島国家森林公園
南澳海島国家森林公園は、広東省唯一の島県で、23個の海島から構成される汕頭市南澳海島にある国立公園で、汕頭の観光スポットです。
南澳海島国家森林公園の観光の見どころをご紹介しましょう。南澳島には、澳と呼ばれる多くの港湾があります。その中でも西太平洋航路との距離が6kmしかない青澳湾が最も美しいとされ、東方のハワイと呼ばれる青澳湾観光区の美しい砂浜がお勧めです。侯鳥自然保護区は、1400種の熱帯と亜熱帯植物と多種の野生動物が生息しています。長山尾砲台、総兵府、雄鎮関などの古跡や重さ200kgほどの招兵石も見どころの一つですよ。自然の植物園・黄花山国家森林公園も素晴らしいです。
汕頭の風光明媚な観光スポット・南澳海島国家森林公園は、一度は訪れてみたいものです。
名称:南澳海島国家森林公園
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 南澳県
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4.石炮台公園
石炮台公園は、汕頭市海濱路の北側に位置する古代軍事施設の公園。清代に造られた潮汕地域では最も保存状態が良いとされています。
園内は、上下二層に分かれておりそれぞれ18の砲門があります。公園自体は、それほど広くはありませんが、古代の軍事施設跡がきれいに残されているので見ごたえ充分。汕頭湾の入り口にあるのも、戦略的に有利な地理的条件を兼ね備えているので、周辺も見てみてくださいね。
鉄の大砲や砲台、砲門や花崗岩でできた石の砦など、見どころ満載。ゆっくりと歩きながら観光してみてくださいね。
名称:石炮台公園
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 金平区 邮政编码: 515000
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5.北回帰線標志塔
汕頭大学から国道206号線沿いに北へ約5kmの鶏籠山麓に位置する、北回帰線標志塔。北回帰線は、中国国内では、汕頭市のほか梧州市や広州市も通過しており、それぞれ北回帰線の塔が建てられています。汕頭市の北回帰線標志塔の塔上には、北回帰線や赤道、南回帰線が描かれた直径5mほどの地球儀があり、その地球儀を塔の下から見上げると小さな穴があいていますね。この穴は、夏至の日の正午になると、太陽の光がこの穴を通過して真下に照らし出される様子を見ることができますよ。
ちょうど夏至の日に北回帰線標志塔へ観光に行かれる方は、是非チェックしてみてくださいね。また、北回帰線を示す線をまたいで、片足は熱帯、片足は温帯という状態で記念写真を撮る観光客が多く、旅の良い記念になりますよ。
名称:北回帰線標志塔
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 金平区
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6.媽嶼島風景区
媽嶼島風景区は、汕頭八景の一つです。汕頭港から下流に出たすぐ、ボート乗り場より東南におよそ30分ほどに位置する汕頭湾に浮かぶ小島で、汕頭の観光スポットです。
媽嶼島風景区の見どころは、元代、清代に建てられた二つの天后宮(媽祖廟)で、媽祖がある事から媽嶼島と呼ばれるようになったものです。媽祖は、航海の安全を守る女神と言われています。別名「放鶏島」と言い、かつてここを通る船は、媽祖神をお参りする際に生きた鶏を天后宮に放っていたので、島全体が鶏だらけになった事に由来します。現在は、鶏で溢れかえっているということはなく、島の東南部は海水浴場となっており、観光客や地元の人々で賑わいます。
汕頭観光の際に訪れてみてはいかがですか?
名称:媽嶼島風景区
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 媽嶼島
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7.白花尖大廟
汕頭八景の一つとしても知られている、白花尖大廟。礐石風景区の東麓海浜に位置する広大な神廟で、汕頭の人気観光スポットです。
1993年の白花尖大廟落成式の際には、国内外から5万人も集まり大盛況で、その後汕頭の有名な観光となりました。別名九天娘娘廟または九天玄女廟とも言われ、人の頭と鳥の胴を持つ古代伝説上の女神を奉った廟です。香港九龍島の官塘区にあった百花尖廟は、白花尖廟に改名され、汕頭に天壇花園が建設された際に、白花尖廟が香港から移され、白花尖大廟と名付けられたのです。
広大な規模と優雅な雰囲気を醸し出す白花尖大廟は、国内外の観光客から大きな評価を得ています。是非訪れてみてくださいね。
名称:白花尖大廟
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 濠江区
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8.時代広場
時代広場は、汕頭市の中心部に位置する最も大きな緑化広場です。広場の面積は、広大で11区画の緑地に分けられています。これらの緑地は、まるで緑の敷物を敷き詰めたように見事なもので、観光客や地元の人々の憩いの場。
広場の周辺には、汕頭市図書館や国際会議展覧センターなどがあり、都市の経済や文化の中心地となっています。国際会議展覧センターとともに観光してみてはいかがでしょうか。
名称:時代広場
住所:中国 Guangdong, Shantou, Longhu, Zhongshan Middle Rd, 中山中路
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9.林百欣国際会議展覧中心
林百欣国際会議展覧中心は、汕頭市の中心に位置する多機能国際コンベンションセンターです。汕頭市のランドマーク的存在であり、観光スポットでもあります。
広大な施設内には、ホールや会議場、ホテルもあり、ビジネスや観光の拠点にも便利。またイベントも多く開催されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。カフェやレストランも入っているので、休憩しながら観光できますよ。
街の中心にあり、アクセスがいいので観光スポットを周りながら寄れますよ。
名称:林百欣国際会議展覧中心
住所:96 Changping Rd, Longhu Qu, Shantou Shi, Guangdong Sheng, 中華人民共和国 515000
公式・関連サイトURL:http://www.onezh.com/hall/show_151.html
10.汕頭礐石大橋
汕頭礐石大橋は、濠江区と金平区を海をはさんで繋ぐ大橋で、二つある大橋の一つ。橋の美しさと眺めが良いことから、汕頭の観光スポットになっています。
橋は、鉄筋コンクリートでできた斜張橋で、全長約3500m、幅約30m。双方向6車道で、橋の両側には遊歩道が設けられています。1992年2月に開通した橋で、これにより汕頭市の社会・経済発展に大きな効果をもたらしました。
遊歩道をゆっくり散歩したり、また遠くから橋の全景を眺めたり、海にまたがる汕頭礐石大橋と周りの風景を楽しんでくださいね。汕頭観光で一度は訪れたいスポットです。
名称:汕頭礐石大橋
住所:中華人民共和国 広東省 汕頭市 金平区 邮政编码: 515011
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◎まとめ
汕頭の10選の観光スポットをご紹介しました。汕頭には、実はたくさんの観光スポットがあるのですが、あまり観光情報がないかもしれません。自然が豊かで海に面しているので、絶景スポットがたくさんありますよ。
また汕頭は、日本人の口に合う点心が多く、グルメも楽しむこともできます。工夫茶と呼ばれる喫茶の習慣も根付いているので是非試してみてくださいね。