名称:オリンピアの古代遺跡(Archaeological Site of Olympia)
住所:Olympia 27065 Greece
公式・関連サイトURL:http://whc.unesco.org/en/list/517
オリンピック発祥の地はどこかご存知でしょうか?感動とワクワクをくれるオリンピックが生まれたのは、ギリシャのオリンピアという街。アテネから西へ190kmほど離れた、ペロポネソス半島の西部に位置しています。
オリンピアは、現代にその偉大なる歴史を伝える役目を果たしているの多くの古代遺跡が残る場所。その歴史的・文化的価値の高さから、1989年に文化遺産として世界遺産に登録されました。オリンピアの街にある古代遺跡を訪れれば、オリンピックが来るたびにこちらの観光スポットを思い出す、きっとそんな旅ができますね。
目次
オリンピック発祥の地!ギリシャの世界遺産オリンピアの古代遺跡を知る旅
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オリンピアの古代遺跡とは?
ゼウス信仰の巡礼地として栄えたギリシャのオリンピアは、4年に一度開催されるオリンピック発祥の地。今もなお、オリンピックの聖火はオリンピア遺跡で採火されているという由緒ある場所です。
記念すべき第1回オリンピックが開催されたのは紀元前776年。初期は192mのスタディオン走1種目の1日だけの開催でしたが、次第に参加国が増加。紀元前5世紀には5日間かけて行われるようになりました。この頃にはスタディオン走に加えて、レスリング、円盤投、やり投げなど今も馴染みある種目が実施されており、その熱狂ぶりはすさまじかったようです。その後、オリンピックは絶頂期を迎えますが、キリスト教がローマ帝国の国教となったことでオリンピックは途絶えてしまいました。
しかし1896年、オリンピック復興に向けた賛同の声が広がり、国際オリンピック委員会(IOC)が近代オリンピックとして復活!第1回オリンピックはギリシャのアテネで開催されました。現在もなお、オリンピックは世界中の多くの人々を楽しませ熱狂させています。
そんなオリンピックの聖地とも言えるのが、世界遺産オリンピアの古代遺跡。古代オリンピックが行われていた競技場も世界遺産の遺跡となってオリンピアに残っていますので、足を運んで昔の人々の熱狂と熱い戦いを感じてみましょう。
「オリンピアの古代遺跡」へのアクセス
ギリシャの首都アテネから世界遺産オリンピアの古代遺跡へアクセスするには、長距離バスに乗るのが一般的。ピルゴスで乗り換えてオリンピアへ向かいます。アテネからの所要時間は5時間以上。長時間の乗車になるので、せっかく見どころが多いオリンピアまで行くのですから、宿泊先を確保してゆっくり観光しましょう。
エーゲ海クルーズの寄港地になっているカタコロン港からなら、バスで約40分と便利です。
「オリンピアの古代遺跡」のおすすめポイント①:ゼウス神殿
世界遺産オリンピアの古代遺跡を語る上で欠かせないのが「ゼウス神殿」。当時の神殿の中には、金と象牙で作られた13.5mものゼウス像があったと言われています。
約64m×28mほどの大きさがあったと推測されるゼウス神殿は、アテネのパルテノン神殿と肩を並べる立派な神殿でしたが、6世紀に起きた大地震により破壊され、遺跡には柱などが残るだけとなりました。今となっては、当時の姿を想像することしかできませんが、きっと繁栄を極めたオリンピアにふさわしい美しく壮麗な姿をしていたのだろうと想像が膨らみます。
そんな世界遺産オリンピアの古代遺跡にあるゼウス神殿で、オリンピックのスポーツマンシップに則った誓いを立てていたのでしょう。そう考えるとワクワクしますね。
「オリンピアの古代遺跡」のおすすめポイント②:ヘラ神殿
ゼウスの妻ヘラを祀る「ヘラ神殿」は、オリンピアの中でも最も古く神聖な場所。そして、オリンピックに欠かせない聖火の採火式を行う場所こそが、このヘラ神殿なのです。
採火式では、太陽神アポロンに祈りの言葉を捧げたあと、凹面反射鏡で集めた太陽の力でトーチに採火。2020年に開催される東京オリンピックの聖火もここで採火されて日本まで運ばれてくるのかと思うと、何だか感慨深いですね。神聖なヘラ神殿を観光し、熱き選手たちの戦いの歴史を感じてみてください。
「オリンピアの古代遺跡」のおすすめポイント③:オリンピア考古学博物館
「オリンピア考古学博物館」はギリシャを代表する博物館のひとつ。オリンピア遺跡内で発掘した素晴らしい出土品を中心に展示されています。
《勝利の女神ニケ》《赤子をあやすヘルメス》など素晴らしい彫刻の数々や、古代ギリシャ彫刻の傑作とされるゼウス神殿の破風の彫刻は必見!
オリンピア考古学博物館はオリンピア古代遺跡の北側にあります。お得な遺跡・博物館共通チケットを購入して、ぜひゆっくり鑑賞してくださいね
名称:オリンピア考古学博物館
公式・関連サイトURL:http://ancient-greece.org/museum/olympia.html
◎まとめ
ギリシャの世界遺産であるオリンピア古代遺跡は、オリンピックの聖地とも言える場所。古代より開催されていたオリンピックを想い、歴史を感じる興味深い旅行ができるはずです。
古代オリンピア遺跡のヘラ神殿で採火された聖火は、ギリシャ国内で12日間聖火リレーされ、開催地まで飛行機で運ばれます。もし2020年の春頃にギリシャへ行けるなら、東京に届けられる聖火のリレーを現地で見ることができるかもしれませんよ。