ギリシャを代表する世界遺産!アテネのアクロポリスの魅力に迫る旅

ギリシャを代表する世界遺産!アテネのアクロポリスの魅力に迫る旅

文明発祥の地で世界遺産が多い国、ギリシャ。文明の名残や遺跡が多い魅力的な観光地ですが、なかでも首都アテネにある世界遺産「アテネのアクロポリス」は、ギリシャを代表する観光スポットです。

アクロポリスは「高い丘の都市」という意味があり、その名が示す通り、アテネのアクロポリスも岩山の上に築かれています。高台にあるアクロポリスからの景色は素晴らしいの一言!世界遺産の建造物を楽しめ、さらに、アテネの街を一望できるスポットなのです。そんなアテネのアクロポリスについて紹介させていただきます。

目次

ギリシャを代表する世界遺産!アテネのアクロポリスの魅力に迫る旅

アテネのアクロポリスとは?

「パルテノン神殿」という名前を耳にしたり、教科書やテレビなどで見たことがある方は多いと思います。その有名なパルテノン神殿を含む世界遺産が「アテネのアクロポリス」です。ユネスコのマークは、このパルテノン神殿をデザインしたものなんですよ。そのように世界遺産の原点ともいえる「アテネのアクロポリス」は、一生に一度は訪れてみたい特別な存在です。

古代ギリシア文明を象徴する世界遺産であるアテネのアクロポリスの歴史は、紀元前までさかのぼります。都市国家として繁栄を極め、強い政治力、経済、軍事力が当時のギリシャの中でも頭一つ抜きん出ていました。それは、今も残るアクロポリスの力強き遺跡を見れば感じることができるでしょう。アクロコリントスなどいくつかあるアクロポリスの中でも、アテネのアクロポリスはその歴史と魅力的な建造物が評価され、1987年に世界遺産登録されました。

「アテネのアクロポリス」へのアクセス

アテネ国際空港(エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港)からは、地下鉄でアクセスするのが早くておすすめです。

「アテネ国際空港駅(Athens International Airport)」から地下鉄3号線に乗って「シンタグマ駅」へ。地下鉄2号線のエリニコ方面行きに乗り換えて、1つ目の駅「アクロポリ駅(Akropoli)」で下車します。アクロポリスに近い出口から歩行者専用の石畳の道を通り、アクロポリスに通じる坂道を登れば到着です。

「アテネのアクロポリス」のおすすめポイント3

パルテノン神殿

世界遺産アテネのアクロポリスの中で、最も有名で代表的な建造物が「パルテノン神殿」です。紀元前5世紀ごろに建てられたパルテノン神殿は、ドーリア式の最高傑作。荘厳な円柱が特徴で、46本ある円柱は美しさと同時に厳かな魅力に満ちています。

この円柱は垂直に見えますが、よく見ると中央に少し膨らみを持たせてあります。これは見る者に安定感を感じさせる効果を生む技法で、法隆寺回廊の柱にも見られるんですよ。遠く離れたギリシャと日本で同じような技法が使われているのは、実に興味深いですね。

白大理石が美しいパルテノン神殿は、ギリシャ神話の女神アテーナーを祀るためにつくられたといわれています。女神を祀ったというのは、神を祀る日本の神社のような印象を受け、親近感がわきますね。パルテノン神殿は爆破などによる損傷を回復すべく、現在も補修作業が続けられています。

エレクティオン神殿

イオニア式の代表建築である「エレクティオン神殿」も、世界遺産アテネのアクロポリスで外せないスポットです。ここでは主にアテネとポセイドン、さらにアテネの息子とされるアテネ市国の神話的な王エリクトニオスが祀られたとされています。その荘厳さは、パルテノン神殿にも劣っていません。

カリアティード

そんなアテネにあるエレクティオン神殿で見ておきたいのが「カリアティード(女像柱)」。少女の姿をした6体の柱が天井を支える姿が特徴的で、どこか神秘的な印象を受ける、目を引く観光スポットです。

これらのカリアティードは全てレプリカで、オリジナルは新アクロポリス博物館と大英博物館に所蔵されています。しかし、レプリカと言えど、アクロポリスの雰囲気と共に見られるのはここだけ。必見です!

◎まとめ

世界遺産「アテネのアクロポリス」の魅力の一端をご紹介しました。美しく荘厳なアテネのアクロポリスに残る建造物は、実に見ごたえがあります。中でもパルテノン神殿はアテネに、いえ、ギリシャへ観光に訪れたのなら必見の観光スポット。きっとこの場所を観光すれば、長く深い歴史があるアテネのアクロポリスに魅了されることでしょう。そんな魅力を求め、ギリシャのアテネへ旅行を計画してみませんか。

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