中世の美しい西洋建築 ベルギーの世界遺産トゥルネーのノートルダム大聖堂

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ベルギーの最古の街トゥルネーは、フランスの国境に面した西部にある街。その歴史は古く、西暦元年から始まり、歴史ある建築物や、ローマを感じさせるタペストリーが街中にたくさん飾られています。トゥルネーには、中世の雰囲気が漂い、まるでローマの時代にいるかのような気分になれます。

ベルギーの首都ブリュッセルからも、1時間程でアクセスできるので人気の観光地。今回は、トゥルネーを代表する世界文化遺産の1つ、「トゥルネーのノートルダム大聖堂」の歴史と魅力をご紹介します。

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中世の美しい西洋建築 ベルギーの世界遺産トゥルネーのノートルダム大聖堂:目次

トゥルネーのノートルダム大聖堂とは?

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トゥルネーのノートルダム大聖堂は、全長約134m、翼廊の幅約66m、高さが約83mもある大きな大聖堂です。5つの塔が美しくそびえ、ベルギーの中でも重要な建造物の一つ。

当時ノートルダム(聖母マリア)の信仰や、街の繁栄のため、1140年に建設を開始されました。約30年の月日をかけて建てられ、今も大部分が現存。当初は、アーチ状の窓や重量感のある石壁が特徴のロマネスク様式でした。しかし、13世紀に内陣のみを壊し、ゴシック様式に建造。当時、ゴシック様式が流行していたのと、フランスにあるアミアンのノートルダム大聖堂の影響といわれています。

現在でもほぼ当時と変わらない美しい景観と、歴代の時代を反映させる建築様式と技術が高く評価され、2000年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

ベルギー・トゥルネーのノートルダム大聖堂へのアクセス

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成田空港からブリュッセル国際空港まで直行便があるので便利です。首都のブリュッセル中央駅(Bruxelles Central)からトゥルネー(Tournai)までは電車で約1時間20分で到着。そこからは、徒歩20分程でトゥルネーのノートルダム大聖堂に着きますよ。

車でお越しの方は、最短ルートでブリュッセルからE429を経由すれば、1時間程でトゥルネーの街に到着します。ベルギーの街並みを見ながらドライブするのもいいですよね。

トゥルネーのノートルダム大聖堂のおすすめポイント2

ステンドグラス

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ロマネスク様式とゴシック様式が混合する、トゥルネーのノートルダム大聖堂。外観も迫力がありますが、内部も2つの様式が混じり合っており、面白いですよ。身廊と翼廊はロマネスク様式で、48mにもおよぶ巨大なヴォールトが特徴。

そして、唯一のゴシック様式である内陣は、吹き抜ける空間に大きな円状のステンドグラスあり、そこから差し込まれる光は美しいですよ。ゴシック様式は、天井の重さを柱へバランスよく伝えることが可能になり、重厚感のある壁は必要がなくなりました。またステンドグラスの下にあるパイプオルガンとのコントラストがとても素晴らしく、ノートルダム大聖堂ならでは。他にも大聖堂の成り立ちと歴史を描いた全長22mの巨大なタペストリーが飾られており、見どころ満載です。

聖エルテールの聖遺物箱

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キリスト教にまつわる「ベルギーの7大秘宝」をご存知でしょうか。ベルギーの有形文化財で、この中の1つ「聖エルテールの聖遺物箱」がここに収められています。作者は不明ですが、製作されたのは1247年。輝く金色に覆われ、模様や人物たちの顔が繊細に彫られています。

普段は展示されている状態でしか観賞できませんが、建国記念日などの、特別な日には遺物箱が担がれて、市民や観光客に披露していますよ。この7つを制覇することを旅の目的として、ベルギーを巡るのもおもしろいですね。

ベルギー・トゥルネーのノートルダム大聖堂の注意事項

1999年10月に竜巻が直撃してしまい、外壁や屋根などが被害に遭って、建物自体も歪んでしまっている状態です。今もなお、大規模な修復作業が行われており、再び完成されるのが2030年の予定。工事期間中ですが、長い歴史の中で修復作業が見られるのは逆に貴重かもしれません。

◎まとめ

ヨーロッパの宗教文化である、ロマネスク様式とゴシック様式を今に伝える世界遺産、トゥルネーのノートルダム大聖堂はいかがでしたか。美しい西洋建築は必見です。ベルギーに訪れる際には、ローマの歴史がたくさん詰まったトゥルネーのノートルダム大聖堂を旅行のプランにいれてみてくださいね。

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