セレブ気分を味わえること間違いなしのモナコ人気観光スポット23選

画像出典:OSTILL

セレブ気分を味わえること間違いなしのモナコ人気観光スポット23選

モナコ公国といえば世界中のセレブたちが集まる世界で有数のリゾート地として有名です。F1モナコGPの時期には豪華クルーズが港を賑わせ、5つ星ホテルのレストランでは珍味を堪能、そして夜になるとカジノで楽しむセレブが集まります。今回は、そんなモナコでセレブ気分を味わえるスポットから、街並みをゆったりと楽しめる観光スポットまで幅広くまとめてご紹介いたします!

目次

セレブ気分を味わえること間違いなしのモナコ人気観光スポット23選

目次を閉じる

1.カジノ・ド・モンテカルロ

出典: Matej Kastelic/Shutterstock

カジノ・ド・モンテカルロ(グランカジノ)は「モナコカジノの象徴」とも言われるカジノで、1863年の開業したモナコで最も古いカジノです。フランスのパリ・オペラ座を設計した建築家によって建てられたこのカジノは外装・内装共に豪華絢爛で美しさがあり、多くの観光客を魅了してきました。

由緒あるカジノということもあり、入場料が必要になるほかドレスコードがあったり、入場の際に身分証明の提示が求められたりと、さすがは世界中のセレブが集まるカジノといったところ。ルームによっては別途料金がかかりますが、カジノ初体験の方でもその豪華な雰囲気に触れることができオススメです。

2.カジノ・カフェ・ド・パリ

出典: commons.wikimedia.org

カジノ・カフェ・ド・パリは、カジノ・ド・モンテカルロに比べて掛け金や最低ベットの金額のレートも低いため、気軽にカジノを楽しむことができます。アメリカンルーレット、ブラックジャックといったテーブルゲームとスロットマシンなどをプレイすることができますよ。

プレイの前やプレイに疲れて休憩したい時は、隣接している「カフェ・ド・パリ」で軽食を取るのも良いですね。テラス席でお酒を飲みながらの食事は、とても気持ちが良いのでオススメです。

3.大公宮殿

出典: Veniamin Kraskov/Shutterstock

モナコを観光の際に外せないのが、大公宮殿。モナコ・ヴィル地区の絶壁に立っているこの宮殿はジェノバ人が建てた要塞の後にできたもので、その歴史は1215年に遡ります。宮殿広場に行くと、タイミングが合えば衛兵のを見ることができます。

宮殿のてっぺんに白い旗が立っている時は大公がいる時、旗がない時は国外に出張に出かけているという意味。宮殿を訪れた際にはぜひ注目してみてください。宮殿の一部は博物館になっており、16世紀の見事なフレスコ画や王冠室を見学することができます。大公宮殿へは、モナコの中心を走るバスを利用するのが便利ですよ。

4.プチトレイン

出典: cdn.pixabay.com

30分ほどでさくっとモナコの名所を観光したい方や、長時間徒歩での観光が苦手な方に人気なのがこのプチトレイン。トレインと言っても汽車の形をしているだけで道路を走ります。

ルートは海洋博物館からスタートしモナコ新港、サントデヴォット教会、グランプリコース、カジノ、ホテルエルミタージュ、カフェドパリ、ミラボーの噴水、グリマルディ通り、ダルメ広場、王宮前、そして海洋博物館に戻ってきます。日本語でのガイドテープもあるので安心。運行は冬以外となっているので観光の際は注意ください。

5.レニエ大公クラシックカーコレクション

出典: commons.wikimedia.org

車好き好きにはたまらない観光スポットが、レニエ大公クラシックカーコレクションです。博物館の名前にもなっているようにモナコ大公がプライベートでコレクションした車が展示されています。

クラシックカーがメインで、1903年ディオン・ボートンや1986年ランボルギーニカウンタック、1963年フェラーリ、1962年アルファロメオをはじめとしたヴィンテージな名車、数百台を見て楽しむことができます。

また、F1のマシンも見ることができるため毎年開催されるモナコGPの時期にはF1ファンも多く訪れるスポットです。モナコならでは観光スポットなので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

6.モナコ海洋博物館

出典: commons.wikimedia.org

モナコ・ヴィルの南の端(地中海の崖沿い)にある海洋博物館は、その外観だけ見ると立派な大聖堂のようで圧倒されることでしょう。この博物館は1910年にアルベール王子の曽祖父であるモナコ大公・アルベール1世の趣味が、海洋学であったことが大きく影響し開館されました。

地下の水族館の水槽には地中海の色鮮やかな魚から、ウミガメやサメなど大型のものまで見ることができ、ファミリーにも人気の観光スポットです。水族館の上にある博物館ではクジラの骨や潜水艦が展示されています。行き方は大公宮殿から徒歩で5分もかからない場所にあるので、宮殿を観光の際はぜひ足を運んでみてください。ミュージアムのショップは品揃えが豊富で、海洋生物が好きな方はより楽しむことができるスポットです。

7.切手とコインの博物館

出典: commons.wikimedia.org

モナコは、ユニークな切手やコインを発行する国としても知られているのをご存知でしょうか?この博物館では1855年のシャルル3世の時代から現在に至るまでの切手やコイン、それらに関する貴重な資料や品々(切手見本の素案や印刷機械、色見本、歴代の紙幣など)を見ることができます。

この博物舘ではお土産が充実しており、様々な切手を購入することができます。実際に手紙に貼る実用的な切手ももちろん手に入りますが、額縁に入れて飾りたくなるような美しい切手も揃っています。モナコ観光のお土産や記念に切手を買って帰るのも良いですね!

8.グリマルディフォーラム

出典: commons.wikimedia.org

グリマルディ・フォーラム・モナコ(コンベンションセンター)はモナコの芸術の発信地の役割があります。その理由はここでは世界中から集められた美術館の芸術作品の展覧会、クラシックバレエの公演、世界的に有名なアーティストによる作品発表会などが開催されるためです。

例えば、2015年に創立15周年を迎えた際には特別展覧会「シャガールからマレーヴィチまで 〜アヴァンギャルド革命〜」を開催。ロシアを代表するアーティストたちの1905年から1930年までの作品を多数集め話題となりました。このフォーラムは夜に美しくライトアップされるので、日が暮れてから観光に行くのもオススメです。

9.グレース公妃のバラ園

出典: cdn.pixabay.com

グレース公妃のバラ園はその名前にもあるように、レーニエ3世がバラを愛したグレース公妃を偲んでつくられたバラ園で1984年にオープン、2014年に規模を拡大してリニューアルオープンしました。フォントヴェイユ公園内にあります。

敷地内には、150種類4000本を超えるバラが植えられており、その美しさとうっとりとするような香りを堪能しリラックスするには最適な場所と言えるでしょう。また、グレース公妃の銅像も立てられていて、生前の彼女の希望「モナコ中をバラで飾りたい」を思い出す方もいるのはないでしょうか。

10.モナコ大聖堂

出典: Niels Mickers/Flickr

大公宮殿のすぐ近くで旧市街の海側にあるモナコ大聖堂は、グリース・ケリー大公妃と夫・レーニエ3世が結婚式を挙げたことで有名な場所です。現在はふたり一緒にお墓が建てられ、墓参りにくる方が多いです。真っ白な外観の美しさもさることながら注目したいのが祭壇画や、芸術作品とも思える祭壇と司教の王座などの内部です。夏期の日曜日に開かれるミサでは、大聖堂聖歌学校の生徒たちの透き通るような歌声を楽しむことができます。

11.モナコ日本庭園

出典: Alexandre Prévot/Flickr

日本文化を気に入っていたグレース・ケリー大公妃を偲び、夫・レーニエ3世の指示でつくられたのがモナコ日本庭園です。モナコに日本庭園を作るのが王妃の予ての希望でした。庭園は庭園コンテスト部門で名誉賞を受けた日本の会社によってつくられ、欧州発の本格的な日本庭園(池泉廻遊式庭園)が誕生しました。

枯山水や太鼓橋、石灯篭、錦鯉が泳ぐ池のほかに茶室も設けられ、庭園に足を踏み入れると思わずモナコに来ていることを忘れてしまうという日本人観光客も多いそう。庭園を造った会社は今でも年に数回モナコを訪れメンテナンスや指導を行っているため、常に美しい状態が保たれています。

12.鍾乳洞

出典: Christine und Hagen Graf/Flickr

モナコに鍾乳洞があるなんて、と思う方が多いかもしれませんが、モナコ熱帯植物園の下には深さ60mもある立派な鍾乳洞があるんです。ツアーが組まれており、ガイドが同行して説明しながら見て回ることができます。ご自身で自由に見ることはできないので注意ください。

鍾乳洞には名前が付いているものがあります。例えば形がパイプオルガンに似ているものは「オルガン」、有名な大聖堂に似ている鍾乳洞の空間には「カテドラル(教会の意味)の間」と名付けられています。訪れた際は形にも注目してみてください。ライトアップされていることもあり、幻想的な空間が広がっています。行きに下った分、帰りの上り坂が少し辛いので、歩きやすい靴で行かれることをおすすめします。

13.F1モナコグランプリ

出典: enomoto/PIXTA

毎年5月に開催される伝統的なレース、F1モナコグランプリ(通称「F1モナコGP」)。世界3大レースの1つと言われるモナコGPの特徴は何と言ってもそのコース。通常はサーキット場の整備されたコースを走りますが、モナコ市街地の中に設置された一般道路を走ります。

また、モナコGPのコースの最大の特徴でもある地形を活かした曲がりくねったコースを、時速280kmのマシンが通り過ぎていく様はまさに圧巻。普段F1や車に興味がない人でも思わず夢中になることでしょう。一見の価値ありなので、モナコを訪れるのはぜひこの時期を狙ってほしいです。

14.モナコ旧市街博物館

モナコ旧市街博物館ではモナコ公国のアイデンティティが失われてしまうことを防ぐために創設された、モナコ語について学ぶことができる博物館です。モナコの公用語はフランス語ですが、モナコ語を使う方たちもまだ少数ですが残っています。

この博物館では、モナコの歴史的・宗教的価値の高い伝統的な陶磁器、調度品、オブジェ、服飾品、文化遺産の展示展示され、当時のロッシェ(旧市街地で「岩山」の意味)の日常生活を見ることができます。

15.熱帯植物園

モナコ熱帯植物園には約7000種類の亜熱帯植物やサボテンなどの多肉植物が通年、綺麗な花を咲かせています。また、遊歩道を歩いているとモナコが一望でいる眺めの良い展望台があります。そこから見るフォヴィエイユやモンテカルロの素晴らしい景色を堪能することができ、グレース・ケリー大公妃もお気に入りだったそうです。同じ公園内には鍾乳洞と先史人類博物館もあります。

この植物園は岩山に立っているので、観光にはバスを利用して向かうのをオススメします。また南の端にあるせいか、日本人観光客はが少ない観光スポットなので穴場と言えるでしょう。

16.チャンピオンプロムナード

出典: foodieSarah/flickr/Flickr

フットボールファンにはたまらないモナコの観光スポットが、チャンピオンプロムナード。ここでは、毎年メディアやファンの投票によって選出された優秀な現役サッカー選手に贈られる「ゴールデン・フット・アワード」と、サッカー界の歴史に貢献した引退選手に贈られる賞「オール・タイム・レジェンド」を受賞した選手たちの足形が刻まれています。

例えば2014年にアジア人で初の受賞となった中田英寿や、ペレ、ロナウジーニョ、ドロクバ、イニエスタ、ジダンなど世界に名をはせる有名選手ばかり。実際に自分の足と並べて比べる方もたくさんいます。ここに訪れた際はぜひ試してみてくださいね。

17.コンダミーヌ市場

コンダミーヌ市場は1880年にオープンした古い市場。モナコで最も多様な専門店が集まっていると言われています。観光客に人気なだけでなく、モナコ市民にとっては出会いと憩いの場となっています。グリマルディ通り、プリンセス・キャロライン通り、ミロ通り、テラザニ通り付近で毎日営業しています。プリンセス・キャロライン通りは専用歩道が敷かれており、車を気にせず買い物を楽しむことができます。

野菜や果物などは青空市場で、お肉は魚、パンはテント市場で手に入ります。また、ハーブ・マーケットもひらかれており、ハーブの香りを楽しみながらのショピングなんて素敵です。おしゃれなモナコの朝を満喫するにはぴったりの場所ですよ。

18.ラルボットビーチ

出典: it.wikipedia.org

モナコにはホテルが所有しているプライベートビーチが数多くありますが、ラルボットビーチはモナコ唯一のパブリックビーチです。7月と8月の夏シーズンは特に観光客が多く賑わっています。透き通る水色の美しい海と青い空の下、マリンアティビティを満喫するも良し、ビーチでパラソルを開きお酒を飲みながらまったりと過ごすも良し、日光浴を楽しむも良し。様々な楽しみ方ができる大人気のビーチです。

ラルボットビーチのすぐ近くにはトイレやシャワーが完備しているほか、レストランやお店もあるのでとても便利でおすすめですよ。アクセスは、モンテカルロからバスを利用するのが良いでしょう。

19.モンテカルロハーバー

出典: commons.wikimedia.org

モンテカルロハーバーは高級クルーザーが並ぶモナコ湾のヨットハーバー。青い空と海にくっきりと浮かぶような真っ白のクルーザーが並ぶ景色は、多くの観光客が抱くモナコのイメージそのものではないでしょうか。F1モナコグランプリが開催されている期間はいつもよりクルーザーが停泊し賑わいますが、普段のクルーザー停泊は個人所有の利用者に限られているため、旧市街の西側の皆とはとても静かです。

港沿いにゆっくりと散歩したり、港に面したレストランで景色を楽しみながら食事をするのもモナコを満喫する方法としておすすめです。

20.メトロポールショッピングセンター

モナコの代表的なショッピングセンターといえば、フォンヴィエイユショッピングセンター、パークパラスショッピングセンター、そしてメトロポールショッピングセンターの3つが観光スポットとして賑わう場所です。メトロポールショッピングセンターの特徴は高級感。場所はモンテカルロの中心でカジノ広場を背にして建っています。内装はまさに豪華絢爛。天井からは大きく存在感のあるシャンデリアが下がっており、床は大理石が敷き詰められています。

80もの高級ブティックが取り扱うのは服飾品、家具やかばんなど。また、FNAC(フナック)はテレビやパソコン、携帯電話やCDをはじめとした家電を売っている大型のお店で、メトロショピングセンターの一番下のフロアにあります。カフェも併設されているのでショッピングに疲れた休憩できます。

21.ショコラトリー・ドゥ・モナコ

ショコラトリー・ドゥ・モナコ(Chocolaterie de Monaco)は、創業1920年のモナコ王室御用達のチョコレートショップ。世界中にファンを多く抱えています。グレースケリー大公妃と夫・レーニエ3世との結婚式の引き出物として、招待客に配られたことでも有名になりました。

また、多くのモナコの高級ホテルはここのチョコレートを「宝石の輝き」と評し顧客となっているほどの品質とこだわりです。特に日本人観光客には人気のお土産で、ここのお店に立ち寄るツアーも組まれているほど。日本でも購入することも可能ですが、やはり現地で手に入れたほうが値段が安く済みます。

場所はモナコ旧市街のバス停のすぐ近くなのですぐに見つけることができます。自分のお土産用に買うのもいいですね!

22.モナコ動物園

グリマルディの高台ロシェの南側にあるモナコ動物園は、1954年にレーニエ3世によって建てられました。この動物園にはサル、アライグマ、カバやラクダなど哺乳類はもちろん、ヘビやカメレオンといった爬虫類、オウムやダチョウなど鳥類、そしてピラニアを含めた魚など50種類250以上の様々な動物がいます。中でも人気の動物は世界でも珍しいホワイトタイガーやブラックパンサーです。

特に家族連れの観光客に人気で賑わっています。ゆっくり見ても2時間ほどで回ることができますよ。営業時間は時期によって変わるので観光の際は事前に確認しましょう。

23.ルイ・キャーンズ

モナコを代表する5つ星ホテル、オテル ド パリの中にあるレストラン、ルイ・キャーンズは「世界で最も美しいレストラン」で3位を受賞、ミシュランガイドで3つ星を獲得した名店です。最年少でミシュラン3つ星を獲得したフランス料理界の天才シェフ、アラン・デュカスが手がける料理は世界のセレブたちも舌鼓を打つそう。料理のメニューはフランス語と英語のみなので注意ください。

ホテルは5つ星を獲得していることもあり、レストラン内部も気品溢れるまるで宮殿のような豪華さ。そのため夏のシーズンでもラフな服装では避け、ドレスコードにならって男性は背広とネクタイを着用して入りましょう。

また、2015年にデザイナー、パトリック・ジュワンとサンジ・マンクが手がけインテリアをリニューアルしました。ここで食事を楽しんだことがある方でも、次にモナコを訪れる際はリニューアル後のルイ・キャーンズに足を運んでみてはいかがでしょうか。

◎まとめ

モナコはとても小さな国ですが、博物舘では見て学ぶことができ、カジノやバラ園やビーチで五感を使って楽しむことができ、ショッピングやグルメなど魅力がたくさん詰まっています。フランスに旅行と一緒にすぐ近くのモナコを訪れる方も多いですよ。モナコGPや海水浴、アクティビティやショッピングを楽しむには5月〜8月の気温が暖かいシーズンに訪れると良いでしょう。

国内のエリア一覧

海外のエリア一覧

カテゴリー一覧

モナコでおすすめの記事

モナコのアクセスランキング