チリ北部の中心都市アントファガスタのおすすめ観光スポット5選

画像出典:Nicholas Tinelli

チリ北部の中心都市アントファガスタのおすすめ観光スポット5選

チリ北部に位置するアントファガスタは、褐色の荒野が広がる地域です。アントファガスタというの名はケチュア語で「銅が隠れている場所」を意味しており、その名の通り鉱物資源に恵まれているのだとか。かつてボリビア領だったこの地域は、1904年にチリの正式な領土になりました。年中過ごしやすい砂漠気候で観光にも人気のアントファガスタ。今回は、その中でもおすすめ観光スポットをご紹介いたします。

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チリ北部の中心都市アントファガスタのおすすめ観光スポット5選

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1.ラ・ポルターダ

ラ・ポルターダは、アントファガスタ市内から北におよそ16㎞に位置する景勝地。たくさんの岩が織りなす天然の芸術作品が、観光客を魅了します。アントファガスタ地方は海岸沿いに切り立った山脈があり、大昔はラ・ポルターダの辺りは海底でした。

数千年に及ぶ海水の浸食を受けた堆積岩が、隆起によって地上に現れます。岬には見晴らし台や駐車場、レストランがあり、下の砂浜まで安全に観光できるよう遊歩道が設置されているので、降りて行ってまじかに奇岩群を見ることをおすすめします!

2.パセオ・デル・マ・アントファガスタ

アントファガスタの美しい海岸沿いにある長い遊歩道「Paseo del Mar Antofagasta」は、市民や観光客が海を見ながら散策を楽しめるところです。場所によってはボードウォークの一部がガラス張りになっていて下の海面を見ることができます。遊歩道からアントファガスタのビル群のすぐ向こうに褐色の山脈があり、ここが砂漠の中に築かれた都市であることを実感できますよ!



3.コロン広場

コロン広場はアントファガスタの中心に位置し、1ブロック歩けば海岸に出れるという好立地にあるので、観光の拠点となるでしょう。目印はチリ独立100周年を記念してイギリスから送られた時計塔です。周辺にはカフェやレストランがあるのも便利ですね!

高さおよそ13mの時計塔は、ロンドンのビックベンのレプリカとして知られるようになり観光客も足を止めて写真に収めています。本当はもっと高い塔になるはずだったのですが、アントファガスタ市の条例が広場に面するカテドラルより高い建造物をつくることを禁止していたので、この高さに収められてしまいました。

4.マノ・デル・ディシエルト

出典: Marcos Escalier /flickr(フリッカー)

アントファガスタ市街から約75㎞南、砂漠のど真ん中に建てられた12mの高さを誇る巨大な手のモニュメントです。鉄筋コンクリートでできたこの作品は、チリ人の彫刻家マリオ・イラサバルによって造られています。イラサバルはアントファガスタ郊外にだけではなく、チリの南部プンタ・ナタレス、ウルグアイのプンタ・デル・エステ、スペインのマドリード、イタリアのベネチアにも同じような彫刻を造っています!
周囲には何もありませんが、それによって巨大な手の奇抜さがさらに増しています。

交通が不便にもかかわらず、わざわざ見に来る観光客が多いですよ。レンタカーがあれば問題ないでしょう。

5.中央市場

アントファガスタの中心に位置するコロン広場から徒歩でおよそ10分、一見市場とは思えない立派な外観を誇るアントファガスタの中央市場は、いつも市民でにぎわっています。地元の方々の生活を垣間見たい観光客にとってはうってつけの場所ですよ。

市場の建物は1920年に設立され、生鮮食品や日常品を扱う市場となっています。市場の裏手にはソトマヨル広場があり、休憩スポットとして観光客も利用しています。市場には食堂街もあり、アントファガスタ地方の郷土料理が安く食べられるとあってグルメ好きの観光客に人気ですのでぜひ訪ねてみてください。

◎まとめ

アントファガスタは観光地であり商業の町であります。広場や市場、ユニークな奇岩群、奇抜な手のモニュメントなど見ごたえのある場所も多かったですね。気候も良く、治安のよい街ですから安心して散策ができるのは海外から訪れる観光客にはありがたいですね。ではチリ北部の観光の際はぜひ、アントファガスタにも立ち寄ってください!

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